「きっと、またあえる」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(1件)

ヒューマンドラマ

きっと、またあえるの紹介:2019年製作のインド映画。「ダンガル きっと、つよくなる」のニテーシュ・ティワーリーが手掛けた笑いと涙の物語。受験生が病院に担ぎ込まれたことをきっかけに集まった親世代の旧友7人。彼らは受験に失敗した友人の息子を励ますため、“負け犬”と呼ばれた大学時代の奮闘を語る。出演は、「PK ピーケイ」のスシャント・シン・ラージプート、「サーホー」のシュラッダー・カプール。

あらすじ動画

きっと、またあえるの主な出演者

アニルッド・パタク(アニ) – スシャント・シン・ラージプート マヤ・シャルマ・パタク – シュラッダー・カプール ラーガヴ・パタク – ムハンマド・サマド(英語版) グルミート・シン・ディロン(セクサ) – ヴァルン・シャルマ デレク・デソウザ – ターヒル・ラージ・バシン ヒマンシュ・デーシュムク(アシッド) – ナヴィーン・ポリシェッティ スンダル・スリヴァスタヴァ(マミー) – トゥシャール・パーンデー サヒール・アワスティ(へべれけ) – サハルシュ・クマール・シュクラ ラグヴィール・チャルカル(ラギー) – プラティーク・バッバル ヴェンカテーシュ(ヴェンキー) – アビシェーク・ジョゼフ・ジョージ(英語版) パンドゥ – ナルニーシュ・ニール アビマニュ・ラトーレ(モヤシ) – ランジャン・ラージ ドゥライ・ピトロダ – ラズィーヤ・スルタナ セクサの父 – アダルシュ・ガウタム マミーの父 – サンジャイ・ゴーラディア スミット・デーヴ・カースベーカル医師 – シシル・シャルマ(英語版) 入寮受付係 – サーナンド・ヴェルマ(英語版)

きっと、またあえるのネタバレあらすじ

【起】– きっと、またあえるのあらすじ1

きっと、またあえるのシーン1

画像引用元:YouTube / きっと、またあえるトレーラー映像

1990年代、インド・ボンベイ。

男子大学生のグルミート・シン・ディロン、通称:セクサが上半身裸で赤いバケツを持ち、深夜の学生寮4号棟(H4)の廊下を、足を忍ばせて歩いています。セクサがドアをノックしたのは、アニルッド・パタク、通称:アニの部屋でした。出てきたアニに「俺の渇きを癒してくれよ」と言いながら、手に持った赤いバケツを示しました。それだけで意味が分かるらしく、アニは「久しぶりにやるか」と笑顔を見せます。

彼らは洗面所でバケツに水を汲むと、互いにその水を掛け合いました。水かけ合戦が始まります。2人の声を聞いた寮の他の学生もそれに気づき、すぐバケツを持って現れました。H4寮をあげての大騒ぎが始まり、みんなで水を掛け合います。

ひとしきり遊んだあと、彼らは「進撃だ」と言うとバケツを手に今度はお隣の寮、H3へ向かいました。H3の寮の扉をノックすると、出てきたのはライバルのラグヴィール・チャルカル、通称:ラギーでした。すぐに事情を察したH3の寮生たちも集まり、水かけ合戦は寮同士の戦いに変わります。アニはラギーに「負け犬め」と声をかけ…。

…という夢を見ていたアニは、車中のうたたねから目を覚まします。

現在のアニは中年になっていました。妻のマヤとは2年前に離婚し、現在は大学受験を控える息子・ラーガヴと2人で高層マンションの一室で暮らしています。

アニは仕事から自宅へ帰宅しました。家には執事兼家政夫の男性がおり、部屋は高級な家具で囲まれています。

ラーガヴは自室で、同級生の友人と電話をしていました。ラーガヴは父親と同じボンベイ工科大学を受験するつもりですが、成績に自信がないことを友人に訴えていました。友人たちはラーガヴからその不安を何度も聞かされています。すでに試験は終わっており、あとは合否の発表を待つだけです。「矢は放たれた。果報は寝て待て」と言うと、友人は電話を切りました。そこへ父・アニが部屋に入ってきます。

ラーガヴの不安を知らないアニは、ラーガヴが合格しているのを前提に会話をします。寮生活だと食生活がよくないから今のうちに食べておけと言い、食欲のないラーガヴに食事を突きつけます。ラーガヴが不安を口にしてもアニは取り合わず、「2か月頑張ったんだ。大学に入ったら恋人を作れ」とまた合格を前提にした会話をします。

工科大は出会いが少ないとアニが言うので、ラーガヴが母親を引き合いに出しました。アニとマヤは大学で知り合って結婚したのです。アニは例外だと言いました。

別の日。

ラーガヴは母親・マヤのところへ行きます。別居しつつ未練たらたらのアニは、その家の前までついてきました。「うまいおかずがあれば、包んでもらえ」と妻の料理をラーガヴに持ち帰れと言います。そのくせ、マヤの住む家には入らず見送るだけです。

ラーガヴが母・マヤに受験の心配を告げると、マヤは聞いていました。マヤは夫・アニをよく理解しており、プレッシャーをすぐかけるタイプだということも判っています。マヤはラーガヴを励ましながら、おかずを包みました。

夜、ラーガヴはアニに持ち帰った母親の料理を渡します。受け取ったアニは、「男同士でお祝いしよう」と赤ワインを見せました。アニは息子が大学に合格していると決めており、ラーガヴが「プレッシャーだよ」と嫌な顔をしても気づきません。

その夜、アニは久しぶりに息子の子ども時代のビデオを見ながら、ラーガヴの幼少期を思い返していました。アルバムも眺めます。

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