「うちの執事が言うことには」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(1件)

ヒューマンドラマ

【結】– うちの執事が言うことにはのあらすじ4

うちの執事が言うことにはのシーン4

画像引用元:YouTube / うちの執事が言うことにはトレーラー映像

蒼馬は前の日に叶絵がスリ扱いされたバスの停留所に立つと、騒動を知る者がいないか探していました。すると財布をすられた被害者の男が話しかけてきます。男の情報によると、その女性は「オモダカ」と名乗ったそうです。

叶絵の件も運転手の駒地の件も、烏丸家を陥れようとする何者かの策略だと睨んだ蒼馬は、オモダカという名に聞き覚えがないか叶絵に聞きましいた。以前付き合いのあった画商が、そんな名前だったと叶絵が答えます。

美優がなぜもらったネクタイをつけなかったのかと聞くと、蒼馬は「執事は当主より質素な服装をするのが正装だから」と言いました。

蒼馬は都内のギャラリーに片っ端から当たってみます。すると翠波(すいなみ)画廊の田中という画商が、オモダカという苗字について知っていました。「ギャラリーオモダカ 沢鷹(おもだか)暦」と書かれた名刺を見せます。

沢鷹は京橋にギャラリーを持つ画商で一時羽振りがよかったものの、つかまされた贋作を知らずに売ったことが公になって廃業に追い込まれていました。

沢鷹の写真を見た蒼馬は沢鷹暦に娘がいることと、赤目に関係していることを知ります。

赤目が譲ってくれと言った絵について花穎が調べると、収納室に「退蔵」と書かれた同じ絵が見つかりました。その絵は花穎が少年の頃、気味が悪いとギャラリーで発言した絵でした。贋作だと気づきます。

美優が話しかけてくると、蒼馬がネクタイをつけなかった理由を言いました。それを聞いた花穎は、美優に赤目と蒼馬を呼んでくれと頼みます。

駒地と叶絵、蒼馬への一連の行為が沢鷹の娘・莉沙によるものだと花穎が指摘し、呼び鈴を鳴らして蒼馬を呼びます。並べられたレミントンの2つの絵の前で赤目は、莉沙ではなく自分が烏丸家を憎み続けていたと話しました。

…赤目が少年時代、祖父が美術関連の投資に熱心でした。祖父に同行して行った翠波画廊で、赤目は名画を見極めました。赤目に審美眼があると気づいた祖父と莉沙の父・沢鷹暦は赤目を神童扱いし、赤目に絵の買い付けの助言をするよう褒めます。

当時の赤目は審美眼が褒められたことよりも、祖父に信頼されたことを嬉しく思っていました。

ところが赤目の選んだ絵を集めた絵画展を開いたとき、花穎がその場で贋作を見抜いて「この絵、気味が悪い」と指摘したのです。それがきっかけで赤目は祖父からの信頼を失い、莉沙の家は廃業に追いやられたのでした…。

その話を聞いた花穎は、贋作に「退蔵」という札が掛けられて収蔵室に保管されていたことを話します。「退蔵」とは「使わずにしまっておくこと」という意味で、処分せずに置いた自分の父・真一郎は、贋作を気に入った赤目の心も守ろうとしたのではないかと話しました。

「うちの執事が言うことには、僕は未熟で甘くて当主の自覚が足りない。でも僕は周りの人を手放さない。僕の輪のなかには、赤目さんもいるよ」と言う花穎に、赤目は「俺はお前なんか大っ嫌い」と言いながら微笑み返します。

…後日。

戻ってきた使用人の前で、花穎は「僕がみんなを守る」と宣言します。花穎のすぐそばには蒼馬が付き添っており、花穎のために椅子を引きました。花穎が席に座ると蒼馬は、「お言葉ではございますが、私はまだ解雇されたままでございます」と指摘しました。花穎は使用人たちの聞いている場で、口頭で辞令を告げました。

「衣更月蒼馬、烏丸花穎の執事を命じる」

みんな拍手を送ります…。

(エンドロール)

撮影の舞台裏? 花穎と蒼馬、赤目が撮影に使った道具を使って遊び、犬とはしゃぐ姿など。

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