映画:素敵なサプライズブリュッセルの奇妙な代理店

「素敵なサプライズブリュッセルの奇妙な代理店」のネタバレあらすじと結末

コメディ映画

素敵なサプライズ ブリュッセルの奇妙な代理店の紹介:2015年制作のオランダ映画。自殺サービスを申し込んだ貴族の男性が、ある女性との出会いから変化していく様を描いている。マイク・ファン・ディムがメガホンをとり、イェロン・ファン・コーニンスブルッヘとジョルジナ・フェルバーン共演で贈るコメディ。

あらすじ動画

素敵なサプライズブリュッセルの奇妙な代理店の主な出演者

ヤーコブ(イェロン・ファン・コーニンスブルッヘ)、アンネ(ジョルジナ・フェルバーン)、ムラー(ヤン・デクレール)、ジョーンズ社長(ヘンリー・グッドマン)

素敵なサプライズブリュッセルの奇妙な代理店のネタバレあらすじ

【起】- 素敵なサプライズブリュッセルの奇妙な代理店のあらすじ1

貴族のヤーコブは母の最期を看取ります。母は牧師の一人娘であり、父とは一族でも円満な夫婦関係を築きました。
しかし、ヤーコブの父には恋人がいました。それは「海」です。海に魅せられていた父は、ヨットで世界中を旅する計画を思いつきます。
4歳のヤーコブは大層喜びました。しかしある日、父はヨットの試乗で海に出たまま、帰らぬ人となります。それからヤーコブは感情を忘れてしまいます。
怒ることさえしなくなり、そんな息子を見た母は、何とか感情を取り戻させようと努力します。けれども、その努力は報われませんでした。
母の死をきっかけに、ヤーコブはずっと考えていたことを実行します。それは自殺することです。
ロープを持って庭の木で首吊り自殺しようとしますが、使用人がいて出来ませんでした。次に銃を持って自殺しようとしますが、これまた使用人が手入れしていて出来ません。
掃除機にホースを取り付け、ヤーコブは愛車の高級車のマフラーにセットします。このホースを車内に向けて、窓を締め切って自殺する算段です。しかし執事長のムラーに声をかけられて、これまた失敗に終わります。
ヤーコブは巨額の財産を財団に寄付することにしました。屋敷も売り出して、弁護士に任せています。
自殺できないヤーコブは、一人で海の見える崖に行きます。そこに老人と若い男が車でやってきます。
若い男は崖から戻ってきますが、老人は戻って来ませんでした。
ヤーコブは老人を探しに崖に行きます。そこでロゴの入った小さな箱を拾います。箱には「死後の楽園(エリュシオン)終着地への案内人」と書かれていました。
住所もブリュッセルと書かれており、ヤーコブは車を走らせます。到着した会社の受付で、ヤーコブは箱の持ち主と会いたいと頼みます。
その様子を見て、ジョーンズ社長はヤーコブを通します。パソコンのモニターには、ヤーコブのデータが全て出現します。
ヤーコブはビデオを見させられます。この会社では、事故を装って自殺をほう助するサービスを行っていたのです。
ジョーンズ社長は、愛する人に看取られながらなど、プランの説明を行います。ヤーコブは早ければ良いので、任せることにします。
ジョーンズ社長は「サプライズ」というプランを勧めます。いつどこで起こるか分からないプランです。もしもサインすれば、後で解約することは出来ません。ヤーコブは同意します。
次に棺を選ぶことになり、ヤーコブは同じように「サプライズ」を選んだ女性・アンネと出会います。彼女はエコな棺を探していて、ヤーコブを従業員と間違えてしまいます。客同士の接触は禁じられていたことから、ここでお別れとなります。

