映画:釣りバカ日誌10

「釣りバカ日誌10」のネタバレあらすじと結末

釣りバカ日誌10の紹介:1998年公開の日本映画。釣りバカ日誌シリーズ第11作(レギュラーシリーズ第10作)。監督は「釣りバカ日誌9」の栗山富夫。脚本は「虹をつかむ男 南国奮斗篇」の山田洋次と朝間義隆の共同。撮影を「釣りバカ日誌9」の花田三史が担当している。主演は「虹をつかむ男 南国奮斗篇」の西田敏行と「釣りバカ日誌9」の三國連太郎。ゲストとして「安藤組外伝 群狼の系譜」の金子賢、「プロゴルファー織部金次郎5 ─愛しのロストボール─」の宝生舞が出演している。

あらすじ動画

釣りバカ日誌10の主な出演者

浜崎伝助(西田敏行)、浜崎みち子(浅田美代子)、浜崎鯉太郎(上野友)、鈴木一之助(三國連太郎)、鈴木久江(奈良岡朋子)、秋山(加藤武)、堀田(鶴田忍)、原口(竜雷太)、川島(小野寺昭)、児玉謙次(塩屋俊)、草森(中村梅雀)、佐々木和男(谷啓)、ひとみ(細川ふみえ)、前原(笹野高史)、太田八郎(中本賢)、富田松五郎(金子賢)、岩下みどり(宝生舞)、岩下耕作(夏八木勲)、谷内(丹野由之)、ニュースキャスター(石井苗子)、日下部正俊(なぎら健壱)

釣りバカ日誌10のネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

①会社の重役たちと口論したスーさんが辞表を提出し、釣りへ出かける。気兼ねなく釣りができると思ったのに面白くなかったスーさんは、ハマちゃんの勧めでビル清掃員に再就職した。 ②鈴木建設に派遣されたスーさんは正体を隠して掃除するが、重役たちにばれて社長に戻る。清掃員の若者・富田が恋人・みどりと喧嘩したが、ハマちゃんとスーさんが仲を取り持った。

【起】- 釣りバカ日誌10のあらすじ1

釣りバカ日誌10のシーン1 浜崎伝助(はまさき でんすけ)は、鈴木建設の万年ヒラ社員です。
仕事よりも、趣味の釣りを生き甲斐にしています。
妻のみち子との仲は良好で、愛妻家でした。
浜崎は人なつっこい性格なので、みんなから「ハマちゃん」と呼ばれ、愛されています。

ある日、ハマちゃんはひょんなことから、鈴木建設の社長・鈴木一之助と出会います。
社長の顔を知らなかったので、ハマちゃんは鈴木のことを「スーさん」と呼び、親しくなりました。
スーさんはハマちゃんに手ほどきを受け、釣りに夢中になります。
あとで社長だと判明しますが、そのころには「釣り」で師弟関係ができていました。
なので、釣りの世界では、スーさんとハマちゃんの立場は逆転します。

ハマちゃんは釣りが大好きで、とにかく釣り中心の生活を送ります。
ハマちゃんにとってのいちばんの苦痛は、「出世」です。
出世すると仕事の量も増えるので、万年ヒラ社員であることはパラダイスでした。
ハマちゃんは同僚にも好かれています…。
(映画『釣りバカ日誌』シリーズ参照)


最近の派手なギャル3人が、スーさんが乗るリムジンのボンネットのところにもたれかかって、おしゃべりをしていました。
運転手の前原が、あきれながらギャルを追い払います。

出勤前のスーさんは、妻の久江から話を聞きます。
結婚して家を出た娘・きぬ子の夫の会社の、資金繰りがよくないらしいのです。
娘は社長であるスーさんに資金援助を求めているようで、久江はお金を渡すつもりでした。
甘やかすとよくないと、スーさんはそれを制止しました。

ハマちゃんも出勤しますが、いつもと同じように遅刻しそうな時間です。
友人の八郎に、船で連れて行ってくれと頼んだハマちゃんは、遅刻するとリストラされるかもしれないと言いました。
やむなく八郎は、船で送っていきます。

