「そうかもしれない」のネタバレあらすじと結末の感想

そうかもしれないの紹介:2006年公開の日本映画。芸術選奨文部大臣賞に輝いた耕治人の私小説を映画化。老いをテーマにした夫婦の物語で、認知症の妻と彼女を支える夫の悲喜こもごもをつづる。

そうかもしれないの主な出演者

高山ヨシ子(雪村いづみ)、森田武(阿藤快)、時岡定夫(下條アトム)、水野医師(夏木陽介)、志田文枝(烏丸せつこ)、高山治(桂春團治)

そうかもしれないのネタバレあらすじ

【起】- そうかもしれないのあらすじ1

作家の高山治と妻・ヨシ子は、2人で一軒家に住んでいました。治は寡作で生活は質素ですが、2人の生活は穏やかです。
2人の間には子どもがいません。しかしヨシ子の姉の子(甥)・武が時々顔を出して、あれこれ世間話などして去っていくので、そうさびしい生活ではありませんでした。
治もヨシ子も、現在の生活にじゅうぶん満足していました。
ある時、突然2人の生活に変化が訪れました。
治とヨシ子が2人で散歩をしていると、ヨシ子が突然、買い物した品物を店に置き忘れたと言い出します。
ヨシ子に公園で待っているよう指示し、治が代わりに店に行きました。

【承】- そうかもしれないのあらすじ2

豚肉とネギを忘れたというので、いつも利用する精肉店に行って店主に告げますが、返って来た答えは「今日は奥さん、まだ来ていませんよ」でした。治は不安を覚えます。
治が公園に戻ると、ヨシ子は先ほどまでの騒動など忘れたかのように、一心に池の水面を泳ぐ2匹のミズスマシを眺めて「私たちのようだわ」と無邪気に笑いました。その姿を見て、治は何も言えませんでした。
その後もヨシ子の不審な行動は続きます。夜中に突然「ベッドを片付けなくては」と言い出すのです。
治の担当編集者・時岡が書きおろしの依頼で家を訪問した際にも、ヨシ子は治がとっていない賞の受賞式の話をしたりしました。

【転】- そうかもしれないのあらすじ3

…最早、ヨシ子の認知症(脳軟化症)は疑いもありませんでした。
ヨシ子の病は徐々に、でも確実に進行していきます。
ガスを使っているのを忘れたり、勝手に徘徊したり…。火災報知機を設置したり、甥の武と捜索したり、治はヨシ子の面倒をみました。
しかしヨシ子は次第に目が離せないようになり、治は昼間はヨシ子の面倒をみつつ、夜中に執筆する生活を続けました。
ヨシ子はおもらしするようになり、ついには治のことも分からなくなります。ヨシ子の担当医は治に、特別養護老人ホームを勧めました。
悩んだ治ですが、その折、自分が口腔底ガンに侵されているのを知り、ヨシ子の入所を決めました。

【結】- そうかもしれないのあらすじ4

治は手術を受け、放射線治療を開始します。医者たちは治を元気づけます。
担当編集者・時岡が治の新作『どんなごえんで』を持って見舞いに来ます。それはヨシ子との生活を記したものでした。
ヨシ子が和服を着せてもらい、治を見舞いに来ました。その頃にはヨシ子はもう殆ど反応しません。
しかし介護師・志田の「旦那さんですよ」の言葉に「そうかもしれない」と返答します。
治の訃報が、ヨシ子の暮らす特別養護老人ホームにもたらされました。誰もヨシ子にそれを告げられません。
後日、甥の武に連れられて家に寄ったヨシ子は、何かを悟ったのか、過去の治を思い出して涙を流しました。

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