映画:音量を上げろタコなに歌ってんのか全然わかんねぇんだよ

「音量を上げろタコなに歌ってんのか全然わかんねぇんだよ」のネタバレあらすじと結末

音量を上げろタコ!なに歌ってんのか全然わかんねぇんだよ!!の紹介:2018年10月12日公開の日本映画。「時効警察」シリーズなどユニークな作品で知られる三木聡監督の、『俺俺』以来5年ぶりの監督作となるコメディ。驚異的な歌声で人気のロックスターと声が小さすぎるストリート・ミュージシャンが出会い、巻き起こす騒動がつづられる。パンクロックバンド、グループ魂のボーカルとしても活躍する阿部サダヲがパワフルな歌声を披露する。

あらすじ動画

音量を上げろタコなに歌ってんのか全然わかんねぇんだよの主な出演者

シン(阿部サダヲ)、明日葉ふうか(吉岡里帆)、坂口(千葉雄大)、女医(麻生久美子)、自滅(小峠英二)、伊能聖子(片山友希)、木之本(中村優子)、シンの母親(池津祥子)、よろこびソバのおじさん/ピザの配達員(森下能幸)、無料レコード社長(岩松了)、デビルおばさん(ふせえり)、社長(田中哲司)、ザッパおじさん(松尾スズキ)、ぎょうにんべん(村上航)

音量を上げろタコなに歌ってんのか全然わかんねぇんだよのネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

①世界的ロックシンガーのシンは声帯ドーピングをしており、喉が限界を迎えていた。声帯が切れて喉から血が出るようになっていたシンはふうかと出会い、韓国で手術を受けることを決意。 ②ふうかは小さな声でしか歌えない女性だったが、シンに励まされて大きな声を出せるように。ふうかはミュージシャンとしてデビュー、対馬から釜山の刑務所にいるシンに声を届けた。

【起】- 音量を上げろタコなに歌ってんのか全然わかんねぇんだよのあらすじ1

音量を上げろタコなに歌ってんのか全然わかんねぇんだよのシーン1 シンという男性は、顔を白と黒に塗ってステージに立つ、ロックシンガーです。
メイクが濃いので、シンの素顔は分かりにくいものでした。
シンはその独特の声で、世界的に有名なロックシンガーの座にのぼりつめています。

しかし…シンの声には、大きな秘密がありました。
シンは「声帯ドーピング」という、韓国で極秘裏におこなった整形手術により、得た声だったのです。

整形によって得た声を売りにしていたシンですが、その喉も限界を迎え始めていました。
喉を酷使するあまり、シンは歌うたびに喉から大量の血を吐くようになっています。


同じ頃。
明日葉ふうかは、ストリートミュージシャンです。
街頭で歌うふうかは下手ではないのですが、「声が小さすぎる」という致命的な欠点がありました。
むしろ声は綺麗なほうなのですが、いかんせん小さすぎるので、路上の客には聞こえません。
ふうかが歌い始めると、客が思わず「声ちっさ」と、つっこみをいれるほどです。

ふうかといっしょに活動していた仲間も、声が小さすぎるということで離れていきました。
ふうか自身もどうにかしたいと思ってはいるのですが、なかなかうまくいきません。
ふうかは、自分の歌に自信がありませんでした。
そのため、声も小さくなっているのです。


ライブ中に大量の血を吐いてしまったシンは、ピザの宅配のバイクを奪い、ライブ会場をあとにします。
ふうかは吉祥寺で、路上ライブをしていました。
工事現場の水道管が破裂し、シンの乗ったバイクがすべって転倒し、ふうかのところまで近づきます。

倒れたシンは水を浴びたため、素顔になりました。
そのため、ふうかはシンの正体を知らないまま、警察と救急を呼ぼうとします。
そんなふうかにしがみついたシンは、ふうかの顔に向けて血を吐きかけました。

【承】- 音量を上げろタコなに歌ってんのか全然わかんねぇんだよのあらすじ2

音量を上げろタコなに歌ってんのか全然わかんねぇんだよのシーン2 シンは病院に収容され、安静を言い渡されます。
吐血していたのは喉が限界で、声帯の筋肉が引っ張られ、喉が裂けたことによる出血なのだと、シンは聞かされました。
声が出なくなる前に、もう一度韓国で手術を受けて、元の身体に戻ればいいのです。
しかしシンは手術に二の足を踏んでいました。

ふうかが気になったシンは、その後、ふうかのいる路上ライブを探します。
ふうかのもとへやってきては、「不燃ごみ」「心が燃えない」「音量を上げろタコ! なに歌ってんのか全然わかんねぇんだよ!!」と、シンは罵倒しました。

ふうかは「自分の気持ちを大事にしたいんです」と言いますが、シンはふうかに容赦ない言葉を浴びせます。
「やらない理由を見つけているだけだ」と指摘したシンは、ふうかを責めたてました。

その際にふうかの持っていたギターが飛んでいき、トラックに轢かれて壊れる事故が起きます。
ギターは、ふうかの母が購入してくれた、大事な宝物でした。
愛用のギターが台無しになったことで、落胆したふうかは家にひきこもります。