少しだけ遅刻したハマちゃんは、それでも悪びれることなく会社に顔を出しました。
佐々木課長がいらいらしますが、ハマちゃんは平然としています。


スーさんは上層部の会議に出席しています。
会議では、コスト削減をすることばかりが話題になっていました。
スーさんは口やかましく発言し、上層部もスーさんに嫌な顔をします。

【承】- 釣りバカ日誌10のあらすじ2

釣りバカ日誌10のシーン2 原口と口論になったスーさんは、責任を取ってやめろと原口に言い、上層部に取りなされます。
売り言葉に買い言葉で、スーさんは、原口が辞めないのならば、自分が会社を辞めると言い出しました。
その場で辞表を書こうとして墨とすずりを持ってこさせたスーさんですが、上層部がなだめます。
それを押し切って、3年前に書いて懐に忍ばせておいた辞表を出し、スーさんは会議室を出ていきました。

スーさんは仕事ばかりなので、常に会社を辞めたいと思っていました。
ハマちゃんにも、仕事しすぎだとよく言われています。
社長が出て行ったことで上層部は苦い顔をしますが、放っておけば1週間ほどで社長が戻ってくるだろうと考えて、放置します。


会社を辞めたスーさんは、運転手の前原さんに行って、その足で釣りに出かけていきました。

その夜。
テレビのニュースを見ていたハマちゃんは、中央線の踏切に初老の男が身を投げて自殺を図ったと知ります。
男性の身元は分かっていませんでした。
日ごろからスーさんが激務で疲れているのを知っているハマちゃんは、スーさんが自殺したのではないかと心配します。

そんなことを考えて不安になったハマちゃんは、スーさんの家へ電話しますが、誰も電話に出ません。
心配がマックスになったハマちゃんのところへ、スーさんから電話がかかってきました。
スーさんが釣り旅行に出かけ、温泉に入って電話してきたと言い、ハマちゃんはほっとします。
安堵から腹を立てたハマちゃんは、電話口で説教をして切りました。
ハマちゃんに叱られたスーさんは、前原さんを引き止め、酒を飲ませて釣り旅行に付き合わせます。

【転】- 釣りバカ日誌10のあらすじ3

釣りバカ日誌10のシーン3 翌日。
前の日はしぶっていた前原さんですが、船に乗って釣りをするのに、すっかり夢中になっていました。
西伊豆の駿河湾で糸を垂れた前原さんは、大漁に恵まれて釣りに病みつきになりそうだと、高らかに笑っています。
対照的にスーさんは、前の日に酒を過ごしてしまい、ふつか酔いでダウンしています。

夜。
雨に濡れたスーさんが、ハマちゃん宅を訪れました。
全身ずぶ濡れになっているので、みち子さんは驚きました。
スーさんを風呂に入れ、ハマちゃんやみち子さんとおそろいのパジャマを貸します。

会社を辞めたスーさんは、釣りが楽しいと思えなくなっていました。
なぜだろうと相談するスーさんに、ハマちゃんが理由を説明します。
仕事をがんばって、その合間に趣味の釣りをするから楽しいのだと言ったハマちゃんは、スーさんに仕事をしろと言いました。

それを聞いたスーさんは、焼き芋屋にでもなろうかと言いますが、ハマちゃんは今日び再就職は難しいと説教します。
求人案内を見せたハマちゃんは、ビル管理業務を勧めました。
その際に、スーさんがたくさんの資格を持っていることが判明しました。


スーさんは鈴木建設の近くにある管理会社に、面接に出かけます。
鈴木建設の社長だったことは隠して面接を受け、日本ビル・メンテナンスに再就職が決まりました。
その日から働けるかと聞かれたスーさんは、なんと、鈴子木建設へ派遣されます。


スーさんは、富田松五郎という若者とともに、鈴木建設へ行きました。
そのままだとばれてしまうと考えたスーさんは、富田には花粉症とごまかして、サングラスとマスクをつけて会社に行きます。

