「一度も撃ってません」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(1件)

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【承】– 一度も撃ってませんのあらすじ2

一度も撃ってませんのシーン2

画像引用元:YouTube / 一度も撃ってませんトレーラー映像

夜になると市川は、トレンチコートに黒の中折れ帽という格好で、夜にも関わらずサングラスをかけて、どこへともなく外出します。妻の弥生に行き先は告げません。

夜の街を歩いた市川は、高級なバーの止まり木で酒を注文し、ゆっくりと飲みながら煙草をふかします。止まり木の反対側の端に、元検事で市川の友人でもある石田和行が座りますが、このバーで市川と石田は会話を交わすことがありません。あくまで他人同士です。

石田はバーテンダーの女性・中道亜美に、シニカルな表現でルージュを褒めました。「完熟のトマトは腐るのが早いから、今のうちに高く売りつけろ」と言う石田は、実は亜美の父親です。皮肉っぽく話した石田は去り、憮然とする亜美に同情を寄せながら、市川は酒を注文します。

バーを出て裏通りを歩く市川は、裏通りのガンショップの店主・梶井が亡くなって店を畳んだことを張り紙で知りました。通りかかった顔見知りの男性が市川に、梶井はサイレントキラーに殺されたのではないかという噂があると耳打ちします。

梶井とはもう35~36年の付き合いだと言いながら、市川は感慨深げにしていました。

裏通りの酒場に、『Y』というバーがあります。看板は地味で馴染みの常連客しか訪れません。マスターはスキンヘッドの謎の男・南雲雄平、通称:ポパイです。せまい店は客で混雑していました。

『Y』で五木と酒を飲む児玉は、自分の定年退職後は担当作家・市川の後任になってくれと五木に話します。純文学で2冊売れたあとは鳴かず飛ばずの市川が、最近はハードボイルドに手を出していることに触れた児玉は、その作品について言及します。

東京ではこの20年ほどで、他殺を疑われる自殺や事故、未解決事件が20件ほどあります。それらは巷では「サイレントキラーの仕業ではないか」と言われていました。

そして市川が御前零児名義で書いている小説『サイレントキラー』は、未解決事件をモデルにして小説を書いています。内容的には見るべきものはないものの、殺し屋がターゲットを殺害するシーンが異様なまでに微に入り細を穿つ描写なのでした。まるでその殺人をしたのではないかと思うほど、殺人前後の描写の一部始終を詳しく書いているのだと、児玉は五木に話します。

それを読む児玉は、市川がサイレントキラーなのではないかと疑うのですが、言えずにいました。それを五木に打ち明けて、児玉は市川の担当を頼みます。

店に市川を呼んでおり、児玉は市川と五木をもうすぐ引き合わせる予定なのです。

店に石田がやってくると、顔を知っている刑事を引き立てて何やら注意をします。石田は元検事で、警察にも顔が利く人物です。石田の横を通過して、市川が『Y』へやってきました。児玉、五木と会います。

新担当として五木と引き合わされた市川は、自分の作品の感想を聞きました。五木は遠慮なく市川に対し「陳腐です」と酷評します。五木は最近の若者らしく酒も嗜みません。「夜は、酒が連れてくる。夜を知れ」と言う市川のことばを聞いて、五木は噴き出しました。バカにしています。

張り込みの刑事が店内で、薬の売人・植田順を取り押さえました。ひとしきり店内は騒がしくなりますが、またすぐ静かになります。

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