映画:ぽつり、岡山

「ぽつり、岡山」のネタバレあらすじと結末

ぽつり、岡山の紹介:2019年に公開された短編映画です。岡山の魅力をPRするハレウッドムービーの1つであり、岡山県出身の俳優、前野朋哉氏が監督を務めています。主役を演じるのは岡山天音氏で、ヒロインを務めるのは735名のオーディションを勝ち抜いた北澤響氏です。本作品は晴れの国岡山を舞台に笑顔を取り戻すというストーリーで、たった4日間の撮影ながら岡山の魅力が詰まった映画となっています。ちなみに岡山県知事の伊原木隆太氏も出演しています。

あらすじ動画

ぽつり、岡山の主な出演者

池尻幸一(岡山天音)、晴野ハレ(北澤響)、晴野星子(大室由香利)、晴野風太(亀川哲尚)、晴野晴郎(前野朋哉)、図書館の副館長(伊原木隆太)

ぽつり、岡山のネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

【起】- ぽつり、岡山のあらすじ1

ぽつり、岡山のシーン1 浜辺にて「全然踊れてねえし」と呟く女の子に、1人の青年が「踊れてましたよ」と声をかけます。彼は岡山に来たばかりで、瀬戸内海の海を見ながら、他とはちょっと違うなと呟きました。
離れようとする女の子に、青年は「はじめましてハレさん」と呼びかけます。なぜ名前を知っているのかと驚くハレに、青年は彼女の姿を描いた絵を見せました。
ハレは戸惑った後くすりと笑います。そのとき、ポツリと青年の額に雨が落ちました。

青年は図書館の副館長と話をしていました。副館長は「晴れの国岡山へようこそ」と歓迎します。
そこへ星子という女性が現れ、青年を案内しました。青年は絵本作家の池尻幸一で、岡山へ移住して現在は図書館で働く元編集者の星子を頼り、取材旅行にやってきたのです。
池尻は星子からハレのことを聞いていました。ハレは星子の娘なのです。
池尻は笑顔が可愛い子だったと言い、星子は「あの子が笑ったの」と驚きます。彼はハレと会ったときのことを話しました。
ハレは母から池尻のことを聞いており、彼が好きだというもちもちのおやつを作ってあげたのです。それを食べた池尻はおいしいと子供のようにはしゃぎ、ハレは笑顔を見せたのでした。
そう話した後、池尻はふと絵本コーナーに目を向けます。それを見た星子は「ムリして描こうとは思わないこと」とアドバイスしました。

ハレは浜辺で池尻と一緒にいる夢を見ました。友達から一緒に帰ろうと言われたハレはごめんと断り、1人で帰ります。

家に帰ったハレは池尻がいることに驚きました。ハレの弟、風太が「今日から家に泊まる池尻だ」と紹介します。

【承】- ぽつり、岡山のあらすじ2

ぽつり、岡山のシーン2 池尻とハレ、風太と星子は食卓を囲みました。風太は父の晴郎は未来に行っているんだと言い、池尻と仲良く話します。
その様子を見て、ハレは思わず笑ってしまいました。そのとき、池尻は額にポツリと水が落ちたことに気づきます。彼は天井を見ますが、雨漏りの跡はありません。
池尻は「雨女さんの仕業でしょうか」と言いました。

池尻、星子、ハレは向かい合って話します。実は池尻はセイコからハレには特殊な能力があると聞かされていました。
星子はハレを「リアルな雨女」と称し、夫のところは代々そういう家系なのだと言います。瞬間移動や念力などの使い手がいて、夫はタイムトラベラーでした。
ハレの能力はいたってシンプル、笑うと目の前にいる相手に一粒の雨を降らすというものです。それを聞いた池尻は素敵ですねと笑いかけました。
しかしハレは何が素敵なもんかと怒り、こんな能力など要らないと自室へ向かいます。そこに風太がやってきて、素敵な能力なのにと、風を操る力を披露しました。

池尻は庭のテントにて、星子からの話を思い返します。ハレに能力が目覚めたのは8歳の頃でした。自分の力に気づいて以来、ハレは友達の前で笑うことができなくなり、段々と人とかかわることを止めていったのです。母の星子は「あの子は本当は笑い上戸なのに」と心配していました。

翌日、ハレは池尻の眠るテントに向かって、「素敵って言われたのは初めてだった。ありがとう」と口にします。彼女は学校に向かいました。
池尻は自分の荷物の中から1冊の絵本を取り出します。

