「本能寺ホテル」のネタバレあらすじと結末の感想

本能寺ホテルの紹介:2017年公開の日本映画。婚約者の両親に会うために京都へとやってきた女性が、本能寺ホテルに泊まることになり、本能寺の変の前日の織田信長と出会って交流する様を描いている。鈴木雅之監督、脚本の相沢友子、堤真一と綾瀬はるかが再び集結して贈る作品。

予告動画

本能寺ホテルの主な出演者

倉本繭子(綾瀬はるか)、織田信長(堤真一)、森蘭丸(濱田岳)、吉岡恭一(平山浩行)、本能寺ホテル支配人(風間杜夫)、明智光秀(高嶋政宏)、吉岡征次郎(近藤正臣)、大塚(田口浩正)

本能寺ホテルのネタバレあらすじ

【起】- 本能寺ホテルのあらすじ1

天正10年6月2日、京都本能寺。明智光秀の謀反により、織田信長は天下統一を目前にしながら、歴史の舞台から姿を消しました。
織田信長の遺体が見つからなかったことなど、本能寺の変は多くの謎に包まれていました。
繭子は婚約者の吉岡とホテルの予約をして、彼の両親に会いに京都へとやってきました。吉岡が到着するまでの間、お店で金平糖を買います。この金平糖は戦国時代から続き、かの織田信長が食べていたとも言われています。
繭子がホテルに向かうと、予約は来月になっていると言われ、部屋は満室でした。どうしようとさまよう繭子は、古びたホテルへとやってきます。
このホテルは、本能寺ホテルという名前でした。偶然にも部屋が開いていて、鍵を支配人から渡され、繭子はエレベーターに乗ります。
エレベーターの扉が開き、その先は天正10年の本能寺でした。繭子はそこにいる人たちの姿を見て、変な格好だと思います。
それは相手もそうで、森蘭丸という男性と知り合う繭子でした。彼は大事な茶会を控えていることから、胃がキリキリしていました。
繭子も両親と会う約束をしていて、同じく胃がキリキリしていました。使っていた蘭丸に胃薬をあげます。胃薬の効果に驚く蘭丸でした。
うすうす繭子は現代でないことに気づきます。蘭丸から今が天正10年、6月1日だと聞かされます。

【承】- 本能寺ホテルのあらすじ2

親方様・織田信長は恐れられていて、打ち首を平気で行う人物でした。脅されて茶入れを献上することになった男性に、あろうことか繭子は屈しては駄目だとしゃしゃり出ます。
打ち首覚悟であろうな、と織田信長と配下は追いかけてきます。絶体絶命のピンチになった繭子でしたが、ホテルの支配人がベルを鳴らすと、彼女は現代に戻ってこれます。
織田信長は繭子が落としたチラシを拾います。また、繭子は靴を忘れていきました。繭子が支配人を連れて、エレベーターに乗りますが、過去に戻ることはできませんでした。
繭子は吉岡と食事をして、彼の父の店へとやってきます。吉岡の父から、結婚式の日取りを聞かれます。繭子はそのことを知らない様子で、彼がいいならと答えます。
繭子は3月に会社が倒産して、現在新しい就職先を探していました。永久就職として、吉岡からプロポーズされていました。繭子は吉岡の父から、何かやりたいことはないのかと聞かれます。
吉岡が現場から呼び出されて、繭子は本能寺ホテルへと戻ります。ホテルには、もしかすると信長の物かもしれないと言われているオルゴールがありました。
壊れていたはずのオルゴールが鳴り出し、繭子はエレベーターに乗って、再び過去へと戻ります。織田信長は繭子を連れてこいと配下に命じていました。
繭子は見つかってしまい、信長の前に連れてこられます。金平糖を町で購入したと話すと、貴重な金平糖を買えるはずがないと信じてもらえませんでした。
繭子は話しの内容から、目の前にいるのが織田信長だと気づきます。信長は繭子が一体何者なのかと問いただします。繭子は江戸から来たと答えます。
しばらく別室に連れていかれた繭子は、ここが城ではなく、本能寺だと気づきます。蘭丸に話しに行こうとすると、大勢の客が本能寺ホテルにきてベルが鳴らされます。繭子はまた現代に戻ります。

