「その夜の侍」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(1件)

ヒューマンドラマ

2012年11月公開の日本映画です。 ひき逃げで妻を失った男・中村。 ボロボロになっていく中で妻を死なせたひき逃げ犯に復讐することだけを考えて彼は永らえてきたのです。 やがて刑期を終えて出所してきた犯人と対峙した中村。 それは、妻の命日___運命の事故の日だったのです。

あらすじ動画

その夜の侍の主な出演者

中村健一 (堺雅人)、木島宏(山田孝之)、青木順一(新井浩文)小林英明(綾野剛)中村久子(坂井真紀)星信夫(田口トモロヲ)小林昭子(木南晴夏)、関由美子(谷村美月)、久保浩平(高橋努)、川村幸子(山田キヌヲ)、ミカ(安藤サクラ)、佐藤進(でんでん)、スナックのママ(峯村リエ)、谷稔(黒田大輔)、スナックの老人(小林勝也)、詩集を売る老人(三谷昇)

その夜の侍のネタバレあらすじ

【起】– その夜の侍のあらすじ1

その夜の侍のシーン1

画像引用元:YouTube / その夜の侍トレーラー映像

小さな鉄工所を営んでいた男・中村。

彼は妻と二人で穏やかに暮らしていました。

好物はプリン。

糖尿病の気配のある彼を気遣う妻の久子は外から電話をかけてきて言うのです。

「ケンちゃん!ケンちゃーん!ちょっとまた隠れてプリン食べてるんでしょ?バレてるんだからね!ホント、いい加減にしないと死んじゃうからね、冗談抜きで!ねぇ、良いから早く出て…!」

その時まさにプリンをすすっていた中村は、その留守電を無視してしまったのです。

まさか、その直後に妻がひき逃げに遭って死んでしまうなんて予想もせず…。

白いトラックの運転席にいたのは木島、助手席には小林という若い男たち。

木島が灰皿にほんの一瞬気を取られたその瞬間に、久子は跳ねられてしまいました。

転がった久子を見て、二人は「血が出ていない」と言い合い、そして逃げたのです。

その時、まるで現実逃避するように木島が言いました。

「なんか…サバ味噌の匂いがする…今日、どっかの家サバ味噌だな」

それから5年が過ぎて、8月8日。

中村は思っていました。

“お前を殺して、俺は死ぬ___決行まで、あと二日”

その日、亡き久子の兄・青木は中村を心配して同僚のバツイチ教師・川村を引き合わせようとお見合いをセッティングしましたが、中村は無下に断ってしまったのです。

「私は、あなたと結婚できるような、そんな男ではありません…」

彼は事故から5年が経っても遺骨を傍に置き、緩慢な自殺のようにプリンを貪りながら久子の服や下着を抱き締めて残された留守番電話の声を繰り返し聴き続けていたのです。

その頃、小さなアパートの一室に一人の男が転がっていました。

口を塞がれ、その両手両足をガムテープでぐるぐるにまかれて呻いていたその男。

そこは、小林と妻が暮らす部屋でした。

そして刑期を終えて出所してきた木島が転がり込んでいたのです。

「なぁ、お前だろ?俺の過去の話ペラペラ言いふらしてんの?証拠は挙がってんだよ」

ひき逃げして臭い飯を食らって、娑婆に出てきたのです。

その床に転がっている男は、小林の同僚のタクシー運転手・星でした。

「お前さぁ、もしこのことが所長にでもバレてよぉ、俺就職できなくなったらお前どう責任取るつもりなんだよ!」

「俺じゃないです…」

暴行され、髪を掴んで引きずられながらも、星は懸命に抗弁しました。

木島は狂ったように笑いながら星に灯油をぶちまけました。

もしかしたら、本当に狂っているのかもしれません。

その耳には、小林の制止の声も届きません。

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