「そして父になる」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(1件)

ヒューマンドラマ

2013年の是枝監督によるヒューマンドラマです。第66回カンヌ国際映画祭では審査員賞を受賞しました。赤ちゃん取り違いが発覚し、育てていた息子が実際に息子でないと分かったとき、双方の家族がどのような家族の形を選ぶのか、その葛藤を描いた物語です。主演は福山雅治さんです。

あらすじ動画

そして父になるの主な出演者

野々宮良多(福山雅治)、野々宮みどり(尾野真千子)、斎木ゆかり(真木よう子)、斎木雄大(リリー・フランキー)、野々宮慶多(二宮慶多)、斎木琉晴(黄升炫) 、野々宮良輔(夏八木勲)、石関里子(樹木希林)

そして父になるのネタバレあらすじ

【起】– そして父になるのあらすじ1

そして父になるのシーン1

画像引用元:YouTube / そして父になるトレーラー映像

野々宮家の息子の慶多は、父親の良多、母親のみどりと共に私立小学校の面接試験を受けていました。しかし、慶多は凧揚げに行ったこともないのに塾で教わった通り、「凧揚げをした」と答えていました。

それでも三人は至って普通の家族でした。良多は建設会社に勤めていました。みどりは慶多が行くのは公立小学校でもいいと思っていましたが、良多の勧めもあって私立小学校の受験を受けていたのでした。

良多は家に帰ると、慶多とピアノをして一緒に遊んだりしながらも、家でも仕事をする毎日で、仕事が忙しくてなかなか家族との時間も取れずにいました。ある日、みどりは、良多に慶多が生まれた群馬県前橋市の病院から電話があったことを伝えます。

そして後日、病院を訪れると慶多が生まれたときに赤ちゃんの取り違いが起こっていたことを知らされました。相手方の家族が血液検査を受けた際に血液が一致しなかったため、同じ日に生まれた慶多の家族へと調査の連絡が来たのでした。

そして慶多は小学校の受験に合格し、良多とみどりからお祝いされ、三人は一緒に寝ましたが、良多とみどりは複雑な気持ちでいました。

そしてついに、後日行われたDNA検査によって、慶多と良多、みどりには生物学的親子ではないことが発覚しました。良多は帰りの車の中で、「やっぱりそういうことか」と呟くのでした。そんな良多をみどりは驚きの目で見ます。良多は田舎の病院を選んだことを悔いました。

後日、良多とみどりは、赤ちゃん取り違いの相手方家族である斎木雄大と斎木ゆかり夫妻に会いました。斎木夫妻は電気屋を経営していて、琉晴という名の子供がいました。

双方の家族は互いの子供の写真やビデオを見せ合いました。病院側は、このケースの場合、100%交換という選択を選ぶものだと言いましたが、双方の家族は突然のことに戸惑いを隠せません。雄大は病院の機械的な対応を非難します。そして野々宮家と斎木家は後日、子供を連れて会うことを約束しました。

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