「海賊じいちゃんの贈りもの」のネタバレあらすじと結末の感想

コメディ映画

海賊じいちゃんの贈りものの紹介:2014年制作のイギリス映画。祖父の誕生日を祝うため、スコットランドに集まった壊れかけの家族の物語を描いている。美しい自然を舞台に、BBCフィルムズの一流制作陣が手がけた作品。ロザムンド・パイク主演で贈るハートフル・コメディ。

予告動画

海賊じいちゃんの贈りものの主な出演者

アビー(ロザムンド・パイク)、ダグ(デヴィッド・テナント)、ゴーディ(ビリー・コノリー)、ギャビン(ベン・ミラー)、マーガレット(アメリア・ブルモア)、ロッティ(エミリア・ジョーンズ)、ミッキー(ボビー・スモールブリッジ)、ジェス(ハリエット・ターンブル)、アグネス(セリア・イムリー)、ドリーン(アネット・クロスビー)、ジミー(ラルフ・ライアック)

海賊じいちゃんの贈りもののネタバレあらすじ

【起】- 海賊じいちゃんの贈りもののあらすじ1

イギリスのロンドンに住む一家は、75歳の祖父のゴーディの誕生日を祝うために、スコットランドに向かうことになります。
この一家の大黒柱のダグは、浮気をしたことが原因で、妻のアビーと別居状態です。何かと会うたびに、彼女と喧嘩ばかりしています。
長女のロッティは、そんな二人の様子を逐一ノートにメモしています。
弟のミッキーは、オーディンが大好きで、狂戦士ごっこをしています。
妹のジェスは、石がお友達で一緒じゃないと駄目なのです。鍵を隠す癖もあったりと、お転婆な女の子です。
スコットランドまで長い道のりです。途中、アビーの電話に、上司のレオンから電話がかかってきます。ダグはその電話に出て、彼と妻との関係を怪しんで機嫌が悪くなります。
長い道のりなのに、今夜中には到着すると、ダグは兄のギャビンに連絡をします。アビーは明日になると言うようにいったのにと、二人の喧嘩が再度勃発します。
スコットランドのおじいちゃん、ゴーディは癌を患っていて、この間も大変でした。彼のことを考えて、ダグとアビーは良好な関係のフリをすることにします。子どもたちにも協力を頼みます。
ケネスはギャビンの息子で、バイオリンを弾いていました。父からは課題曲をやるように言われていました。ゴーディは自分らしく弾けば良いとアドバイスします。ケネスはどこか弱気で、父からはあれこれ強く言われていました。
ゴーディの屋敷は、投資で成功したギャビンが金をかけていました。ワイヤレスですべて接続可能です。手を叩くと、照明が消えたりします。
ジェスとミッキーは、何かとギャビンに質問をしていきます。そのことを鬱陶しく思うギャビンは、ロンドン育ちで甘やかしすぎだと、ブツブツ文句を言います。
ゴーディは孫達を自分の部屋に招きます。ロッティは何かと嘘をつくことは駄目だと考えていました。そんな孫を見たゴーディは、たまには嘘をついて、楽しい話しをするのも良いのだと教えます。
ロッティはアルバムの写真を見て、ゴーディの近くに写っている人のことを聞きます。その人はヒトラーに戦いを挑み、戦死したゴーディの兄・フレイザーでした。ゴーディはそのことを話さず、アルバムを閉じてしまいます。
ケネスのバイオリンの演奏を聞くことになりますが、子どもたちはうんざりな様子です。
夜遅く、ケネスは女性の悲鳴のような声を聞きます。恐る恐る様子を見に行くと、母・マーガレットが泣いていました。マーガレットは中年なこともあり、たまにこうなるのだと説明をします。