【承】- 素敵なサプライズブリュッセルの奇妙な代理店のあらすじ2

これほど嬉しいことのないヤーコブは、屋敷に帰ってムラーに使用人全員の解雇を頼みます。旅に出るからと理由を説明します。
ヤーコブの母、公爵夫人が亡くなったことは新聞に載っていました。その記事を見たアンネは、ヤーコブに電話をします。まだヤーコブのサプライズは起きていませんでした。
3日待ってもサプライズは起きず、ヤーコブはいつになったら死ねるのか困惑します。ジョーンズ社長に電話をすると、普段と同じように生活してないと、サプライズは起きないのだと説明されます。
ムラーはヤーコブの様子を見に来ていました。ヤーコブは金曜日に何をしていたのか、ムラーに訪ねます。母が生きていた頃、ヤーコブは彼女とダンスに行っていました。
ヤーコブはアンネの職場を訪ねて、一緒にランチでもと誘います。アンネは、自分がサプライズを起こす本人だったらどうするの、と怒ります。
しかし、アンネはヤーコブの高級車に心躍ります。なぜなら男兄弟の間で育ったことから、車の知識勝負をしていたこともあり、車に興味がありありだからです。
デザートを食べているヤーコブは、アンネをダンスに誘います。彼女はダンスを踊ったことがありませんでした。ヤーコブは友人から頼まれ、ご婦人とダンスを踊って、アンネに腕前を見せてあげます。
アンネは、幼い頃に両親が事故死して、お隣さんが養女として迎えてくれました。しかし居場所がなくて、皆に合わせてばかりなことから、サプライズのサービスを受けることにしました。
道路を歩いていると、ヤーコブはついに時が来たと思います。坂道の上から、ブレーキの効かなくなったトラックが猛スピードで来ているのです。
ヤーコブはアンネと共に死のうと覚悟します。しかしトラックはギリギリで避けて、建設途中の現場に突っ込み、穴の中に落ちて行きます。
翌日、ニュースではアパートの一室だけが爆破したと報道されていました。現場を見に行ったヤーコブは犠牲者の老夫婦に見覚えがありました。エリュシオンに行った時に、自分の前に相談を受けていた老夫婦だったのです。
現場にはアンネも来ていました。彼女が車に興味を持っていたことから、ヤーコブは違う高級車を見せてあげます。他にもあるから、家に見においでと誘います。
ヤーコブは滅多に女性を屋敷に呼ぶことがありませんでした。そう驚くのは弁護士です。弁護士は今サインして屋敷を売却すれば、上乗せして払ってもらえると言います。

【転】- 素敵なサプライズブリュッセルの奇妙な代理店のあらすじ3

ヤーコブはアンネに許可をもらい、サインをしに行きます。サインをする建物のゲートには、危険物があると鳴る仕組みが施されていました。
屋敷の購入を考えている人たちは、ヤーコブの屋敷をご長寿センターと名付け、美容や健康を促進するスパにするつもりでした。ヤーコブはそれを聞いた後にサインをします。契約上、48時間以内なら廃棄することも出来ます。
ヤーコブは屋敷に戻り、アンネと海に行きます。そこでダンスの練習をします。
ムラーはどこか寂しい影がありました。彼の妻・アリーネは昨冬に亡くなったのです。アリーネとは屋敷で出会い、彼女はメイド長を務めていました。ムラーは、ヤーコブが落としたエリュシオンの箱を見つけます。
翌日、ヤーコブはエリュシオンに行って、直ぐにでも実行してもらうことにします。それはアンネに言ったことであり、実は延期を頼みに行ったのです。
アンネと過ごした昨日から、どうもヤーコブは変なのです。なので、それが無くなるまで延期でと、ジョーンズ社長に頼みます。ジョーンズ社長はそんな事は出来ないと断わりますが、ヤーコブの熱意に負けて、検討してみると部屋を出ます。
一人になったヤーコブはパソコンのモニターを見てみます。ジョーンズ社長の息子たちが銃をセットしているではありませんか。
ヤーコブはまずいと考えて、棺のある階に逃げます。棺の中に隠れたと見せかけて誘い出し、背後から重い棺を倒して気絶させます。しかし、もう一人のジョーンズ社長の息子が来て、ヤーコブは銃を拾って撃ちます。
その隙に逃げ出したヤーコブは、外で待っていたアンネと車で逃げ出します。ジョーンズ社長には4人の息子がいました。そのうちの二人がヤーコブの車を追いかけてきます。
銃撃もしてきて、アンネは腹が立ちます。なぜなら事故死でなければ、自分のカルマが来世も悪いことにつながるからです。
アンネは運転を変わって、得意のドライビングテクニックを披露します。そして一旦停まって隠れ、ジョーンズ社長の息子たちの車に横から突撃します。
停まっていたバンに乗り換えて、ヤーコブとアンネはホテルへと逃げます。ヤーコブが怪我していることから、アンネは氷をフロントに取りに行きます。
そこへジョーンズ社長の息子たちがやってきて、アンネは捕まります。さらにジョーンズ社長も現れて、アンネはいつ殺すのかと責められます。
実はアンネはジョーンズ社長が迎えた養女であり、ヤーコブを殺す役目を負った殺し屋だったのです。ジョーンズ社長は明日の正午までだと期限を言って去ります。
何も知らないヤーコブは、布団の中でアンネに手相占いを頼みます。くすぐったくなり、二人はじゃれ合います。アンネは我を取り戻して寝ることにします。

