映画:亀は意外と速く泳ぐ

「亀は意外と速く泳ぐ」のネタバレあらすじと結末

コメディ映画

亀は意外と速く泳ぐの紹介:三木聡監督が制作し上野樹里が主演をつとめたコメディー作品です。作品全編を通して小ネタや笑いのエッセンスが散りばめられており、脱力系コメディという唯一無二の世界観を持った作品でもあります。上野樹里演じる平凡な主婦「スズメ」がスパイ募集の張り紙を見つけたことから日常の見え方が変わっていくというストーリーで、平凡な日常の中に隠れているちょっとした違和感や裏側に隠れた世界が独特のタッチで切り取られています。

あらすじ動画

亀は意外と速く泳ぐの主な出演者

片倉スズメ(上野樹里)、扇谷クジャク(蒼井優)、クギタニシズオ(岩松了)、クギタニエツコ(ふせえり)、ラーメン屋のオヤジ(松重豊)、豆腐屋のオヤジ(村松利史)、水道屋(緋田康人)、パーマ屋のおじさん(温水洋一)、福島(嶋田久作)、中西(伊武雅刀)、加東先輩(要潤)

亀は意外と速く泳ぐのネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

【起】- 亀は意外と速く泳ぐのあらすじ1

亀は意外と速く泳ぐのシーン1 主人公・片倉スズメは、海外へ単身赴任している夫を持つ平凡な主婦でした。
毎日の生活に刺激的なことは何もなく、ペットの亀にエサをやる退屈な毎日を送っていました。
スズメとは対照的に、親友の扇谷クジャクは破天荒な人物で、奇抜なファッションに身を包み、洞穴に作った家で生活し、思ったことはなんでも口にする天真爛漫な人物でもありました。
同じ日に生まれた2人ですが対照的な性格で、好きな数字は6、好きな寿司ネタはハマチ、好きな言葉は「半額」というスズメは、自分の平凡な人生に嫌気がさしていたのでした。
ある日スズメはベランダの排水溝に亀のエサを詰まらせ、水道屋さんを呼ぶことにします。
水道屋さんに変な自慢をされたスズメは、自分の目で確かめるため、かつて水道に詰まっていたという「いかめし」を見に行きます。
その帰りに100段階段をのぼっていると、階段の上から大量のりんごが転がってきてスズメはその場に倒れてしまいます。
スズメはそこで階段の手すりに張り付けてある「スパイ募集」と書かれた小さいシールを見つけるのでした。
クジャクから喫茶店に呼び出されたスズメですが、待っていたスズメにクジャクは2時間遅れると連絡し、スズメは公園で縄跳びをして待っていました。
ほかにやることもなくぼんやりと商店街を歩き、豆腐屋ともなか屋をやり過ごしていると、「永久パーマ」と書かれた理髪店を見つけ、思い切ってパーマでもかけようかと入ってみたものの大失敗。
遅れてやってきたクジャクは、こんもりと盛り上がったスズメのくるくる頭を見て「ラーメンが食べたくなってきた」と言うのでした。
スズメとクジャクは近所にあるそこそこ味のラーメン屋「サルタナ」に入でラーメンを食べ帰ることにします。
バス亭でバスを待つ間にトラックをヒッチハイクして乗り込むクジャク。
スズメはバス停で待っていてもバスにすら気づいてもらえず、存在感のないスズメは思い立ってスパイ募集のシールに書かれていた番号に電話します。

【承】- 亀は意外と速く泳ぐのあらすじ2

亀は意外と速く泳ぐのシーン2 面接が行われるということでスズメが訪れた場所は、どこにでもあるアパートの一室でした。
インターフォンを押すとクギタニシズオとエツコのスパイ夫婦が住んでおり、彼らはスズメを一目見てその平凡さに気づき「平凡バカ」と評価するのでした。
「とりあえず今日からスパイ」と言われたスズメは活動資金として500万円を渡され、スパイ活動をしていくことになります。
ある国のスパイをやっているというクギタニ夫妻は本国からの連絡を受けてスパイ活動を行なっていますが10年以上も音沙汰がなく、スパイと悟られないように生活しながら連絡を待っていたのでした。
スズメもスパイ活動に加わることになりますが、その任務は今のところ平凡に暮らすことのみであり、平凡とは何かを考えるうちにスズメは退屈な日常が少し楽しくなっていくのでした。
その後もクギタニ夫妻と行動を共にするスズメは、レストランでウエイトレスの記憶に残りにくいメニューを注文するように言われますが、自分だけ気づかれてしまいます。
また、スーパーにて普通を意識した買い物をするようにと言われ、そこそこの評価を受けるのでした。
ある日、スズメはクジャクに頼まれて商店街の福引に並ぶことになります。
スズメがクジャクの頼みを断れないのは、かつての借りがあるからで、昔好きだった先輩の寝間着姿を見たいというスズメの相談を聞いて、クジャクはスズメのために変電所に忍び込み、電線を切ってわざと停電を起こしたことがあったからでした。
スズメはいざ自分が福引を引く番になって、自分がスパイ活動中であることに気がつきます。
目立たないようにと願いながら福引を引くと、結果は外れでスズメは思わず喜んでしまうのでした。
残りの福引は戻ってきたクジャクが引くことになり、クジャクは地引き網とバーベキュー大会を引き当てるのでした。
その後、スズメはクギタニ夫妻からそこそこ味のラーメン屋「サルタナ」の店主もスパイ仲間であることを知らされます。
彼はスパイであることを怪しまれないように、あえて美味くもなく不味くもないラーメンを作っていたのでした。
ラーメン屋を出るとシズオの元にメールが入り、シズオはメールの内容をエツコに知らせます。
その途端今までと違う真剣な表情を見せ、2人はスズメと別れて去っていくのでした。

