「あの日、兄貴が灯した光」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(1件)

ヒューマンドラマ

異母兄弟で前科者の兄と、オリンピックを目指していたが事故で盲目になった弟、病気で余命いくばくになった兄のために金メダルを獲ろうとする弟との熱いヒューマンドラマ。主演はチョ・ジョンソクとD.O(EXO)。クォン・スギョン監督、2016年劇場公開作品。

あらすじ動画

あの日、兄貴が灯した光の主な出演者

コ・ドゥヨン:ド・ギョンス(D.O.) コ・ドゥシク:チョ・ジョンソク イ・スヒョン:パク・シネ

あの日、兄貴が灯した光のネタバレあらすじ

【起】– あの日、兄貴が灯した光のあらすじ1

あの日、兄貴が灯した光のシーン1

画像引用元:YouTube / あの日、兄貴が灯した光トレーラー映像

コ・ドゥヨンは将来有望で、柔道でオリンピックでメダルも目指せると期待されていた​​。

しかし試合中に顔面から床に落ちてしまったことで、打ちどころが悪く失明してしまった。

ドゥヨンはあまりのショックに、外に出られなくなり今は1人で暮らしている自宅で引きこもってしまった。

コーチのスヒョンが繰り返し自宅を訪問し、パラリンピック選手として復帰しないかと鼓舞しにいくが、逆に逆鱗に触れたようで怒らせてしまった。

その頃、異母兄弟で詐欺を繰り返し前科10犯で刑務所で服役していた、兄のコ・ドゥシクはテレビで偶然、ドゥヨンが失明したことを知っていてもたってもいられなかった。

弟の危機を刑務官に伝え、急いで仮釈放の申請をすると刑務所から自宅へと戻った。

実は別にドゥヨンのことが心配というわけではなく、弟のネームバリューを使って「弟には俺しかいない、俺が世話をしなくては…」と嘘をついたのだった。

しかし当のドゥヨンは自室に閉じこもり、カーテンを閉め真っ暗な室内で布団を被ってずっと動かない。

その時、スヒョンが再び家を訪れ、ドゥシクが鍵を開けてようやくドゥヨンの部屋に2人は足を踏み入れた。

すると栄養失調で既に意識が朦朧とするドゥヨンを発見した、急いでスヒョンは救急車を呼ぶ、異母兄弟は実に15年ぶりの再会。しかしドゥシクの姿を見たドゥヨンはずっと家出していた兄にふらつきながらも怒りをぶつける。

するとドゥシクは両親亡き今、自宅に掛けられた遺産のことばかり気にして、病院へ運ばれたドゥヨンの耳元で

「俺に迷惑をかけずに死ねないなら生きるんだな」

と囁き、スヒョンをキレさせた。

「あんたはクズよ!」

と叫ぶスヒョンに、バツが悪そうに

「俺がこうなったのも、あいつのせいなんだよ」

と少し寂しげに言い放った、どこか影のある言い方にスヒョンも言葉を返せない。

点滴を受けて自宅に戻ったドゥヨン、ドゥシクは食事を作るが全く手をつけようとしなかった。

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