「さあ帰ろう、ペダルをこいで」のネタバレあらすじと結末の感想

ヒューマンドラマ

さあ帰ろう、ペダルをこいでの紹介:2008年製作のロードムービー。事故で記憶を失った孫と祖父が、自転車に乗って記憶を取り戻す旅を描いた作品。劇中ではボードゲーム「バックギャモン」や「タンデム自転車」が登場。主演は「パパは、出張中!」「アンダーグラウンド」のミキ・マノイロヴィッチ。

予告動画

さあ帰ろう、ペダルをこいでの主な出演者

バイ・ダン(ミキ・マノイロヴィッチ)、アレックス(カルロ・リューベック)、ヴァスコ(フリスト・ムタフチェフ)、ヤナ(アナ・パパドプル )、マリア(ドルカ・グリルシュ)

さあ帰ろう、ペダルをこいでのネタバレあらすじ

【起】- さあ帰ろう、ペダルをこいでのあらすじ1

ドイツに亡命してから、アレックスは母に育てられました。別居中だった父が15年ぶりに帰ってきます。久しぶりに故郷のブルガリアに帰ろうと車に乗り込みます。
行く途中で事故に遭ってしまい、両親は亡くなります。アレックスは体に怪我などは無いのですが、記憶を無くしてしまいます。
ブルガリアからやってきた祖父のバイ・ダンは、アレックスのお見舞いに行きます。しかし、彼はダンの事が分かりませんでした。
医師は、事故や両親の事を思い出させると悪化するかもしれないと言います。しばらくアレックスの家に泊まりながら、ダンはお見舞いに通います。
ずっとベッドから動かないアレックスに、ダンは無理矢理外に連れていきます。そして得意のボードゲーム「バックギャモン」で勝負をします。
ダンはバックギャモンのチャンピオンでもありました。ゲームのやり方をアレックスに教えたり、ボードをプレゼントしたのはダンでした。
病室で酒を飲んでいると、ダンは追い出されてしまいます。そしてアレックスに両親の死を告げて、一緒に外に行こうと誘います。

【承】- さあ帰ろう、ペダルをこいでのあらすじ2

ダンはタンデム自転車を借りて、アレックスと二人で、ドイツからブルガリアまで記憶を取り戻す旅に出ます。
1980年代、共産党政権下のブルガリアで、幼いアレックスは父のヴァスコと母のヤナ、そして祖父母と暮らしていました。
ある日のこと、バックギャモンのチャンピオンでもあるダンは、いつものカフェで勝負をしていました。彼の様子を見張る男がいました。
その男は、ヴァスコの事を調べ上げていました。過去の経歴で仕方なく嘘をついたことなどバレてしまっていました。
この事を言われたくなければ、ダンについて逐一報告するように脅してきます。ダンはゲームを作って、闇市で売っていた疑惑があったのです。
ヴァスコは手詰まりである事を説明すると、ダンが状況を変えて強行突破することをアドバイスします。
そしてヤナとアレックスを連れて、ドイツに亡命することを考えます。国境を超えてイタリアの難民キャンプにたどり着きます。
アレックスは、そこで女の子と知り合います。彼女とミニカーで遊んだりと初恋の様子です。ミニカーは駐車場として、二人で見つからない場所に入れておきます。

【転】- さあ帰ろう、ペダルをこいでのあらすじ3

ダンは、亡命を手助けしたとして、ヴァスコを脅してきた男に逮捕されてしまいます。ダンの妻は悲しみますが、イタリアの難民キャンプから3人が無事である事を手紙で知って涙します。
難民キャンプの待遇は劣悪で、毎日同じ食事、狭い寝床、いつになっても出ることができない状況です。
さすがに我慢ができなくなって、ヴァスコと仲間達は不満を撒き散らします。しかし、難民手当をもらいたい責任者は応じる事はありませんでした。
仲間のシカゴが、賭け事をしているバーを紹介してくれます。そこではバックギャモンの賭け事も行われていました。
ダンの子であるヴァスコの腕はピカイチで、見事に勝利して金を手に入れます。その金を使って、国境を超える手引をしてもらいます。
そしてドイツに亡命しました。冒頭に戻って、3人でブルガリアに里帰りすることになったということです。
現在に戻って、アレックスはダンと両親の墓参りをします。その後、自転車をこいでいるとブレーキが故障してしまいます。
ダンとアレックスはガードレールに突っ込みますが、無事でした。野宿をしていると、アレックスが医者からもらった薬を飲んでいました。
ダンは、そんなもの不要とばかりに焚き火で燃やしてしまいます。そして酒を勧めて、アレックスは笑います。

【結】- さあ帰ろう、ペダルをこいでのあらすじ4

自転車をこいでいると、キャンプをしている一行と出会います。そこでアレックスは、マリアという女性に惚れてしまいます。
相思相愛となって、記憶が無いことを説明します。だからマリアが初恋だと言うと、彼女は本当に初恋かもよと言います。
ダンとアレックスは翌日も自転車をこいで行きます。するとイタリアの難民キャンプがあった場所にたどり着きます。
そこでシカゴと再会します。彼は結局、兄から呼ばれずに、ここに門番として残ったと言います。
アレックスが歩いていると、隠していたミニカーを見つけます。そのミニカーから事故を思い出し、全てを思い出します。
ダンは先に列車で帰り、アレックスは一人自転車でブルガリアを目指します。たどり着くと、祖母が暖かく出迎えてくれます。
そしてカフェに行って、ダンとバックギャモンでチャンピオンを賭けて勝負をします。勝負は決着がつかずに、サイコロの目の大きさで決めることになります。
2つのサイコロを降ると、ダンは6と6の12という最大の大きさを出します。アレックスが降ると、今まであったことが巻き戻しされていきます。
そして一つのサイコロが割れて、6と6+1の目が出ます。奇跡が起こって、アレックスがチャンピオンになります。
アレックスはマリアのいるダンス教室に向かいます。二人が見つめ合ってエンディングです。

みんなの感想

ライターの感想

この映画は、世界中で絶賛された作品になります。劇中では豊かな自然や、城、町並みなど、ドイツからブルガリアまでの綺麗な景色を見ることができます。
ストーリーが抜群であるのが特徴的な映画でもあります。気になったのは、マリアが本当に初恋かもしれないと言った場面です。おそらく、難民キャンプで出会っていた女の子はマリアなのではと思いました。
今作では感動のあまり、体がジーンとなったり、涙が出てしまう場面が多々あります。アレックスの祖父母が手紙で無事を知ったシーンや、アレックスと再会できた時のシーンには泣いてしまいます。
最後まで見終わって、ダンのサイコロを例えて励ます場面が印象的でした。彼の言葉は、優しくもあり力強くて勇気づけられます。最高の評価をつけたくなること間違い無しの作品です。

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