【結】- 素敵なサプライズブリュッセルの奇妙な代理店のあらすじ4

ヤーコブの狩猟小屋へと避難してきた二人。ヤーコブはアンネの荷物から銃を見つけてしまいます。彼女が何者が悟ったヤーコブは、良いからやれと覚悟を決めます。
アンネはヤーコブを小屋の中に入れて、95%は言ってたことが真実だと弁解します。確かにサプライズを起こす本人だとは言いました。
しかし煮え切らないヤーコブは怒ります。アンネは、ムラーからヤーコブが感情を失くした経緯を聞いていました。ヤーコブが怒ったことに笑顔になります。二人は思いっきり熱いキスをします。
外ではジョーンズ社長の息子たちが見張っていたことから、アンネは銃を使って音だけを鳴らします。そしてグルグル巻きにしたヤーコブを車に詰め込みます。そして列車が通るギリギリのところで、線路を渡って停まります。その間にヤーコブだけ降りて畑の中に隠れます。
追ってくるジョーンズ社長の息子たちは、列車が邪魔で何も見えず、ヤーコブが降りたことに気づきませんでした。そのままアンネと共にエリュシオンに帰ります。
ヤーコブは屋敷や財産を取り戻すことにし、弁護士のいる建物に向かいます。弁護士はヤーコブのことを只のボンボンであり、オツムの弱い駄目男だと考えていました。自分に利益があれば良いのだと思っています。弁護士は置物のナイフを手に取ります。
ヤーコブは急いで契約破棄を求めに、建物に入っていきます。弁護士と出くわして、彼にナイフをポケットに入れられますが、気づきませんでした。
ゲートで警備員に止められて、契約破棄のタイムリミットを過ぎてしまいます。しかし、弁護士を訴えることにして、全て取り戻すことが出来ます。
アンネは、遺体がないことから、どういうことだと家族に聞かれます。
次にヤーコブは、サプライズの解約を頼みます。ジョーンズ社長は応じてくれました。しかし、一人殺さなければならないことになります。
必要な物を渡されて、ヤーコブは指示された部屋へ行きます。部屋から出てきたのはムラーでした。
ムラーはそろそろ妻の元に行きたいのだと話します。
葉巻を取ってきてくれと言われ、ヤーコブは台所から取ってきます。戻ってきた時には、ムラーは自ら必要な物を取り出し、酒と共に飲んだ後でした。ムラーの遺体の傍に、ヤーコブはしばらくいたいと、駆けつけたアンネに頼みます。
弁護士は会社から追い出されていました。その様子をヤーコブとアンネは見ます。もしも弁護士から依頼が来れば、ヤーコブは自分に回して欲しいとアンネに頼みます。

みんなの感想

ライターの感想

この映画は重いテーマですが、テンポ感が良くてすらすらと見ることができます。安楽死が認められている国ならではの作品で、序盤から面白い雰囲気が漂っており、夢中になって見てしまいます。
今作は自ら命を絶つために、依頼するという恐ろしい内容から始まります。物語が進むに連れて、運命の女性と出会ったヤーコブは感情を取り戻していきます。
そんなヤーコブの姿は、コミカルで人間らしくて面白いです。また、ダンスを踊るヤーコブとアンネの姿はロマンチックで、海で練習する場面は美しく恋する素晴らしさを伝えてくれます。
それにしてもヤーコブの屋敷は巨大でした。使用人の多さも頷けます。綺麗な庭も素晴らしくて、お世話をするムラーの姿には癒やされました。
再生を押してしまうと、止まらなくなる面白さのある映画です。まだ視聴なさってない方は、そんなサプライズを経験してみてはいかがでしょうか。

映画の感想を投稿する

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

映画「素敵なサプライズブリュッセルの奇妙な代理店」の商品はこちら

「素敵なサプライズブリュッセルの奇妙な代理店」と同じカテゴリの映画