「天才マックスの世界」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(1件)

コメディ映画

「ザ・ロイヤル・テネンバウムズ」や「ライフ・アクアティック」など、独特の作風が高い評価を受けているウェス・アンダーソン監督の、長編2作目となる作品で、アンダーソン監督の原点とも言われている映画です。タリア・シャイアの息子、ジェイソン・シュワルツマンが映画初主演を務め、ビル・マーレイが主人公の友人となる中年男を好演しています。

あらすじ動画

天才マックスの世界の主な出演者

マックス・フィッシャー(ジェイソン・シュワルツマン)、ハーマン・ブルーム(ビル・マーレイ)、ローズマリー・クロス(オリヴィア・ウィリアムズ)、校長(ブライアン・コックス)、ダーク(メイソン・ギャンブル)、ヤン(サラ・タナカ)、ブッキャン(ステファン・マッコール)、マックスの父親(シーモア・カッセル)

天才マックスの世界のネタバレあらすじ

【起】– 天才マックスの世界のあらすじ1

天才マックスの世界のシーン1

画像引用元:YouTube / 天才マックスの世界トレーラー映像

私立の名門・ラシュモア校に通う15歳のマックス・フィッシャーは、数学の授業で教師が黒板に書いていた難問に挑戦し、見事に解答を導き出して、クラスメイトの喝采を浴びます。しかしこれはマックスが見ていた夢の世界の話で、実際のマックスは赤点だらけで進級できず、落第を繰り返していました。

しかしマックスは、部活動に対するやる気だけは旺盛で、運動部や文科系など種別を問わず20近い部活に所属し、自ら発起人となって立ち上げた部活も多くありました。それだけやる気はあったものの、決してスポーツが得意なわけではなく、運動部では控えに甘んじることがほとんどでした。

そんなマックスでしたが、落第したことで仲良くなった年下の親友・ダークや、学校での講演を称賛したことで、学校の理事でもある地元の名士・ハーマンとも友人関係を築いていました。しかし校長に呼び出され、今度落第したら退学だと、瀬戸際に追い込まれます。

大きな鉄工所の社長であるハーマンは、恵まれた暮らしをしているかに見えましたが、粗暴な体育会系の息子とソリが合わず、息子の誕生パーティーでも一人ぼっちで、何かむなしさを感じていました。そんなハーマンには、落第続きの問題児でもやる気だけはみなぎるマックスが、魅力的に見えたのでした。

日々の部活に励むマックスは、対照的に女性に対してはウブなままでしたが、ある日図書室で借りた本に書かれていた言葉を見たことがきっかけで、学校の新任女教師・クロスが気になりだします。その本はクロスが学校に寄贈したもので、書き込みも彼女が書いたものでした。

クロスが寄贈した本は、クロスの今は亡き夫が遺したものでした。クロスは若くして結婚し、そして未亡人になっていたのです。そんなクロスのために、マックスは精力的に動き始めます。クロスがラテン語に興味があると知ると、すたれた言語だからと教科から外す運動をしていたラテン語の授業を、署名を集めて理事会にかけて復活させます。

続いてクロスが魚が好きだと知ると、資金力のあるハーマンに協力を仰ぎ、校庭に水族館を建設する計画を立てます。校長にも内密で始めた水族館建設は、野球部のグラウンドを削って作るという強引なものでしたが、マックスはその施工式にクロスを招待します。

しかしクロスは、マックスが自分に好意を寄せていることに気付き、年が離れすぎていると考え、マックスと距離を置くようになっていました。マックスは自ら脚本を書いた演劇にもクロスを招待しましたが、クロスが同世代の男の友人を連れて来たのを見て、深い嫉妬を感じてしまいます。

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