【承】- 海賊じいちゃんの贈りもののあらすじ2

アビーは転居することを考えていて、それがダグの耳に入ります。ダグは子どもたちをどこに連れていくのかと怒ります。ニューキャッスルにと説明するアビーでしたが、ここでも二人の喧嘩は朝から始まります。
その声を聞いて、ミッキーは別居はしてないよと、ゴーディに呟きます。
今日はゴーディの誕生日パーティーを盛大に開く予定です。出席者は215人にも及びます。ギャビンが仕切り、それぞれに役割が決められていきます。
当の本人、ゴーディはケネス以外の孫達と海に行くことにします。
途中寄ったゴーディの友人の納屋で、ロッティは両親が離婚するかなぁとゴーディに話します。ゴーディはそこまで深刻なのかと思います。
浜辺に到着する寸前で、ゴーディはロッティに車の運転をさせてあげます。というのも、ハンドルだけをロッティに任せます。
ゴーディはミッキーに、ヴァイキングの墓で焚き火でもするかと提案します。あの岩場がそう呼ばれているのだと話してあげます。
ゴーディは自分の血を調べてもらい、84%がヴァイキングであると、診断を受けていました。そのことをミッキーに話していました。
狩りの気分を味わうため、ゴーディはミッキーとジェスに、カニでも取っておいでと指示します。二人が海水が冷たいと心配するので、ゴーディは北大西洋だから大丈夫と押します。案の定、冷たくて二人は大慌てです。その姿にゴーディは大笑いです。
孫達はゴーディを砂浜に埋めて遊ぶことにします。ゴーディが動かなくなり、孫達は死んだと思って慌てます。まあそれはゴーディの冗談で、起き上がって驚かしてきます。
もしも自分が死んだら、ゴーディはヴァイキングの戦士のように弔って欲しいと言います。燃える小舟に乗せて、沖に流して欲しいのです。家族のゴタゴタなんかに巻き込まれたくないからでした。
ギャビンはしみったれていて、成り上がりばかり考えています。マーガレットの様子にも気づいていません。ダグはバタバタしていて、アビーは大げさすぎです。
そんな彼らに対し、ゴーディは人は誰しも馬鹿なところがあるのだと言います。それに対して怒ったり批判して、何の意味があると言います。そのうちどうでもよくなると語ります。
それからゴーディは、泳ぎを教えてくれて、ヒトラーと戦ったフレイザーの話しをします。その後、遠くからフレイザーが歩いていきます。ゴーディはそういうことかと納得します。

【転】- 海賊じいちゃんの贈りもののあらすじ3

ミッキーは、ゴーディが仰向けになり、動かないでいる姿を見つけます。また冗談かと思いますが、動かないのでロッティを呼びます。
ロッティも悪ふざけと思いますが、ゴーディが息をしておらず、脈もないことに気づきます。死んだと判断します。
ロッティは大人たちを呼ぶため、家まで走って帰ります。けれども大人たちは、相変わらずもめてばかりでした。
ゴーディのユニフォームを取ってきて、ロッティは大人たちに任せられないと言います。ミッキーとジェスと共に、ゴーディが望んだお葬式をすることにします。
落ちていた木を集めて筏を作り、帆も付け加えます。筏が動かせないので、車にくくりつけます。そしてミッキーがアクセルを手で押して、ロッティがハンドルを操作していきます。
ジェスは好きな石を、ミッキーは好きな剣の玩具を筏に乗せます。そしてガソリンをゴーディに撒いて、ロッティがマッチを投げます。燃える筏の乗って、ゴーディは沖へと流されていきます。孫達は祖父が喜んでると思います。
3人は屋敷に帰り、祖父が死んで沖に流したことを告げます。
ギャビンは慌てて警察や救急車の手配を頼みますが、詳細がよく分かってないので、悪戯だと思われてしまいます。
ダグとギャビンは車に乗って浜に向かいます。祖父の車を見つけて、ギャビンは酷く取り乱し、ダグが止めに入ります。
その頃、何も知らないケネスは、パーティーに来ていたバイオリンの演奏家の女性に一目惚れです。一緒にバイオリンを弾いた後、テントの裏でキスをします。
誕生日パーティーに大勢の人が駆けつけます。マーガレットは、ゴーディが亡くなったことを彼らに告げます。
しばらくして警察と児童福祉局の女性が来ます。ロッティ、ミッキー、ジェスは話しを聞かれることになります。
ロッティは、今までのことについてノートに書き留めていました。児童福祉局の女性は、それを預かることにします。アビーは子どもたちを連れて行かれると思って慌てます。

