「おくりびと」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(2件)

2008年9月公開の日本映画。 東京でチェロ奏者として暮らしていた男が失業し、故郷・山形に戻った。 仕事を探す彼の目に留まったの「旅のお手伝い」という求人広告。 高給保障という文字に惹かれてその会社を訪ねてみると、それは”納棺師”という未知のお仕事だったのです。

おくりびとの主な出演者

小林 大悟(本木雅弘)、小林 美香(広末涼子)、山下 ツヤ子(吉行和子)、佐々木 生栄(山崎努)、上村 百合子(余貴美子)、平田 正吉(笹野高史)、山下(杉本哲太)、山下 理恵(橘ゆかり)、山下 詩織(飯塚百花)、小林 淑希(峰岸徹)、ツヤ子の孫娘(松田七星)富樫 直美(宮田早苗)、富樫(山田辰夫)、曽根崎(石田太郎)、小林 和子(星野光代)

おくりびとのネタバレあらすじ

【起】– おくりびとのあらすじ1

おくりびとのシーン1

画像引用元:YouTube / おくりびとトレーラー映像

東京のとある管弦楽団でプロの奏者としてチェロを弾いていた小林大悟。

妻の美香はWEBデザイナーをしており、慎ましくも安定した暮らしをしていたはずでしたが。

ある日突然、その楽団が解散してしまい、失職してしまったのです。

折しも、彼はその夢をかけて1800万円もの高額なチェロを借金して買ったばかり…夢破れた彼は夫婦で生まれ故郷の山形県酒田市へと戻ったのでした。

そこには、二年前に亡くなった母親が残してくれた古い家があったのです。

自分には荷の重かったチェロを手放して東京を離れた大悟。

美香は意外にも前向きに、彼についてきてくれました。

とはいえ、まず生きていくためにこの街で仕事を探さなければなりません。

ある朝、大悟は新聞に求人広告を見つけました。

”NKエージェント”というその会社は「旅のお手伝い」というお仕事で、さらにそこには「年齢問わず高給保障」とか、「実質労時間僅か」という景気の良い言葉が躍っていました。

しかも未経験者歓迎で正社員待遇です。

旅行代理店なのか、と思って面接に向かうと、その事務所には思いがけないものが並んでいました。

三つの棺です。

事務員の上村は、広告を出すのは反対だった、と笑います。

「この業界、とにかく人集めが難しいから…」

「あのう…こちら、何の会社なんですか?」

「あれ?あなた何も知らんで来たの?」

「”旅のお手伝い”をするって…」

すると、恰幅の良い男性が戻ってきました。

社長の佐々木です。

「ああ…君か。電話より明るいね」

そう言うと、彼は上村に声をかけました。

「ほら、出して良かっただろ」

彼は履歴書を受け取ると聞きました。

「うちでどっぷり働ける?」

頷くと、それで「採用」と言われ、拍子抜けしてしまった大悟。

給料も「最初は片手でどう?」と50万円を提示されて圧倒されてしまいました。

しかし、その仕事の内容は「まずはアシスタントから」とのことで、掴みどころがありません。

「具体的には…?」

「具体的___納棺(のうかん)」

聞き覚えのないその言葉に問い返すと、佐々木は答えました。

「遺体を棺に納める仕事」

「遺体って…死んだ人のことですか?」

募集広告にあった”安らかな旅”とは、”安らかな旅立ち”の誤植だったというのです。

「だから、NKは納棺のNK…まぁ、これも何かの縁だ。とにかくやってみて、向いてないと思ったら辞めればいいさ」

押し付けられた二万円の面接の日当を受け取ってしまった大悟は、それで美香にお土産の米沢牛の特上サーロイン肉を買って帰ったのです。

それでも、彼女に仕事の内容を正直には伝えられませんでした。

”冠婚葬祭業”と言ったら、結婚式場かと間違えられてしまったのです。

それでも、頑張って働こうと大悟は翌朝出勤しました。

事務員の上村が立てかけて並べた棺にハタキをかけています。

「でも…死んだ人を見たこともない人間が、こんな仕事できるんでしょうかね」

仕上がった名刺を見て大悟が呟くと、上村は言いました。

「そのうち慣れるわよ!」

「死体に…ですか?」

「うん」

そんな大悟に、仕事の電話がかかってきたのです。

次のページで起承転結の「承」を見る

次のページへ
1 2 3 4 5

「おくりびと」と同じカテゴリの映画

関連記事はこちら

こちらもおすすめ

×