ほとんどの人にはばれませんでしたが、ハマちゃんはスーさんに気づきました。
ハマちゃんは富田とも知り合いで、スーさんのことを「釣り仲間だ」と紹介します。

清掃員の格好をして社長室へ行ったスーさんは、上層部が、自分がいないことにショックを受けていないばかりか「鬼(スーさん、社長)のいぬ間に」と揶揄しているのを聞いて、よけいに怒ります。
スーさんは、意地でも戻るものかと思いました。

【結】- 釣りバカ日誌10のあらすじ4

釣りバカ日誌10のシーン2 肉体労働に疲れたスーさんは、マッサージを呼んでコリをほぐします。
あとでハマちゃんにそのことを話し、マッサージ代で贅沢していることを指摘されます。

次の休みの日、スーさん、ハマちゃん、富田は釣りに出かけました。
その際に、スーさんは富田の恋人・岩下みどりを紹介されます。
みどりと富田は同棲していましたが、籍は入れていませんでした。
スーさんはみどりを富田の奥さん扱いし、みどりはそれを内心、喜びます。


職場で私物を持ち帰っているという疑いをかけられたスーさんは、怒りました。
失礼だと怒鳴ったスーさんは、それがきっかけでクビを言い渡されます。
その頃、上層部でも、スーさんが変装してビル清掃業務をしているのではないかと、気づき始めていました。
電球交換で社長室を訪れたスーさんを捕まえて、上層部は戻ってきてくれと言います。

正体がばれたスーさんは、ハマちゃんを屋上に呼び出して、ジェスチャーで「ばれた」と教えます。
知られてしまった以上、ビルの掃除を続けるわけにはいかないと考えたスーさんは、辞めることにしました。

仕事終わりに富田を誘ったスーさんは、今まで世話になったお礼にと、お金を包んで渡します。
富田は、封筒を受け取りますが、あとで10万円も入っていたとしり、おどろきました。
みどりに見せて喜びます。
みどりはスーさんに金を返せと言い、口論になりました。
その際にみどりは妊娠のことを告げ、まだ家庭を持つ覚悟を持っていなかった富田に別れ話をして去ります。


スーさんは清掃員を辞めて、社長に戻りました。

ハマちゃんが北九州に出張することが決まります。
その矢先、元気のない富田に声をかけたハマちゃんは、富田がみどりと喧嘩したことを知りました。
一部始終を聞いたハマちゃんは、みどりの実家が北九州だと知ります。
自分が出張する先が北九州だと言い、一緒に行こうと富田を誘いました。
富田とハマちゃんは、北九州へ行きます。

北九州までは一緒に出掛けましたが、実家へはひとりで行けと、ハマちゃんは富田の背中を押します。
富田はみどりの実家へ行き、みどりの父親にあいさつしました。
富田はみどりと、結婚することになります。

結納が交わされることになって、ハマちゃんはスーさんを東京から呼びます。
スーさんは富田の父親代わり、仲人になりました。
結納は無事に終わり、ハマちゃんは高木ブーとともに、お祝いのダンスを踊ります。


鈴木建設の本社会議室では、北九州のフィッシングセンター計画の話し合いをしていました。
現地の写真をデジカメで撮り、データ送信で受信した重役連は、写真にスーさんそっくりの人物が写っているのを見て、首をかしげます。

結納を無事に終えたハマちゃんとスーさんは、釣りを楽しみます…。

みんなの感想

ライターの感想

ハマちゃんとスーさんの関係性は、もうほぼ安定した感じ。好印象。
スーさんが社長を辞めるという事態、これには少なからず驚いた。
それに伴うドタバタ、面白かった。正体を隠して清掃員の面接を受けるくだりも、すんなり受け入れられる内容。
スーさんが意外にも多くの資格を持っていたというのが判り、これにもにやりとさせられた。
一代でたたき上げで鈴木建設を作り社長におさまっただけあって、たぶん下積みの苦労時代があったんだろうな。

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