映画:さかなのこ

「さかなのこ」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(1件)

ヒューマンドラマ

タレント・魚類学者として活躍するさかなクンの半生を、のん主演で映画化したヒューマンドラマ。魚を描くことも見ることも調べることも食べることも大好きな小学生、ミー坊。そんな彼を家族や友人たちは暖かく見守り続ける。そして自分自身の生き方で、ミー坊は人生を泳いでゆく。沖田修一監督、2022年9月上映作品。139分。

あらすじ動画

さかなのこの主な出演者

ミー坊(さかなクン):のん ヒヨ:柳楽優弥 モモコ:夏帆 総長:磯村勇斗 籾山:岡山天音 ミー坊(幼少):西村瑞季 おさかなショップ「海人」の店長:宇野祥平 ツッパリ:前原滉 鈴木先生:鈴木拓 ヒヨの恋人:島崎遥香 水族館の先輩飼育員:賀屋壮也(かが屋) 番組アシスタント:朝倉あき 番組MC:長谷川忍(シソンヌ) 歯科医:豊原功補 ギョギョおじさん:さかなクン ジロウ:三宅弘城 ミチコ:井川遥

さかなのこのネタバレあらすじ

【起】– さかなのこのあらすじ1

さかなのこのシーン1

画像引用元:YouTube / さかなのこトレーラー映像

早朝、一人の青年が目を覚ます。窓を開き、歯を磨き、一緒に暮らしている魚たちに手慣れた様子で餌を上げる。そして洋服を選び、愛用のハコフグの帽子を被ると、テレビクルーと漁船に乗り込んだ。素潜りできる格好をし地元、千葉の魚の紹介をする。

すると、大きな魚影を見つけた青年は思わず海に飛び込んだ。

水の中で青年はみるみる、幼く小学生の姿になっていく。

それが本作品の主人公、ミー坊である。

水族館で一日中、タコをじーっと見つめている。閉館アナウンスが鳴り、疲れて眠ってしまった兄と、優しく促す母に連れられて帰っていく。

その時、母がプレゼントしてくれた海洋動物の図鑑は、ミー坊の宝物になった。

学校に行っても、流行りのアイドルやアニメの話ではなくてミー坊はノートに大好きなタコの絵を描いていた。それを見にくるモモコ。彼女は絵を褒めてくれた。

その後、夏休みに同じクラスのやんちゃなヒヨとモモコと共に「千葉の海じゃなくて、世界が繋がっている海」へ出かけた。するとミー坊は大きな水ダコを捕まえ、皆を驚愕させる。

母のミチコに飼っていい?とせがむと、いいわよと答えが帰ってくるが、父のジロウは勘違いしてその場でタコを締めてしまい美味しく皆で頂くことになってしまった。

ミー坊は魚を見るのも、獲るのも、描くのも、食べるのも大好きであった。

魚付きの教師達に、絵を描いた「ミー坊しんぶん」が高く評価され、学校の掲示板に貼られるくらいであった。

それを両親も兄も優しく見守ってくれる、毎日の食卓にも魚料理が並ぶ。幸せそうにミー坊は食べていた。

そんなある日、ヒヨと帰り道歩いていると、ハコフグの帽子を被った怪しげなおじさんがじーっとこちらを見つめている。通称「ギョギョおじさん」彼には帽子を褒めて逃げたら、大丈夫なんだぜ!とヒヨから教えてもらうが、ギョギョおじさんの魚の博識に心惹かれるミー坊。

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