映画:こんな夜更けにバナナかよ愛しき実話

「こんな夜更けにバナナかよ愛しき実話」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(6件)

こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話の紹介:2018年12月28日公開の日本映画。難病で車いす生活を強いられながらも、力強い生き様で多くの人々に影響を与えた実在の人物、鹿野靖明さんを、大泉洋が演じるヒューマンドラマ。難病・筋ジストロフィーで、人の助けがないと生きていけないのに病院を飛び出して自立生活を始めた鹿野。そんな彼に振り回されながらも、出会いを機に変わっていく人々の物語が描かれる。

あらすじ動画

こんな夜更けにバナナかよ愛しき実話の主な出演者

鹿野靖明(大泉洋)、安藤美咲(高畑充希)、田中久(三浦春馬)、高村大助(萩原聖人)、前木貴子(渡辺真起子)、塚田心平(宇野祥平)、泉芳恵(韓英恵)、鹿野清(竜雷太)、鹿野光枝(綾戸智恵)、田中猛(佐藤浩市)、野原博子(原田美枝子)

こんな夜更けにバナナかよ愛しき実話のネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

①医大生・田中の恋人・美咲は、筋ジス患者でボランティアに頼る鹿野にひとめぼれされる。乞われてボランティアをするうちに、鹿野が単にわがままなわけではなく、目的があると知る。 ②鹿野は明るく過ごし、美咲も鹿野を評価するように。美咲は教育大生と嘘をついたことで田中と気まずくなるが、鹿野が両者を取り持った。

【起】– こんな夜更けにバナナかよ愛しき実話のあらすじ1

こんな夜更けにバナナかよ愛しき実話のシーン1

画像引用元:YouTube / こんな夜更けにバナナかよ愛しき実話トレーラー映像

〔1994年 北海道 札幌〕

鹿野靖明(しかの やすあき)は、34歳の男性です。

全身の筋肉が徐々に衰えていく、進行性筋ジストロフィー、通称:筋ジスという難病に侵されています。

筋ジスと判明したのは12歳の時で、その頃は20歳まで生きるのが難しいと言われていました。

しかし鹿野は好き放題をして暮らし、34歳になってもなお、精力的に生きています。

病は進行しており、今では手の指先と、首から上しか自力では動かせません。

何をするにも、ボランティアの手が必要です。

鹿野はボランティアに、一見すると横柄な態度を取りますが、それはポリシーがあってのことでした。

障害者だからと卑屈になるわけではなく、ボランティアの経験を積むための練習台になる…そのつもりで、鹿野はわがまま放題をしています。

鹿野の病状からすると、本来であれば入院生活を余儀なくされるものです。

しかし病院での生活が窮屈だからと、鹿野は勝手に退院し、ひとり暮らしをしていました。

近くの北海道大学へ自らが行き、自分のためのボランティアを募ります。

鹿野の家にいるボランティアは、すべて自前で用意した「ボラ」でした。

鹿野のわがままぶりは、徹底しています。

ボランティアはそれに振り回されますが、不思議と鹿野は憎めないキャラクターでした…。

その日も鹿野は何人もの女子学生ボランティアに囲まれて、ちやほやされています。

3分の砂時計が落ち切ったのを見て、鹿野は「はーい3分、ふーして」と言い、カップラーメンを食べさせてもらっています。

繰り返しになりますが、自力で動かせるのは首から上と手の指先だけなので、水を飲むのも背中を掻くのも、新聞を読むのも、ボランティアの力を借りないと、鹿野ひとりではできないのです。

一見するとハーレム状態に見えますが、そうではありません。…いや、「ハーレム状態」のようでした、ベテランのボランティア、前木貴子に言わせると。実際、そんな風に見えなくもありません。

安堂美咲は、書店に勤めるフリーターです。

玉の輿を狙って合コンをして、現在は北大生の医者のタマゴですが、将来的には田中記念病院の跡取りになるであろう男性・田中久と付き合い始めました。

その際、田中に釣り合おうとして「教育大学生」と嘘をついています。

田中はそれを信じており、美咲は教師になるために勉強をしているのだと思っていました。

田中はこのところ、ボランティア活動だと言って美咲とのデートを日延べすることがありました。

美咲は怪しんで、あるとき田中へ会いに、鹿野の自宅へ押しかけます。

美咲が会いに行ったのは、あくまで田中でした。

しかし鹿野は、ボランティア志願の女子学生のひとりだと思い込み、あれこれ指示します。

筋ジスの鹿野のシンポジウムを聞いて感動した田中は、鹿野のボランティアに名乗りをあげていました。

泊まりのボランティアに欠員が出て、田中は指名されます。

田中が泊まりになったので、美咲も居残りました。

深夜の2時過ぎに、鹿野が「バナナを食べたい」と言い出しました。

こんな気まぐれを鹿野が起こすことは、よくありますが、美咲は「こんな夜中にか」と思います。

田中が買いに行こうとしますが、ほぼ初対面に近い鹿野と2人きりで残されても、会話が続く自信がないので、美咲がバナナを買いに行きました。

深夜まで開いているスーパーにはバナナが品切れで、閉店しているスーパーには、バナナが山盛り置かれていて、美咲は口惜しがります。

それでも必死で走り回り、美咲はバナナを買ってきました。

鹿野の目の前のオセロ盤の上に、腹立ちまぎれに美咲がバナナを置くと、鹿野は飄々とした顔で「うわなんかいま、ぐっときた~」と言います。

鹿野は美咲を好きになりました。

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