映画:散歩する惑星

「散歩する惑星」のネタバレあらすじと結末

コメディ映画

散歩する惑星の紹介:2000年製作。どこかの惑星で起こる不条理な出来事を、CGなしのこだわりで描いている。巨匠ロイ・アンダーソンが手がけた作品で、カンヌ映画祭で審査委員特別賞に輝いた。

あらすじ動画

散歩する惑星の主な出演者

カール(ラース・ノルド)、シュテファン(シュテファン・ラーソン)、手品師(ルチオ・ヴチーナ)、会社員(トルビョーン・ファルトロム)

散歩する惑星のネタバレあらすじ

【起】- 散歩する惑星のあらすじ1

咳き込むレナートは、日焼けマシンの中にいながら、ペレに話しかけます。ペレは700人もの解雇を残念に思っていました。
レナートは目標は1000人であり、何事にも終わりが来ると話します。彼は3時の便で発つことにして、終末の頃には遥か彼方です。
無遅刻無欠勤のラッセは、ペレに呼ばれて会社に向かいます。30年会社一筋なのにと、ラッセはペレの足にしがみつきます。
自宅のベッドの上で、妻はラッセの手を自分のアソコに当てて励まします。
会社にスヴェンソン氏を探しに来た男は、冷たくあしらわれてしまいます。会社から出ると、男たちに囲まれてボコボコにされます。病院に運ばれて、廊下のベッドに移されます。赤ん坊を抱いた妻が御見舞にきます。
手品師は、会場で手品を披露します。一人の男性が箱の中に入り、ノコギリで切っても大丈夫という手品です。
手品師がノコギリで切っていくと、男性は痛い痛いと叫びます。手品師は助手らと共に男性を病院に連れていきます。
口の空いた女性は、4時間でたった200メートルしか進まないと、カフェの電話で渋滞の酷さを嘆きます。
そこへ店が燃えて財産を失った男・カールがやってきます。カールの息子・シュテファンはカフェで心配しながら待っていました。
抜け出す方法はないのかと女性が聞くと、カールはないと答えます。

【承】- 散歩する惑星のあらすじ2

自宅に帰ってきて、カールはベッドで横になっている妻の尻を触りながら、大変なことがあったと話します。自分で放火して、全て終わらすつもりだったと打ち明けます。
保険会社の人から保証書を聞かれ、カールは全て燃えたと訴えます。株価が下落し、限界を超えたことも伝えます。通りではデモを起こして戦う人がいました。
カールのもう一人の息子・トーマスは心を病んでしまっていました。カールは神父に相談に行きます。
神父は自分の家が売れなくて困っていることや、株価のせいだと言って彼を励まします。
心を病んでいるトーマスから、タクシー運転手を継いだ弟・シュテファンは軍人を乗せます。彼は渋滞の理由が分からず、駅から歩いてきてました。
軍人は息を切らしながら、前総司令官・エメリタスの100歳の誕生日を祝うため、老人ホームの聖ジョージまで頼みます。
聖ジョージでは、続々と花が届いていました。そして軍人たちが、エメリタスの前に現れます。1人の代表者が祝福を伝えます。
カールは、安く仕入れて高く売れる物を探しに会場に来ていました。100倍で売れると紹介された商品は、キリストをモチーフにした置物でした。
ゴミを漁っている男は、通りがかりの男から、以前はそこの最上階の部屋に住んでいたと聞きます。理由を尋ねると、スサンヌに捨てられたと聞きます。
男は電柱を叩いて、スサンヌに情がないのかと訴えます。スサンヌはミッキーと愛し合っていました。知り合いかとミッキーに聞かれ、スサンヌは否定します。

【転】- 散歩する惑星のあらすじ3

電車のドアで指を挟んだ男がいました。その様子を見に来た人たちはドジだと思います。
車掌が内側からドアを開けて、男の指は外れます。指のほうは大したことありませんでした。
結局、カールはキリストの置物を仕入れていて、この現場に来ていました。人々が去った後、カールが歩きだすと、後ろからスヴェンがついてきます。
久しぶりに再会で、カールは彼が自殺したと思っていました。そのことを聞いて、スヴェンは手首から血が流れているのを見せます。
そこへ姉に謝れなくて後悔している幽霊の男が現れます。彼はドイツ軍によって絞首刑にされたのです。迫害によって、姉の隣りで絞首刑にされました。
スヴェンにはお金を貸しており、ある意味カールはホッとしていました。カフェでスヴェンに向かって話すカールを見て、従業員は遠ざかります。
カールは保険が下りたことをトーマスに話します。トーマスに何か喋らそうと怒鳴りますが、カールは看護師に連れて行かれます。
経済について役人が話し合っていると、向かいのビルが動いているのが見えてきます。一斉に立ち上がって、ドアへと向かいます。大勢駆け寄ってきたので、これではドアが開きません。
会議では平静が求められています。そう言われた後、役人たちは窓の方を見て立ち尽くします。

【結】- 散歩する惑星のあらすじ4

少女アナは、たくさん本を読んできた役人たちに囲まれていました。不可能なことがあることを説明され、本をたくさん読めば、賢くなれて経験のおまけもつくと勧められます。
目隠しをされて、アナは大勢の人が見守る中、身投げをする崖の上に立たされます。背後から女性が近づいて、アナを押します。アナは叫び声をあげながら落ちていきます。そして歌が流れます。
また若い命が犠牲になりました。他に方法はないのか聞かれても、司教はないと答えます。
ペレは空港で、ロベルトと共に大量の荷物を乗せた荷台を運んでいます。他にも大勢の人が同じような状況です。
カールに置物を売ったウッフェは、売れずに残った大量の在庫を捨てていました。十字架で金儲けをしようとしたことを恥じます。
カールはその場にやってきます。ウッフェはそれでも売れる物をこれから探すと意気込みます。その時は電話するとカールに告げます。
カールもまた、仕入れた置物を持ってきていました。捨てようとしていると、スヴェンたちがやってきます。なぜ苦しめるのか、どうしたら許してくれるのかと、カールは訴えます。
なぜつきまとうのかと限界にきて、カールはゴミを投げつけます。スヴェンたちは帰ることにします。他の幽霊たちも立ち上がり、スヴェンたちと去ります。
しかしアナだけはこちらにやってきます。そしてアナに続くように、幽霊たちはカールのほうへと戻ってきます。カールは静かに暮らしたいだけなのにと嘆きます。

みんなの感想

ライターの感想

この映画は、シュールで淡々と物語が進んでいきます。各々の物語は幾つかに別れており、独特と言える世界観で展開されていきます。
不条理を描いているだけあって、ポジティブな感情が少ないのが印象的です。お気に入りの物語を見つけて、友人や家族と話し合って楽しむことができます。
CGが使われてないのが特徴であり、登場人物や背景など、加工されたものではありません。それが現実味を見る側に与えてくれ、本当にどこかの惑星で起こっていることなのかもしれないと、不思議な気持ちで見続けてしまう魅力たっぷりな映画です。

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