【結】- 海賊じいちゃんの贈りもののあらすじ4

ミッキーとジェスがパソコンを操作していると、あるネットの動画が全部屋の映像に流れます。マーガレットが抗うつ剤で攻撃的になり、お店で商品を人に投げつけている姿が映っています。巨大なカボチャも投げちゃいます。
その映像を見て、初めてギャビンは妻のことに気づきます。
翌朝、孫が祖父を燃やして沖に流したことがニュースになっていました。外はマスコミであふれています。
児童福祉局の女性が再度来て、アビーはノートを返すように要求します。しかし要求は通りませんでした。アビーは裏口の扉を通さず、閉めてしまいます。
少しして、ロッティがドアを開けると、児童福祉局の女性は電話を貸して欲しいと頼みます。
ニュースでは、この事件は荒廃した社会の象徴だとも言われていました。
大人たちがもめているのを見て、ロッティが叫びます。ゴーディが言っていた皆の欠点のことを話します。そして、誰しも馬鹿なところがあるのだとも話します。大人たちは謝ります。
その様子を見て、児童福祉局の女性はノートを置いて帰ります。
ミッキーは外に出て、自分がしたことに責任を感じて、自ら説明しようとします。慌ててダグが屋敷に戻します。
ノーコメント作戦でいくはずでしたが、挑発されたダグは次第に怒っていきます。浮気のことも言われ、父親失格なのでは?と言われます。
アビーが外に出て、自分たちはミスをおかしてきたけれど、子どもたちを守っていくのだと言ってやります。ポンコツ家族で十分だと屋敷に戻ります。
マスコミがいなくなり、ゴーディの家族や友人たちは浜辺に集まります。ダグは父がよく訪れた海で、孫達に囲まれて亡くなったことから、最高の死に様だったと涙を浮かべながらに語ります。
ギャビンは前に進もうと語り、マーガレットの動画の再生回数の多さも話します。そしてケネスに演奏を頼みます。
ケネスは、ギャビンに言われてた課題曲を弾こうとします。しかし、ギャビンは親父らしいのをと頼みます。
その演奏はポップで楽しいものでした。パーティーに呼ばれていた演奏家たちも混ざり、演奏が行われていきます。皆は楽しく踊ります。
ダグとアビーは、別々に住むけれど、もっと会うことにしたと子どもたちに伝えます。ロッティはもうノートを持っていませんでした。それはもう必要がないからです。

みんなの感想

ライターの感想

この映画は、おじいちゃん子には特に泣けてしまう作品です。大きな心を持ったおじいちゃん、ゴーディの器の広さに人の温もりを感じます。
反対に、些細なことでもめる子供みたいな大人たちには困ったものです。それに困る子どもたちには同情してしまいます。
物語においていくつも伏線があり、後にそれが大きな演出に変わります。例えば、ケネスのバイオリンだったり、ゴーディの言葉だったりと、色々あってよく考えられています。
喧嘩する様子が激しい映画ですが、これも伏線の一つであり、後々感動を生む結果となります。
ジェスとミッキーの可愛らしさが際立つ作品でもありました。空想好きなミッキーに、お転婆で面白い話しをするジェスに癒やされました。
度々、画面をダチョウが横切るのが特徴的で面白かったです。鳥や自然も多く映し出されていて、何だかあらゆる要素が詰め込まれていて、人生そのものを見たような気分になれました。本当に良い作品で、誰かに勧めたくなる映画です。

映画の感想を投稿する

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

映画「海賊じいちゃんの贈りもの」の商品はこちら