「完璧な他人」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(1件)

コメディ映画

完璧な他人の紹介:2018年製作の韓国映画。イタリアのブラック・コメディ「大人の事情」を韓国でリメイク。整形医ソクホと精神科医の妻イェジンの新居に、親友とその妻たちが集まる。彼らは自分たちの間に隠し事がないことを証明するため、スマホに届く電話やメールを全員に公開することにしたが……。監督は、「王の涙 イ・サンの決断」のイ・ジェギュ。出演は、「1987、ある闘いの真実」のユ・ヘジン、「模倣霊」のヨム・ジョンア、「工作 黒金星と呼ばれた男」のチョ・ジヌン、「江南ブルース」のキム・ジス、「今日の恋愛」のイ・ソジン、「私は公務員だ」のソン・ハユン、ドラマ『魔女の法廷』のユン・ギョンホ。

あらすじ動画

完璧な他人の主な出演者

チョン・ソクホ: チョ・ジヌン – 豊胸整形医。 イェジン: キム・ジス – 精神科医。 カン・テス: ユ・ヘジン – 弁護士。亭主関白。 スヒョン: ヨム・ジョンア – 専業主婦。 コ・ジュンモ: イ・ソジン – 事業家。 セギョン: ソン・ハユン – 獣医。 ヨンベ: ユン・ギョンホ – 元体育教師。 ソヨン: ジウ – ソクホとイェジンの娘。 ヨンベの父: イ・スンジェ – 元校長。 イェジンの父: イ・ドギョン ミンソ: キム・ミンギョ – ヨンベの恋人。

完璧な他人のネタバレあらすじ

【起】– 完璧な他人のあらすじ1

完璧な他人のシーン1

画像引用元:YouTube / 完璧な他人トレーラー映像

【1984年2月 束草(ソクチョ)】

5歳の少年たちが厚い氷を割って、釣りをしています。釣れた魚はフナでした。

ひとりの少年は「水がしょっぱいから氷の下は海だ」と言いますが、別の少年は「フナがいるから湖だ」と言います。その場所は「永郎(ヨンラン)湖」という名ですが、川で採れるアイナメや海水魚のクロソイも採れました。

5人の少年たちは釣りをしながら海か湖かで揉めていましたが、やがて一斉に空を見上げます。その夜は月食が起こる日で、少年たちは期待を寄せて月を見つめます…。

【34年後】

大韓民国・ソウル。2018年。

獣医の女性・セギョンはスマホにかかった電話に応対して「混合ワクチンは接種した?」と聞いています。相手の相談を聞いて「犬用シャンプーを使わなくちゃ」と犬の飼い主に助言しています。

セギョンの夫で会社社長であるコ・ジュンモが、後ろから通話中のセギョンを抱きしめました。セギョンはテリー犬だと電話の相手にごまかしつつ、そのままベッドに倒れ込みます。

精神科医の女性・イェジンは、20歳の娘・ソヨンが出かけるので心配しています。ソヨンは女友だちのヒョナと映画に出かけると言っていますが、恋人のジェホに会うのだとイェジンは気づきました。ウソがバレそうになると怒ると指摘すると、ソヨンは「私は患者じゃない」と言い返します。

イェジンはソヨンのバッグをあさり、コンドームを見つけていました。それを見せながら話をすると、ソヨンは「バッグを勝手に見ないで」と母親を部屋から追い出します。

キッチンでは夫で豊胸整形医のチョン・ソクホが料理を作っており、20歳になった娘に過保護だとイェジンに言います。ソクホは娘の恋愛に口出しして駆け落ちされては困るぞとイェジンに話します。

弁護士のカン・テスは仕事相手に電話したあと、妻のスヒョンの化粧が濃いと注意します。

テスとスヒョンには幼い子どもが3人おり、今夜の夫婦の外出のために同居するテスの母が孫3人の面倒を見ることになっていました。

スヒョンは義母に子どもたちの世話を頼むと、夫を先に車へ行かせて部屋に戻ると、ショーツを脱いでから家を出ました。車に乗り込みます。

娘のソヨンのバッグにコンドームが入っていたことをイェジンが話すと、ソクホは「バッグを見たのか」と呆れていました。ソクホとイェジンは大学時代に授かり婚で学生結婚していることをソクホは指摘しますが、イェジンはそれでも娘に厳しく考えてしまうようです…。

(映画タイトル)

ソクホたちは幼少期からの長年の友人でした。家族ぐるみでの付き合いです。

このたびはソクホとイェジンの夫婦がソウルに高級マンションを購入したので、新居で引っ越し祝いをする予定でした。

・チョン・ソクホ…豊胸整形医の夫。45歳。

・イェジン…ソクホの妻。精神科医で、父親も開業医。ソクホとのあいだにソヨンという20歳の娘あり。

・カン・テス…弁護士。

・スヒョン…テスの妻。専業主婦で、3人の子どもあり。義母と同居。

・コ・ジュンモ…事業家(会社社長)。親が資産家でモテる。

・セギョン…ジュンモの妻。獣医。新婚。

・ヨンベ…バツイチの男性。元体育教師。

スヒョンが車を運転する助手席で、弁護士のテスは書類に目を落としていました。テスはスヒョンに厳しい物言いをし、自分の母親に家政婦のような扱いをするなとたしなめました。

今日は何年かぶりの月食です。文学教室に通うスヒョンが月食に関する詩を唱えると、テスは鼻持ちならないというような顔をしました。

同じ頃、新婚夫婦のジュンモとセギョンも車でソクホ宅に向かっていました。2人はイチャイチャしており、セギョンの太ももを触っていたジュンモは「またしたくなってきた。車を停めよう」と話します。

ソクホとイェジンの家に、テスとスヒョンがやってきました。続いてジュンモとセギョンも到着します。ジュンモたちが持ってきた引っ越し祝いは、フクロウの置物でした。「西洋でフクロウは知恵の象徴。日本では幸福の象徴」と言いながら出しますが、スヒョンはその置物が「中国製」であるとすぐ気づきます。

スヒョンはイェジンにバスルームを案内してもらい、豪華なつくりに感心します。今回イェジン夫婦はこの新築マンションだけでなく、ソクホが経営する整形外科病院の敷地も購入したようです。それを言って羨ましがりました。

集まった6人は食事の支度をしながら、まだ到着していないヨンベのことを気にしていました。ヨンベは元妻・スジョンと離婚したあと、現在はミンソという相手と交際しているそうです。今回の集まりにその新恋人を連れてくるらしいので、みんな注目していました。

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