「うつくしいひと サバ?」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(1件)

ヒューマンドラマ

うつくしいひと サバ?の紹介:2017年製作の日本映画。熊本県出身の行定勲監督が、故郷の熊本を舞台にメガホンを執ったノスタルジックなラブストーリー『うつくしいひと』の第2弾。副題の「サバ?」とはフランス語で「元気?」や「大丈夫?」の意味があり、熊本へのエールが込められている。

あらすじ動画

うつくしいひと サバ?の主な出演者

玉屋末吉:高良健吾 田上:米村亮太朗 古町明日香:中別府葵 マリエ:石橋静河 マチュー:ガルニエ・ロイック 嶺豪一 中川ひとみ 黒木よしひろ 媚山香織 村本大 くまモン 熊本おもてなし武将隊 寿司屋の大将:井手らっきょ 川上義晴:中原丈雄

うつくしいひと サバ?のネタバレあらすじ

【起】– うつくしいひと サバ?のあらすじ1

うつくしいひと サバ?のシーン1

画像引用元:YouTube / うつくしいひと サバ?トレーラー映像

2016年4月14日と16日、震度7の地震が熊本県を2度も襲いました。特に2度目の16日の地震では広範囲にわたり大きな被害が出ました。

熊本県で、がれきが残る家並みのなかを、外国人のマチューが歩いています。何かの包みを両腕に抱えたマチューは、まだ時折起こる余震に驚いて思わず道にしゃがみこみました。そこを、原付バイクで田上(たのうえ)が通りかかります。

しゃがみ込んでいるマチューを見た田上は、大丈夫かと質問しました。外国人だと判ったので手招きをし、ジェスチャーで教えながらマチューを連れて行きます。

田上がマチューを連れて行ったのは『玉屋末吉私立探偵事務所』でした。しかし事務所の前には、柴犬とウェルシュ・コーギーがリードで繋がれており田上は不思議に思います。

事務所のなかでは探偵の玉屋が電話をしていました。5年も家に引きこもっていた友人のケンタが、今回の地震をきっかけに部屋の外に出るようになりNPO団体で活躍していると、玉屋は喜んでいました。

外に2匹の犬が繋がれていましたが、事務所のなかにはもっとたくさんの犬猫、鳥がいました。猫と鳥はケージに入っています。田上がどうしたのかと聞くと、玉屋は「迷子になった動物を預かったり、事情があって部屋に置いておけないペットを預かったりしている」と答えました。田上が猫を見て可愛いというと、玉屋は里親を探していると言って勧めました。田上は動物アレルギーだと言って断ります。

田上が連れてきた外国人・マチューを見て、玉屋はどうしたのかと聞きます。道で見つけたけれども言葉が判らないのだと田上は言いました。どこの国の人か判らなくても、英語を話せば大抵通じるだろうと玉屋が言い、田上が知っている英単語を並べてみますが全く会話になりません。

田上が、そういえば「サバ」という言葉をしきりに連呼していたと玉屋に話します…。「サバ?」と語尾を上げて玉屋が質問し、田上は頷きます。

(映画タイトル)

玉屋はマチューを寿司屋に連れていき、しめさばの寿司を食べさせました。食べたマチューが「セボン」と言います。それを聞いた寿司屋の大将が「フランス語だ」と言いました。寿司屋をしているので「おいしい」という意味の外国語はある程度理解できると答えます。

玉屋らの話を聞いた大将は、「サバ」という意味も魚のサバではなく別の意味ではないかと言いました。そこで玉屋は通訳を探そうと考えます。

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