ひきこもったふうかの部屋に、窓の外からシンが乱入しました。
シンは別のギターを持ってきて、「弁償」と言いながら渡します。
ふうかの声に魅力を感じているシンは、ふうかが埋もれたままなのが許せません。
そこで、ふうかを引き立ててオーディション会場へ連れていきます。

ふうかはロックを歌ってみますが、声が小さいので駄目でした。
シンもふうかに「ロック向いてねえよ」と、容赦なく指摘します。

【転】- 音量を上げろタコなに歌ってんのか全然わかんねぇんだよのあらすじ3

音量を上げろタコなに歌ってんのか全然わかんねぇんだよのシーン3 その夜。
シンはステージに立ちますが、歌うと喉が切れるので口パク(歌入りの曲を流し、本人は歌っている振りを装うこと)で臨みます。
ところがこの「口パク」疑惑が取りざたされ、話題になりました。
シンの形勢は不利になります。

シンの新しいCDのジャケットは、顔の半分がメイクしたもの、半分がスッピンというものを起用しました。
「シン初スッピン」という話題性を出そうとするのですが、そのジャケットを見たふうかは、自分にまとわりつくシンが、あの伝説的なロックシンガーのシンだと、正体にようやく気づきます。

シンの正体を知ったふうかに、それまでシンとともにふうかに接していたデビルおばさんが、事情を説明します。
シンが韓国の非公式の整形手術を受け、声帯ドーピングをしていること、喉が限界で歌えなくなっていることを、デビルおばさんからふうかは聞きました。
ふうかは、シンの喉を治したいと考えます。


シンの喉が限界だと知るプロデューサー側は、最後のライブを開催しようと考えました。
声帯ドーピング疑惑が知られたシンは、注目を浴び、ライブチケットは1枚10万円をこすほど高騰しています。
騒動に巻き込まれたくないシンは姿をくらまし、ふうかのところへ逃げ込みました。

幼い頃、シンもふうか同様、どちらかというと、かぼそい声の持ち主でした。
声変わりをしていないシンは、高い声で『アヴェ・マリア』を歌えていました。
シンは暴君の父におびえ、騒がないように小さな声で暮らしていました。
ある日、暴君の父を母が刺し、シンが父におびえる生活は終止符を打ちます。

【結】- 音量を上げろタコなに歌ってんのか全然わかんねぇんだよのあらすじ4

音量を上げろタコなに歌ってんのか全然わかんねぇんだよのシーン2 ふうかは昔、いじめられた経験があって、大きな声が出せなくなっていました。
そんなふうかはシンに、韓国へ渡って手術をし、元通りの喉にしようと提案します。


追っ手から逃れたふうかとシンは、対馬から韓国の釜山に移動します。
実はふうかは、釜山で暮らした経験がありました。
父親が腕のよい花火技師で、釜山の爆竹工場(実質的には花火工場)で、ふうかは工場の人たちに歓迎されます。

シンはふうかに、「お前が俺の声になれ」と言いました。
手術をしたら、シンはもう歌えなくなります。だからふうかに、自分の代わりに夢をかなえろと言いました。
追っ手が花火工場にもやってきます。

ふうかはシンに怒りました。シンが自分の夢を、ふうかに重ねようとしているからです。
怒ったふうかは、大きな声が出せるようになっていました。

ふうかはシンをサイドカーに乗せて逃げようとしますが、途中でシンが血を吐きます。
サイドカーが転倒し、ふうかは気絶しました。
そのあいだにシンが捕らえられて、警察に連行されます。
シンと惹かれ合うようになったふうかは、その車においすがり、ふうかとシンは車越しにキスしました。」


後日。
シンは花火工場で、追っ手に向かって花火を投げつけたことで、韓国の刑務所に収監されています。
容疑は火薬取締法違反でした。

克服したふうかはミュージシャンとしてデビューし、初ライブを開く予定です。
対馬から歌えば、韓国の釜山に聞こえるかもしれないと聞いたふうかは、ライブ会場を本当に対馬に設定しました。

釜山の刑務所では、シンが一切口をきかずに作業をしています。
韓国人の他の受刑者は、シンがしゃべれないと思っていました。
シンをいじめて、嫌がらせをしようと考えます。

ふうかは対馬側で、ライブで歌い始めました。
シンはその声が聞こえたのか、刑務所内を走った後、「静かにしろよ」と、他の受刑者に声を発します。
歌うふうかと、満足そうな表情を浮かべたシンがいます…。

(エンドロール)
シンのライブ映像。

みんなの感想

ライターの感想

とにもかくにも、パワフルな映画。えと、ストーリーは二の次。音楽シーンがあるので、内容的にはあさい。
でもユニークで圧倒的な作品。
シンがメイクを施して歌っているシーン、これは楽しい。
対照的に、ふうかが小さな声で歌っているシーンは笑える。本当に「声、ちっさ」とつっこみたくなる。
このふたりの出会いからハイテンションで話が展開されるので、ラストまでテンションマックスのまま見られる。
あまり深く考えず、ライブを見ている感覚で見られる映画。

映画の感想を投稿する

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

映画「音量を上げろタコなに歌ってんのか全然わかんねぇんだよ」の商品はこちら