「老後の資金がありません!」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(1件)

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【承】– 老後の資金がありません!のあらすじ2

老後の資金がありません!のシーン2

画像引用元:YouTube / 老後の資金がありません!トレーラー映像

篤子のストレス解消の場所は、週に1度のヨガ教室です。そこには友人の神田サツキが通っており、篤子は2人でおしゃべりして息抜きをします。葬儀の話を聞いたサツキは、自分の母が前年に死んだときには葬儀をするなと言われたおかげで、全部で30万円かからなかったと答えました。

少しでも赤字を埋めようとパートに励みたい篤子でしたが、契約期間満了で次の契約はなしと聞いて落胆します。次の職を探さねばなりません。

9月下旬。

預金が減って心もとない篤子に、さらなる衝撃がもたらされます。娘のまゆみが結婚したいと言い、恋人の松平琢磨を連れてきました。琢磨は派手な格好をする若者で、篤子たちに用意した映像を見せます。琢磨はヘヴィメタルのバンドをしていて、両親は宇都宮で餃子チェーン店を展開している実業家でした。琢磨はマツ金餃子を手土産に持ってきて、まゆみは麻布寿で派手な結婚式をしたいと言い出します。結婚式を延ばすか地味婚にしてくれないかと篤子は言いますが、まゆみは妊娠していると答えました。

まゆみは琢磨と新居で生活を始めるため、家を出ていきます。

ヨガ教室のあとで篤子はサツキに、娘の結婚式に金がかかることをぼやきます。舅の死後も、姑の芳乃に篤子らは月9万円の仕送りを続けていました。

夫の章から電話がかかってきて、章の会社が倒産したことを聞かされます。倒産によりあてにしていた退職金の2000万は泡と消え、章も仕事を探さねばならなくなります。文句を言いたくなった篤子ですが、章が自殺してはならないと思い直して「早く帰っておいで」と優しい声をかけました。3日分のおでんを作って、食費の切りつめを狙います。

それなのに出て行ったはずのまゆみがしょっちゅう実家に顔を出すと、家の食材を持ち出そうとするのです。貯蓄がうまくいかないことに、篤子は不満を募らせます。

篤子はコンビニのアルバイトを始めますが、慣れない作業に戸惑います。黒人の若者に迷惑をかけながら篤子が考えるのは、時給アップでした。「まずは仕事をできるようになってから」と言われます。

レンタルモップを解約し、車を売り経費削減を図りますが、給湯器の故障やトイレの修理など、予定外の出費がかさみました。ヨガ教室(月謝5000円)はやめるなと章にも言われ、篤子はありがたく続けさせてもらっています。

章の妹夫婦を家に呼んだ篤子は、芳乃への仕送りができないと断ります。章の失業を告げて無理だと話すと、志津子は幼少期から長男の章に較べて自分が冷遇されたと言い募りました。この家を建てるときも頭金を出してもらったではないかと、篤子らが忘れていたことまで指摘します。

芳乃のケアマンションを解約して安いところへ変えたいと言った篤子は、志津子から「鬼嫁」と言われました。腹を立てた篤子は意地もあり、芳乃を引き取ると言ってしまいます。志津子は、母・芳乃は贅沢品しか嗜まないことを告げて「母のこと、よろしくお願いします」と答えます。

ケアマンションを解約して、芳乃がやってきました。家財道具として、トラック2つ分の荷物もいっしょに来ます。芳乃は篤子に自分の通帳を渡すと、月15万円の年金が入ると言いました。月15万の収入に、今までの仕送り9万もなくなって篤子は嬉しい気持ちになります。

翌日、芳乃は食後の茶が知覧茶でないので、むせました。夕食を作るから任せてくれと言うと芳乃はデパートへ出かけて行き、知覧茶と高級牛を買ってきました。カードで支払います。夕食のすき焼きに勇人は大喜びしますが、あとでレシートを確認した篤子は2万4000円の肉だと知り頭を抱えました。芳乃から通帳を受け取ったものの、芳乃の浪費で残高不足になり引き出しなどできません。

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