「うちの執事が言うことには」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(1件)

ヒューマンドラマ

うちの執事が言うことにはの紹介:2019年製作の日本映画。高里椎奈の人気小説をKing & Princeの永瀬廉主演で映画化したミステリアスなドラマ。名門・烏丸家の当主となった青年が、仏頂面の執事とともに難事件に立ち向かっていく。モデルとして活躍する清原翔が執事を、King & Princeの神宮寺勇太が大学生で企業家の青年を演じるほか、奥田瑛二、吹越満らベテラン陣が脇を固める。

あらすじ動画

うちの執事が言うことにはの主な出演者

烏丸花穎 – 永瀬廉(King & Prince) 衣更月蒼馬 – 清原翔 赤目刻弥 – 神宮寺勇太(King & Prince) 雪倉美優 – 優希美青 雪倉峻 – 神尾楓珠 芽雛川肇大 – 前原滉 莉沙 – 田辺桃子(幼少期 : 保榮茂愛) 駒地 – 矢柴俊博 桐山 – 村上淳 雪倉叶絵 – 原日出子 赤目の祖父 – 嶋田久作 烏丸真一郎 – 吹越満 鳳 – 奥田瑛二

うちの執事が言うことにはのネタバレあらすじ

【起】– うちの執事が言うことにはのあらすじ1

うちの執事が言うことにはのシーン1

画像引用元:YouTube / うちの執事が言うことにはトレーラー映像

烏丸(からすま)家は平安時代から始まる由緒ある名家で、花穎(かえい)の父・真一郎が26代目となります。烏丸家の歴史は、代々の当主に仕えた使用人の存在なくしては語ることはできません。使用人たちの長として公私に渡って当主を支えるのは、執事です。烏丸家の執事は鳳という、花穎の幼少期から父・真一郎に仕えてきた人物でした。

(映画タイトル)

2019年4月。

花穎は5年前からイギリスの大学に留学していましたが、前日の夜に帰国してきたばかりです。朝に目覚めた花穎がベッドサイドの呼び鈴のベルを鳴らすと、やってきたのは執事の鳳ではなく花穎が見たことのない若者でした。花穎が誰何すると、その若者は昨日まで真一郎のフットマン(男性の家事使用人)をしていた衣更月蒼馬(きさらぎ そうま)と名乗ると、今日から花穎の執事を任せられたと言って紙片を見せました。紙片は辞令で、花穎が烏丸家の当主になり蒼馬が執事をするという内容が書かれていました。花穎は寝耳に水です。

父親に聞こうとしますが、父・真一郎は執事から家令(執事よりも上の監督の役目)に昇格した鳳を伴って、今朝早くにヨーロッパへ旅立ったと蒼馬が報告します。帰りの予定は「定めていない」そうで、連絡を取れと命令しても「不急の用件で連絡を取るな」と言われていると蒼馬は答えました。花穎が父親に電話をかけても、繋がりませんでした。蒼馬が「機上の人です(飛行機に乗っている時間帯)」と答えます。

イタズラではないかと花穎は思いましたが、どうやらそうではなさそうでした。空腹を覚えたので朝食にします。

朝食を口にした花穎は、烏丸家に長年勤めているハウスキーパーの雪倉叶絵の料理だと喜びました。叶絵は数日前からぎっくり腰で休みを取っており、叶絵の娘・美優が母の味を再現したと蒼馬は答えます。息子の峻も母親にかわってハウスキープ部門を手伝っていると付け足しました。

今日の午前中に顧問弁護士と、午後から税理士と会う予定を聞かされた花穎は、ようやくイタズラではないと理解しました。

食後に花穎は執務室を覗き、そこによく父親・真一郎と鳳がいっしょにいたことを思い出しました。

花穎は応接室で顧問弁護士の神保と会い、27代目の当主になる手つづきを取りました。神保先生は手続きを済ませると、烏丸家の邸宅を去ります。

花穎が執務室にいることに気づかず、部屋に叶絵の子・峻と美優が掃除にやってきました。2人は花穎を見て驚きます。花穎が叶絵を心配して具合を尋ねると、あと2日~3日休めば復帰できるという答えが返ります。峻は20歳、美優は18歳で、母親が復帰するまで臨時で働いているのだと蒼馬は言います。

花穎は父の執事・鳳に絶大な信頼を寄せていました。長年鳳を見て育っていたために、新たな執事の蒼馬が気に入らなく感じます。自分と年齢が近いことも手伝って、花穎はつい反発してしまいます。

花穎は回想します。花穎が生まれたころには、鳳はもう執事として働いていました。花穎が6歳のときに母親が亡くなると、鳳は多忙な父親にかわり、いつもいっしょにいてくれました。それもあって花穎は鳳を信頼しているのです。

花穎は色彩感知能力が高い少年でした。屋敷のステンドグラスの少しの色の違いを見分ける花穎を知った鳳は、そのことに引け目を覚える花穎に対して「花穎さまの見ている世界は、豊かなのでございます」と励ましてくれました。花穎はその後、父親の勧めもあってイギリスのパブリックスクールに留学しました。出発する花穎は、「困ったときには目を閉じて深呼吸してください」という鳳の助言を素直に聞いていました。異国の地で頑張れたのは鳳のおかげだと、花穎は思っていました。

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