【転】- 亀は意外と速く泳ぐのあらすじ3

亀は意外と速く泳ぐのシーン3 スズメはクジャクとともに海岸で多くの人たちと地引き網をしていました。
地引き網のどこが楽しいのかと、めんどくさそうに網を引くクジャクとは対照的に、スズメはどこか楽しげに地引き網に参加していました。
そんなスズメの様子を見て、クジャクは「そんなスズメがうらやましい」と言います。
そんな中、地引き網は水死体が発見されたことで中止となってしまうのでした。
クギタニ夫妻に秘密の場所へと呼び出されたスズメは、そこで本物のピストルを渡されます。
ピストルを助手席に置いて目立たないように車を運転していたスズメは逆に怪しまれ、警察官に呼び止められてしまいます。
今度はより普通を意識して、法定速度をややオーバーするぐらいの速さで走りますが、またしても警察に止められてしまうのでした。
幸いにもピストルのことがバレることはなく、クギタニ夫妻はスズメにピストルの使い方を教えるために教官を呼んでいました。
それは商店街の豆腐屋さんで、彼は豆腐屋でありながら一流の殺し屋でもありました。
そんな中、警察ではスパイを一斉摘発するという話しが出ていました。
帰りの車の中でスズメはクギタニ夫妻に、今のうちに会っておきたい人について聞かれ、考えてしまうのでした。
スズメはクジャクに連絡してみますがつながらず、借金を抱えてどこかへ逃亡しているようでした。
実家に帰って父親と会ったスズメは父親と久しぶりに相撲をして縁側に座り、親子ふたりで笑い合うのでした。
あるとき、スズメはシズオから商店街のアナウンスについて聞かされます。
何気なく流れているお店の紹介アナウンスですが、この声はエツコの声であり、アナウンスで「グランドキャバレー」の紹介が入るときは緊急招集の合図だと聞かされます。
シズオはエツコがアナウンスしている商店街の放送室を訪れ、彼女がアナウンスしている様子を嬉しそうに見つめているのでした。
一方警察は水道屋から情報を仕入れ、スパイについて調べていました。
ある日、お店でウクレレを見ていたスズメは、「グランドキャバレー」のアナウンスを聞いてハッとするのでした。

【結】- 亀は意外と速く泳ぐのあらすじ4

亀は意外と速く泳ぐのシーン2 アナウンスを聞いていたのはスズメだけではありませんでした。
豆腐屋の店主やシズオ、ラーメン屋「サルタナ」の主人もその声に気がつき、スズメは胸騒ぎを感じながら自転車で走り出すのでした。
ラーメン屋の主人は自分のために本気で作った美味しいラーメンを仕込み、一緒にいた豆腐屋の店主とともにそのラーメンを味わいます。
その味は行列のできるラーメン屋にもひけを取らないもので、ラーメンを食べた豆腐屋の店主は美味しさのあまり涙するのでした。
スズメは近所の川へ、ペットの亀を逃がしにいきます。
そこでおぼれて流されている子どもを発見し、助けたスズメはすぐにその場を立ち去ったものの、翌日のニュースで大々的に放送されてしまうのでした。
それを機に警察も本格的にスパイを捜索するようになります。
スパイ活動を行なっている商店街の店主たちは一斉に店を閉め、待ち合わせ場所となっている公園に向かいますが、警察は留守となっているクギタニ夫妻のアパートに踏み込もうとしていました。
スズメは警察の捜査を妨害するため変電所へと侵入し、電線を切って停電を起こします。
警察に追われていたスパイたちは停電によって公園に集まることができたのでした。
最後にスズメが到着し、公園のベンチの下から階段が現れて、スパイたちはみなその中へと入っていきます。
しかしスズメだけはスパイを中止するようにと指示されてしまったことで、1人だけその場に残されてしまいます。
それっきりスズメがスパイたちと会うことはありませんでした。
別れ際、「サルタナ」の主人からそこそこラーメンの作り方が書かれたメモを受け取っていたスズメは、家に帰ると1人でラーメンを作って食べていました。
その味はまさしくそこそこの味なのですが、その目にはなぜか涙が浮かんでいるのでした。
スズメの前には人助けでもらった500万円とペットのカメ、そして以前の平凡な暮らしが戻っていました。
スズメは、フランス滞在中にスパイと間違えられて捕まってしまったクジャクを助けるために、旅行カバンを持って歩きだすのでした。

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みんなの感想

ライターの感想

この作品を見ていると、日常のいろいろなところに面白いものが転がっていることに気づかされます。
またそれを見逃さない監督の観察眼も素敵だと思いました。
堅苦しく考えずに気軽に映画を見たいとき思ったときにチョイスしたい作品です。

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