「すももももも」のネタバレあらすじと結末の感想

ヒューマンドラマ

すもももももの紹介:1995年公開の日本映画。心を閉ざした少女の心情や風景を描いた作品。今関あきよしが監督・撮影・原案を務め、持田真樹主演で贈る。浜崎あゆみの映画初出演作品。

すもももももの主な出演者

相原小桃(持田真樹)、栗子(浜崎あゆみ)、涼子(桂木亜沙美)、直樹(林泰文)、勇飛(梶原聡)、保(加藤晴彦)、父(蛭子能収)、母(余貴美子)

すももももものネタバレあらすじ

【起】- すももももものあらすじ1

相原小桃は1995年の冬に、18歳で死にました。長いようで短かった人生で、彼女はすももが好きでした。
すももを太陽に透かして、透明の色に夢中で見ています。もしも生きてたら、もっと見ていたかったと考えています。
とある日曜日、小桃は今日もすももを見ていました。教室では妹の栗子が雑誌を読んでいます。彼女の彼氏の保は部室に連れ込まれていました。
連れ込んだ相手は、小桃の友人の涼子です。彼女は服を脱いで、保の体に触れていきます。
廊下では勇飛というチャラい格好をした男が歩いていました。勇飛はアナウンス部が担当している放送室に入ります。
そこには小桃がいて、レコードの上にはくしゃくしゃにした紙が置いてありました。勇飛は音楽を変えて、紙を読み始めます。そして小桃に抱きつこうとしてきます。
小桃は逃げ続けます。勇飛は彼女の耳元で、生まれる前から知っていると話しかけてきます。
紙には生徒たちの交際歴や肉体関係が書いてありました。勇飛は赤い文字で付け加えていきます。

【承】- すももももものあらすじ2

小桃が部室に行くと、涼子が眠っていました。涼子はエッチなことをした後、眠くなってしまう癖がありました。
そこへ栗子がやってきて、涼子から保の匂いがすると言ってきます。栗子は保を縛りたくないけれど、病気が心配だと言います。するならゴムでと言うと、涼子はもう保とはしないと言います。
小桃はまったく喋らず、栗子は咳き込むと吸引器を使用します。翌日、二人が走って登校していると、栗子が咳き込んでしまいます。
吸引器を吸った後、栗子はタクシーに乗って行くことにします。栗子は小桃に、死ぬなよと言って去っていきます。
小桃は横断歩道を渡った後、うずくまります。どけよと運転手の罵声が飛んできます。
小桃には直樹という彼氏がいました。帰り道、直樹は紙を見て、皆の交際歴などに感心します。
直樹と小桃は交際して半年で、肉体関係はありませんでした。涼子はそれを不健全だと考えていました。この紙を書いた涼子は、どうやって聞いたのかと、直樹は不思議に思います。
直樹は紙に赤い文字で、小桃が別の男と肉体関係があると書かれていて慌てます。自宅で、栗子は小桃がヴァージンであることを冷やかします。

【転】- すももももものあらすじ3

そして火曜日。は飛ばして水曜日。木曜日になり、小桃は頭から血を流して病院に運ばれます。父が駆けつけて、小桃を轢いた運転手を殴って蹴ります。
小桃は天国の駄菓子屋で目を覚まします。子供の頃の自分がいて、くじをしたいと言ってきます。小桃の手術が行われる中、勇飛が手術室をうろちょろします。
本当はあったはずの金曜日。直樹は部室で縛られていました。さらに涼子から踏みつけられています。
その様子を小桃は見てしまいます。自宅に帰って、美容師の母の手伝いをします。そこへ直樹が現れて、気づいた小桃は倒れてしまいます。
横になってる小桃に、直樹は自分が変態であることを伝えます。興奮してしまう性なのだと説明します。
小桃は土曜日なのに学校へ行きます。家のすももの横に、遺書を置いていきます。公衆電話をかけると、涼子が直樹だろと言ってきて、小桃は慌てて切ります。
駅のホームの鏡で、小桃はバーッと言いながら、顔を見ています。そして電車に乗って、雪の降り積もった村へとやってきます。
ビニールハウスで野菜をかじっていると倒れてしまいます。老夫婦が助けてくれて、医者を呼んでくれます。老夫婦は彼女が何も喋ってくれないのだと医者に説明します。

【結】- すももももものあらすじ4

小桃は手術が終わって、意識不明の状態でした。母が栗子に着替えを頼みますが、ひどく取り乱します。
小桃は直樹の机の中にチョコを入れます。直樹が笑顔でそれを持ってきます。栗子と保は楽しそうに、教室の窓に落書きをして、窓越しにキスをしようとします。
栗子が着替えを詰めてると、引き出しにすももがあることに気づきます。栗子は着替えを持ってこずに、すももだけ病院に持ってきます。母はそのことに怒ります。
栗子は小桃に、目を覚まさないから、家族が悲しんでいるんだと話しかけます。すると心停止の音が鳴り響いて、栗子は知らせに向かいます。小桃の目から涙がこぼれ落ちていきます。
小桃は天国で遊び、すももを眺めます。小桃は埋葬されることになります。
小桃が目を覚ますと、テレビの近くにすももがいっぱい置いてありました。一つ手にとって、窓際で見ます。
おぼつかない足元で、手すりに手をかけ、階段を登っていきます。そして座り込み、もたれかかった状態で、すももを食べて眠りにつきます。
雑誌を読んでいた栗子は、赤ん坊の泣き声が聞こえた後、泣き始めてしまいます。天国の駄菓子屋が燃えていきます。小桃はその様子を眺めます。

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みんなの感想

ライターの感想

この映画は、天国と現実とを織り交ぜながら描いています。夢の中のような、けれど現実的で切なくも不思議な描写です。
すももがテーマとなっており、劇中の随所に登場します。それがまた、さらに不思議な世界を作り出しています。
甘酸っぱい青春と重ね合わせながらも描かれていて、若者たちの心のありようも感じ取ることができる作品です。
映画に出演している人たちの、若かりし頃が見える映画でもあります。豪華な出演者に加え、ゆっくりとした展開が脳裏に焼き付いてきます。

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