「殺したいほどアイ・ラブ・ユー」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(1件)

コメディ映画

殺したいほどアイ・ラブ・ユーの紹介:1990年製作のアメリカ映画。浮気亭主を殺そうとしたのはいいが、それが並み外れた体力の男だったことから起こる大騒動を描くコメディ。製作はジェフリー・ルーソーとロン・モラー、監督は「偶然の旅行者」のローレンス・カスダン、脚本はジョン・コストメイヤー、撮影はオーウェン・ロイズマン、音楽はジェームズ・ホーナーが担当。出演はケビン・クライン、トレイシー・ウルマンほか。

あらすじ動画

殺したいほどアイ・ラブ・ユーの主な出演者

ジョーイ・ボカ – ケヴィン・クライン(ささきいさお) ロザリー・ボカ – トレイシー・ウルマン(小宮和枝) ディーボ – リヴァー・フェニックス(中原茂) ナジャ – ジョーン・プロウライト(高橋和枝) ハーラン・ジェームズ – ウィリアム・ハート(大塚明夫) マーロン・ジェームズ – キアヌ・リーブス(井上和彦) ラリー刑事 – ジェームズ・ギャモン(屋良有作) カルロス刑事 – ジャック・ケーラー(沢木郁也) ジョーイの浮気相手 – フィービー・ケイツ(玉川砂記子) ジョーイの母親 – ミリアム・マーゴリーズ(片岡富枝) カーラ・ボカ – アリサン・ポーター ブリジット – ヘザー・グラハム ミリー – シリ・アップルビー 拘置所の密告者 – ジョン・ビリングズリー ディーボの弁護士 – ローレンス・カスダン

殺したいほどアイ・ラブ・ユーのネタバレあらすじ

【起】– 殺したいほどアイ・ラブ・ユーのあらすじ1

殺したいほどアイ・ラブ・ユーのシーン1

画像引用元:YouTube / 殺したいほどアイ・ラブ・ユートレーラー映像

アメリカ・ワシントン州タコマ。1990年。

ジョーイ・ボカは妻のロザリーといっしょに、ピザ屋を営んでいました。ロザリーとのあいだには2人の子どもがおり、夫婦仲は良好です。ほかにもアパートを所有しており、間借り人に貸しています。

神父のところへ懺悔に行ったジョーイは、「この2週間で5回浮気をした」と言いました。しかしすぐ訂正します。懺悔室で指折り数えながら、「2週間で会ったのは7回、相手は5人。回数は数えていないが12回くらい。誤差があるかも」と言います。神父はそれを聞いて、呆れ気味でした。

〝これは本当にあったお話です〟の文字。

(映画タイトル)

ジョーイのピザ屋は繁盛しており、常連客がいつも顔を出していました。ジョーイは客のベニーやマーサ、ドナやサイなど顔見知りの人たちに愛想よく声をかけ、にこやかにおしゃべりしていました。

ピザを作るジョーイの横で、妻のロザリーは忙しく立ち働いて夫を支えています。店にはもう1人、若い男性従業員のディーボが働いています。ディーボは年上の人妻・ロザリーのことが大好きでした。その好意は純粋なものです。

学校から帰ってきた子どもたちが、店にやってきました。子どもはまだ幼い息子と娘です。ジョーイは子どもたちにピザを食べさせます。

店にラリー刑事とカルロス刑事がやってきました。この2人はつい昨日、スーパーの泥棒を逮捕したばかりでした。ジョーイは2人の刑事を褒め称え、彼らがタコマの町の治安を守っていると子どもたちに言って聞かせます。

ピザ屋の仕事が一段落すると、ジョーイは着替えて出かけます。所持しているアパート「ヴィラ・ロザリー」に住んでいる女性・レイシーの部屋の水道管の調子が悪いとかで、様子を見てくると言ってジョーイは工具を持って店を出て行きました。

その後ろ姿を見ながらディーボはロザリーに、ジョーイがレイシーの部屋を訪ねるのは今週3度目で怪しい、浮気ではないかと言います。しかしロザリーは夫のジョーイを信用仕切っており、そんなわけがないと言下に否定しました。もし浮気だったらどうするかとディーボに聞かれ、ロザリーは「死んでしまう。いや、ジョーイを殺す」と答えます。

ところがそのまさかです。ジョーイはロザリーの知らないところで、女遊びをしまくっていました。

レイシー宅へ行ったジョーイは、すぐさまベッドインします。レイシーは泊まっていけと言いますが、ジョーイは首を振りました。ロザリーと離婚する気はさらさらなく、レイシーに「遊び相手だ」と面と向かって言います。

女遊びを除けば、ジョーイはよき父親でした。浮気もロザリーにバレていませんので、ロザリーがジョーイをよい夫だと思うのも仕方ありません。家にはロザリーの母・ナジャも暮らしています。ナジャは死んだ夫の話をして、ロザリーも亡き父親のことを思い出します。

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