【転】- 本能寺ホテルのあらすじ3

再び繭子はオルゴールが鳴って過去にやってきます。突然現れた繭子に、信長は驚きます。
信長は繭子に目立つからと着物をあげます。そして京都の町を見せて、もうじき天下統一を果たすことができると嬉しそうな様子です。
他に誰も天下統一をしようとしなかっただけだと、信長は男らしく語ります。大きい小さいではなく、やりたいことはないのかと、繭子は聞かれます。
今夜は信長は本能寺に泊まる予定です。もしも繭子が何か言えば、歴史が変わってしまうかもしれません。支配人から注意されていて、繭子は悩みます。
信長は繭子から、家臣が幸せそうに見えないと言われていました。それに悩む信長でした。
その後、繭子や家臣たちは、ぶりぶりぎっちょの遊びをします。信長がやってきて、家臣たちはひざまづきます。
繭子が誘うと、信長が見事にぶりぶりぎっちょをします。家臣たちは信長の活躍ぶりを讃えます。
繭子は江戸からではなく、未来から来たことを話そうとすると、信長は気づいていました。そこで明智光秀が謀反を起こすことから、本能寺を出るように伝えます。
蘭丸は信じず、信長はどうなるのか聞きます。信長と蘭丸は自害すると繭子は伝えます。信長は承知し、繭子は過去を変えてしまったと放心状態です。
吉岡がホテルにやってきてベルを鳴らします。するとエレベーターの中に、着物姿の繭子がいました。
信長は逃げも隠れず、何もしないことを蘭丸に話します。そして文を秀吉に届けるように伝えます。
信長にとって誰がしても良いのです。天下泰平の世となるのが、信長の望みでした。

【結】- 本能寺ホテルのあらすじ4

繭子はなぜ本能寺ホテルという名前なのか、支配人に聞きます。本能寺ホテルの変が起きた場所だから、縁起が悪いと支配人は説明します。繭子は本能寺の変が起きて、歴史が変わってないことに気づきます。
行かなければならないと、繭子は支配人に行き方を問います。支配人は言っている意味が分かりませんでした。
ふと繭子は、自分が金平糖を食べていた時に、過去に飛んでいたことに気づきます。金平糖を食べてエレベーターに乗り込みます。しかし、エレベーターの扉が開いても、過去に戻ることはできませんでした。
支配人がオルゴールを回します。そしてもう一度繭子がエレベーターに乗ると、オルゴールが鳴り始めます。
過去へと戻ってきた繭子は、本能寺が燃えている光景を見ます。明智光秀の軍によって、信長の配下たちは殺されていきます。
繭子は隠れながら、信長の元に向かっていました。蘭丸と出会って、信長の元に連れていってもらいます。
繭子はなぜ逃げなかったのか聞きます。信長は、逃げるように繭子に伝えます。蘭丸は最後まで信長についていくと残ります。
信長はチラシを見せて、未来を表した物であろうと聞きます。繭子はそれが写真だと教えます。これは良いものだと信長は言い、蘭丸はもう行かれよと戸を閉めます。
帰る時はどうするのと、繭子は困ります。ホテルの支配人がベルを落として、繭子は現代に帰ってきます。そして、もしも事前に信長自身が討たれると知っていたにも関わらず、本能寺から逃げなかった理由を支配人に聞きます。支配人は命より価値のある何かのためではないかと答えます。
繭子は吉岡に会いに行きます。吉岡は自分が引っ張って行かなければと考えていました。また、職を失った弱みにつけこんだとも思います。結婚を白紙に戻すことにします。
他に好きな人がいて、すごい奴なんだろ?と吉岡は聞きます。繭子はすごい奴なんですと答えます。
ホテルのチェックアウトを済ませて、繭子は川原へとやってきます。隣に織田信長が座って、微笑んでいるようでした。繭子は社会科教員の登録をしていて、電話で歴史をお願いしますと頼みます。
ホテルの支配人は、オルゴールのネジを回し、金平糖を食べてエレベーターに乗ります。扉が開いて、その光景に驚く支配人でした。

みんなの感想

ライターの感想

この映画は、本能寺や京都の町並みなど、過去現代共に美しい映像が映し出されます。その雰囲気と映像美に心が落ち着きます。
過去へとタイムスリップした繭子と、その時代の蘭丸たちの駆け引きは、コメディ感があって面白くなっています。
また、仲間たちと共に勝ちどきをあげる信長の姿など、織田信長の生き様には熱いものを感じます。
ストーリーの中で何がしたいか悩む繭子に、織田信長や吉岡の父の言葉がアドバイスしているように感じてきます。映画を通して、繭子が成長していく姿も見れる作品になっています。
ゆるりと早すぎない展開に、様々な年代の方でも、混乱せずに見ることができます。バランスのとれた良作として、お勧めの映画です。

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