「潮風のいたずら」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想（1件）

潮風のいたずら

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ゲイリー・マーシャル（監督）

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画像引用元：YouTube / 潮風のいたずらトレーラー映像

超豪華なクルーザーが、オレゴン州の沖合を通過します…。

（映画タイトル）

アメリカ・オレゴン州エルクコーブ。

引っ越してきたばかりの大工ディーン・プロフィットは、クルーザー「完ペキ号」から修理の依頼を受けて港へやってきます。大工道具を片手に乗り込んだ船は、超豪華クルーザーでした。

ディーンが修理の箇所を聞くと、グラント・ステイトン三世は「妻に聞け」と言います。妻なる人物ジョアナ・ステイトンは水着姿で現れると、名乗ったディーンに「遅刻よ」と言いました。高慢ちきな対応です。グラントとジョアナは大富豪の夫婦のようでした。

ジョアナはディーンをクルーザーの寝室へ連れて行くと、「クローゼットを直してほしい」と言います。靴や下着を収納する棚が欲しいとあれこれ注文をつけるので、修理ではなくクローゼットの改装で呼ばれたと知りました。緊急と聞いていたので壊れた箇所だと急いでやってきたディーンは、呆れます。

「48時間以内に完成させて」という勝手な注文に憮然としつつも、ディーンは仕事にかかりました。

横でジョアナは偉そうな態度を従者に取っています。執事のアンドリューが持ってきたキャビアをまずいと叱りつけるジョアナを見て、ディーンはあっけにとられました。高慢ちきにもほどがあります。

ジョアナの夫のグラントは、射撃に興じています。

ジョアナの偉そうな態度に反発したディーンですが、セクシーな水着姿にときめきます。ジョアナは使用人らを働かせて優雅に甲板に寝そべると、爪を磨かせています。ディーンは作業をしながら、つい美しいジョアナを目で追っていました。

靴の棚をオーク材で仕上げてジョアナに見せると「スギ材で作り直せ」と言われます。「スギなら蛾も寄ってこない」と言われたディーンは海の上に蛾など来ないと反駁しますが、ジョアナは「クローゼットはスギ材が常識だ」と言って断固として譲りません。作り直しだと倍の料金を請求するとディーンが言うと、ジョアナは「満足していないから金を出さない」と言い出しました。工賃600ドルを要求するディーンにクビを言い渡します。

腹を立てたディーンはジョアナの悪口を言い、「爪を磨くより頭のなかを磨きやがれ」と罵りました。それを聞いていたスタッフはひそかに拍手を送ります。ジョアナとグラントの横暴ぶりはひどく、使用人はみんな迷惑していました。

面と向かって言い返されたことのないジョアナは激昂し、ディーンを船から突き落としました。大工道具も落としてそのままクルーザーは立ち去ります。

工賃を払ってもらえず船から落とされたディーンは、親友のビリーにその日の晩、愚痴を言います。ディーンとビリーは町のボウリング場に集まって、飲みながら話す仲です。

町ではパターゴルフ建設の話が持ち上がっており、ディーンはその仕事を請け負いたいと思っています。

同じ頃、洋上のジョアナは母イーディス・ミンツと電話で話をしていました。母親のイーディスも娘と同じように、従者をしたがえています。ジョアナは母に「グラントがベビーを欲しがる」と話しますが、母は子どもができると世話が大変だと答えました。

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