映画:その日、カレーライスができるまで

「その日、カレーライスができるまで」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(1件)

ヒューマンドラマ

その日、カレーライスができるまでの紹介:2021年9月3日公開の日本映画。監督としても活動する齊藤工が企画・プロデュース、リリー・フランキーがワンシチュエーションでほぼ一人芝居をする人間ドラマ。三日後に迫った妻の誕生日に食べる特製カレーを仕込む男。愛聴するラジオ番組に向けて、三日目のカレーについてメールを綴る。監督は、齊藤工が企画・プロデュース・出演した「MANRIKI」を手がけた清水康彦。齊藤工の初監督短編「半分ノ世界」以降数々の作品で組む金沢知樹が劇団スーパー・エキセントリック・シアターの野添義弘還暦記念公演に向け書き下ろした戯曲を原案にしている。『HOME FIGHT』(16分)も放映あり。

その日、カレーライスができるまでの主な出演者

健一(リリー・フランキー)、映吉(中村羽叶)、(吉田照美)、(岡田ロビン翔子)、(黄栄珠)、(福田信昭)、美津子(神野三鈴)

その日、カレーライスができるまでのネタバレあらすじ

【起】– その日、カレーライスができるまでのあらすじ1

その日、カレーライスができるまでのシーン1

画像引用元:YouTube / その日、カレーライスができるまでトレーラー映像

ホームビデオの映像が流れます。「だるまさんがころんだ」という声と、父・健一と遊ぶ幼い息子・映吉の笑い声が響きました。映吉は健一とじゃれて楽しそうに笑っていました。映吉が触れたので遊具が揺れています…。

どしゃ降りの雨のなか、ビニール袋を手に提げて、ひとけのない薄暗い部屋に健一は帰宅しました。築年数が経過した古いアパートで、六畳の和室と、台所が見えます。

食材が入ったビニール袋のほかには、段ボールでできた募金箱もありました。机の上に置くと、室内に干してあったタオルをピンチから外し、すぐに風呂へ入りました。タオルで髪の毛を拭きます。

ドライヤーで髪の毛を乾かし終えたときに、雷が鳴ると停電が起きました。健一は懐中電灯を出すと、玄関にあるブレーカーをチェックしました。その瞬間に停電が終わり、照明が復旧します。それと同時に、台所の机に置いてあった写真立てが倒れました。映吉の写真を飾った写真立てです。健一はそれを起こすと、映吉の顔を見ながら写真の表面をいとおしそうに撫でました。

健一は写真立てを机に立てると、ラジオをつけて台所に立ちます。

まな板に玉ねぎを置くと、包丁で大きく切ります。にんじんの皮を剥きながら、健一は鼻歌をうたいました。じゃがいもの芽は包丁で取り除きます。牛肉の相当に大きな塊を大きく切り、フライパンで焼きます。焼いた肉はひとかけら食べて、冷蔵庫から缶ビールを出して飲み始めます。

タバコを吸いながら鍋でぐつぐつ煮始めました。野菜を炒めるところは見られませんでした。

部屋には村田兆次郎の『いい加減なイブニング』というラジオ番組が流れています。健一はこの番組のリスナーのようで、聞きながらときどきにやっとしています。今週の番組のテーマは「私のマル秘テクニック」というものでした。

それを聞いた健一は、自分も番組に投稿してみようという気になりました。ガラケーを操作してちまちまとメールを打ち込み始めます。

視聴者からのリクエスト曲が流れ始めます。『クウセンジャーのテーマ曲』です。映吉とよく見ていた番組なので、健一も口ずさみました。

すると、壁がとんとんと叩かれます。健一は不思議に思って音量を下げてみました。雨の音もあるので、とんとんという音は聞こえにくいものでした。健一はラジオを消して音の出所を探しますが、どこか分かりません。

再びラジオをつけると、またかすかに物音が聞こえました。自室の押し入れのなかから聞こえたように感じたので、健一は「おいおい」とつぶやきながら押し入れを開けてみます。怖くて悲鳴を上げますが、なかには変なものはありませんでした。健一が大声を出したので「うるさい」という隣人の女性の声が聞こえます。

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