【転】- ぽつり、岡山のあらすじ3

ぽつり、岡山のシーン3 池尻は図書館にいました。その背に星子が「ムリしてない。大丈夫?」と話しかけます。
池尻は「今の自分をぶつけ、何かを感じてもらうだけだ」と言いました。彼は岡山の地にて、自分を変えようとしていたのです。

図書館の一室に子供たちとその保護者が集まっていました。その場にはハレと風太もいます。
星子は池尻を紹介しようとしますが、それを遮り、彼は自分で自己紹介を始めます。しかし池尻はがちがちに緊張し、声も震えています。
風太が「落ち着いて。座って読め」と声をかけました。子供たちも「座って読め」と繰り返し、星子に背を叩かれ、池尻は座ります。
池尻は大丈夫だと自分に言い聞かせ、自作の絵本「モチモチもちおくん」の読み聞かせを始めました。読み聞かせは順調で、子供たちも楽しそうにしています。
その様子を見て、ハレは口元を押さえ、慌しく部屋を出て行きます。池尻はそのことに気づきますが、読み聞かせを続けました。

池尻とハレは話をします。ハレは最後までいなくてごめんなさいと誤りました。それに対し、池尻はそうなるかもしれないと思っていたと返します。
というのも子供たちが笑う中、自分だけは笑えないというハレが寂しさを覚えるのは当然だと思ったからです。
池尻はハレは昔の自分のそっくりだと、過去の話を始めました。彼は昔はよく笑えない子で、そういう子にも笑ってほしいからという思いで絵本作家になったのです。しかしある読み聞かせ会で全然笑わない子がいて、「こんなの子供だましじゃん」と言われ、池尻は何を描けばいいのか分からなくなり、スランプに陥りました。
そんなときに池尻はハレに出会ったのです。彼はハレの素直な気持ちに心動かされ、もっと笑った顔が見たいとこぼしました。
池尻から笑った顔が好きだと言われ、ハレは思いっきり笑いたいと叫びます。彼女は笑顔を見せ、雨がぽつりぽつりと振りました。
池尻は「僕と一緒に楽しみましょう。家族みんなで絵を描いて」と笑いかけ、ハレも泣きながら笑顔を見せます。

【結】- ぽつり、岡山のあらすじ4

ぽつり、岡山のシーン2 池尻とハレは前向きな気持ちで家に帰ろうとします。そのとき雷が発生し、そこから1人の男性が姿を現しました。
ハレはその男性に向かってお父さんと呼びかけます。今しがた、ハレの父、晴郎は未来から戻ってきたのでした。
晴郎は池尻のことを知っており、「岡山の未来を見てきた私は君に言いたいことがある」と話し始めます。しかしこのときにはすでに池尻とハレは走り去っていました。
ハレは遠くからお父さんも来てと呼びかけます。

家にて、池尻たちは仲良く絵を描き始めます。誰もが楽しそうに笑っていました。
星子は池尻たちのためにおにぎりを握ります。彼らが力を合わせて描いていたのは絵本でした。
池尻たちは絵本を完成させ、喜び合います。

どこかの家族が「岡山のはれおんな」という絵本を読んでいました。それはみんなを笑顔にする1人の少女のお話です。
今日も空はにっこにことでした。

星子は晴郎に向かって、愚痴っています。彼らが描いた「岡山のはれおんな」は全国の子供たちが読んで、めでたしめでたしになるはずでした。
ところが岡山のマイナーな絵本なんて出版できないと断られ、星子は怒りをあらわにしているのです。しかし晴郎は未来を見てきたため、「岡山のはれおんな」がボツになることは知っていました。
ただ岡山の未来はどうなるか分からないと晴郎はこぼします。彼ら夫婦の視線の先では、ハレと風太が遊んでいました。
そこへ池尻がやってきます。彼らが顔を合わせるのは久しぶりのことで、「岡山のはれおんな」を全国に広めようと目論んでいます。
池尻はハレに話しかけました。ハレは池尻のTシャツに自分の似顔絵が描かれていることに気づきます。そのTシャツは池尻が作った一点ものでした。
「いいでしょ」と自慢する池尻に悲劇が起こります。なんと突然、両袖が千切れたのでした。
池尻は驚いて、晴郎に目を向けます。これは晴郎が持つ、第2の能力、袖落としによるものでした。
そんな池尻たちの騒ぎようを見て、ハレは満面の笑みを見せます。すごく大きな一粒の雨が池尻に降り注ぎました。
そこにあったのは幸せな一幕でした。

みんなの感想

ライターの感想

ほのぼのとして温かい空気感が心地良かったです。ハレが笑顔を取り戻したシーンは感動的で、きっと明るい未来が待っているんだろうなと思いました。

映画の感想を投稿する

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください