「おいしい家族」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(1件)

ヒューマンドラマ

【転】– おいしい家族のあらすじ3

おいしい家族のシーン3

画像引用元:YouTube / おいしい家族トレーラー映像

橙花は和生について手伝いをします。和生はすっかり島に溶け込んでおり、いろんな人の手伝いをしていました。もともとは福島で漁師をしていたのですが、東日本大震災で罹災した和生とダリア父子は、その後めぐりめぐってこの島にたどり着いたと言います。食うものに困っていた和生は、ダリアの持ち帰る給食をあてにしていました。それを知った青治が2人を家に招いて、食事と部屋を与えたのがなれそめでした。

妻の死後、青治は死んだ妻の料理を再現しようとしました。料理はある程度自力でできたのですが、妻が好きだったおはぎは青治が努力してもどこか違った味になりました。思い立った青治が妻の格好をすると、味の再現ができた…という話を和生は青治から聞いていました。和生はそれを橙花に話して聞かせます。

和生と別れて帰宅した橙花は、いまはもういない母・すみれがそこにまだいるような気がしました。母が使っていた口紅が足元に転がってきたので、拾い上げます。

夜、サムザナの誕生会が開かれました。青治がスリランカ料理を作り、みんな楽しそうにサムザナのお祝いをしました。その輪にうまくなじめない橙花は居心地が悪くなり、実家を抜け出してまた島のバーに行きました。エビオ相手に飲んだくれます。

エビオは橙花を口説きますが、橙花は深い仲になるのを避けました。誘ってくるエビオを交わして帰宅します。

翌日。

登校をしぶっていた瀧が、派手な色(オレンジに近い色)に髪を染めてやってきました。ダリアがそれを見ます。

ダリアは放課後に瀧を呼び止めると、いっしょにメイクをしてアイドル志望のダリアが作った服を着ました。瀧は女の子の格好をすることに興味がありましたが、それを父親に打ち明けることができていませんでした。周囲の目を気にせず堂々と女性の服を着ている青治が羨ましくて、反発していたのです。

橙花の実家には母・すみれの三回忌で親戚が集まります。青治は亡きすみれの喪服を着て臨みました。親戚たちも特に言いません。橙花が叔母(すみれの妹)に文句を言いますが、伯母は不満に思っていないようでした。弟の翠も父の女装を受け入れており、橙花ひとりが釈然としないようです。

納得できない橙花は夜まで飲んで、近くを散歩していました。入江ではド派手なメイクをした瀧とダリアがゴムボートに乗り込んで、島を脱出しようとしていました。それを見つけた橙花は2人を止めると近くの教会委へ連れていき、瀧とダリアのメイクを綺麗に直してあげます。

瀧はダリアと橙花に、父親にメイクをしたところを見られて恥ずかしく思ったことを話しました。橙花が瀧の唇に口紅をつけると、瀧は「すごい、魔法みたいだ」と喜びます。

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