「おいしい家族」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(1件)

ヒューマンドラマ

【結】– おいしい家族のあらすじ4

おいしい家族のシーン4

画像引用元:YouTube / おいしい家族トレーラー映像

教会へ瀧の父親が探しにやってきました。瀧が遅くまで帰ってこないので、父親は島の人たちと捜索隊を作って探していたのです。瀧は父親に告白し、青治にも「先生が羨ましかった。先生みたいになりたかった」と心情を吐露します。瀧の父親は瀧を受け入れました。瀧は笑顔で家に戻ります。

橙花と青治、和生たちはバーに飲みに行きます。橙花は和生に「なんで父と結婚するんですか」と質問しました。「俺さ、家族が欲しかったんだよね」と答えた和生に、「駄目でしょ。結婚って、そういうもんじゃないでしょ」と橙花は食って掛かります。

すると和生は「結婚って、愛さえあればオッケーだと思う。いろんなもの失くした俺たちに、愛だけくれたんだセイさんは」と言いました。そのことばを聞いた橙花は、みんなのいるその場に母の姿を見た気がしました。

幻の母を追いかけて外に出ると、青治がいました。青治は橙花に振り返ると「母さんが、いた気がしてな」と言いました。青治と橙花はそのまま夜の道を歩きます。

みんなより先に家に戻った青治と橙花は、2人で話をしながらおはぎを作ります。和生から聞いたとおり、青治は母・すみれに近づきたくてすみれの格好をしてみたと言いました。

橙花は「父さんが母さんになったら、『父さん』はどこへいくの? 父さんまでいなくならないでよ」と訴えます。作っているおはぎを示しながら、青治はおはぎが苦手だったことを話しました。妻が好きだから言えずにいたと話し、青治は食べます。橙花もおはぎを口にしました。

そこへ和生たちも戻ってきて、おはぎを食べました。サムザナがその途端に産気づき、みんなで慌てて病院に連れていきます。

…後日。

東京に戻った橙花は、別居中の夫と外で待ち合わせして会いました。離婚することに決めて、手続きを進めます。夫が仕事の電話を受けているあいだ、橙花が自動販売機で飲み物を買うと当たりました。橙花は夫に、コーヒーが苦手な人でも好きになれそうな缶コーヒーを手渡します。

夫を見送ったあと、橙花は自動販売機のコイン投入口に指輪を入れました。

青治と和生の結婚式の日。角隠しを着る青治に、橙花がメイクを施します。メイクしながら橙花が離婚を報告すると、青治は「生きてればそれでいい」と声をかけます。

ふたりは海辺で結婚式を挙げます。橙花のところへエビオが花束を持ってくると、プロポーズしました。瀧が角隠しを着たいと言い出し、ダリアが自分と結婚するなら着せてあげると言うと、瀧が「よろしくお願いします」と答えます。

瀧とダリアが微笑み合うのを見て、橙花も思わず笑顔になりました。空を見上げます。

青治、和生、橙花、ダリア、翠、サムザナ、生まれたばかりの赤ん坊で記念撮影します。青治は亡き妻・すみれの遺影を抱いていました。

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