「その手に触れるまで」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(1件)

ヒューマンドラマ

【結】– その手に触れるまでのあらすじ4

その手に触れるまでのシーン4

画像引用元:YouTube / その手に触れるまでトレーラー映像

書いた手紙は担当判事に、「次の面会時に母に買ってきてもらいたいリストだ」と言って託すと、イネス先生と会おうとします。担当判事の立ち合いのもとで会う予定でしたが、イネス先生はアメッドを見ると反射的に部屋を飛び出してしまい、会うことはかないませんでした。殺害も実行できず、アメッドは担当判事に「弁護士に直接電話で言うから、さっきのリストを返してほしい」と言って手紙を返してもらいます。

アメッドはその後も週に1度の牧場通いを続けていました。農場の娘・ルイーズはアメッドに興味津々で、休憩時間のときも雑草でアメッドの顔につつくイタズラをします。アメッドに眼鏡を外すよう言い、「眼鏡があるのも素敵。ないのも好きだな」と言います。

ルイーズはアメッドを畑の裏手に連れて行くと、ビーツの説明をしながらキスをしました。アメッドはルイーズのキスを受けながら、ムスリムにあるまじきことをしてしまったと思います。大人のムスリムは女性に触れてはならないのですから、キスなどもってのほかです。

あとでお祈りのとき、アメッドは「僕は罪を犯しました。もう二度と繰り返しません」と罪を告白します。

思い悩んだアメッドは翌週、牧場へ行くとルイーズに「ムスリムになる気はある?」と聞きました。ルイーズが改宗して同じムスリムになり結婚すれば、問題は軽減されると考えました。ルイーズは改宗する気は毛頭なく、断ったら別れだと知ると「じゃあ、さよなら」と言いました。

信じられないアメッドは、その日牧場から帰る前にも納屋へ行き、ルイーズに質問します。「僕を好きなのに?」と聞いて改宗しないと知ると、ルイーズを突き飛ばして去りました。

牧場からの帰り道、アメッドは「上着を脱ぐ」と言ってシートベルトを外すと、教育官の隙をみて車のドアを開けて逃亡します。追跡をかわしてバスに乗り自分の住む町まで戻ると、アメッドはイネス先生を殺しに行こうとします。

プランターを壁に固定している釘を手に入れると、学校に入ろうとします。鍵が開いていないので壁伝いにのぼって入ろうとすると、誤って屋根から落ちてしまいました。右腕を強打して骨を折ったらしく、アメッドは動けなくなります。

アメッドは凶器として持っていた釘で金属の柵を叩き、音を出しました。音を聞いて出てきたのはイネス先生でした。イネス先生は状況を察して救急車を呼ぼうとします。アメッドはイネス先生に「許して。ごめんなさい」と言いながら手を差し出して、握手しました。

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