「うつくしいひと」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(1件)

ヒューマンドラマ

【結】– うつくしいひとのあらすじ4

うつくしいひとのシーン4

画像引用元:YouTube / うつくしいひとトレーラー映像

かつて勇気と決断のいることを軽々とやってのけた親友の真似なのだと言って、紳士は笑いました。そうしてまた紳士は、高校時代の3人のことを思い出します。菊池川にいる透子に手を貸して「行こう」と声をかけ、紳士と透子は車に乗って草千里ヶ浜へ行きます。

草原をゆっくりと歩く透子の後ろを、紳士がついてきます。(映画冒頭のシーンです)透子が紳士のほうを振り返ると、紳士は首から提げたカメラを透子に向けてシャッターを切ります。透子がまた前を向いて歩くと、紳士もゆっくりとついていきました。

紳士は自分が映画監督であることを明かすと、夏目漱石の『草枕』を映画化するために熊本にやってきたと言いました。熊本出身の紳士は「ずいぶん久しぶりに放ったらかしにした心を覗くような感じがして」昔の思い出を見て回っていたのだそうです。

紳士の目には、また高校生の3人の幻影が見えました。3人は楽しそうに草原を走り、その先には舞を踊る8人の花童が見えました。花童は赤い着物を着ており、日本髪を結っていました。草原でなにか昔の演目を踊っています。

カメラを持つ少年は喜ぶと、踊る花童を8ミリフィルムで撮影しています。その様子を、紳士は後ろから見ていました。

時刻は夕方になります。

紳士は透子にお礼だと言って、鼈甲(べっこう)の櫛をプレゼントしました。昔、好きだった人に渡そうと思って買ったのだけれども、渡せずに終わったと言いました。その女性はO・ヘンリーの『賢者の贈り物』が好きで、鼈甲の櫛に憧れていたのです。紳士は櫛を渡せなかったのですが、親友は櫛を渡せたのだと話しました。紳士が好きだった女性は「うつくしいひとでね。みんなの憧れでした」と言います。

透子は遠慮しますが「あなたはあの人に、とてもよく似ているから」と紳士は言い、「持っていてほしいんです」と言いました。透子は受け取ります。

透子は、紳士が昔に好きだったのは、自分の母・鈴子だと気づきました。8ミリフィルムに映っていた眼鏡の少年だとも悟ります。

熊本城の近くで車を止めて別れようとすると、そこへ玉屋の車が急停車しました。玉屋と鈴子が車から出てきます。

紳士は鈴子の姿を見ますが、車から出てあいさつすることなくそのまま去っていきました。透子は鈴子にもらった櫛を渡し、「素敵な人だったよ」と言いました。鈴子はニコッと笑うと、「帰ろう」と声をかけて、透子と鈴子は車に乗り込みます…。

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