「まく子」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(1件)

ヒューマンドラマ

【承】– まく子のあらすじ2

まく子のシーン2

画像引用元:YouTube / まく子トレーラー映像

クラスでの図工の時間、立体自画像を作ることになり生徒たちは自宅からそれぞれ材料となるものを持参し作り始めたが、慧はコズエが切り刻んでいる材料が旅館の座布団カバーであることに驚いた。

その後慧が問い詰めるとコズエは自分が取ってきたものではなく、コズエの母親に何か材料になるものが欲しいと言ったら渡されたというのだった。

その時コズエの母親が本当の母親ではないことを聞かされ、慧にはそれ以上言えなかった。

またコズエが凄く楽しいと言いながら枯葉を蒔き始めた。

慧が枯葉の屑で目がかゆくなったため擦っているとコズエがのぞき込み慧の目をぺろりと舐め、「どうしてかわからないけど私たちすごく楽しいの」という。

慧が私たちの意味を聞き返すと誰にも言ってないけどと前置きして、「私とお母さんはある星から来たの」だと囁いた。

土星の近くの星からやって来たというコズエは、その星には年齢というものがなく生命体はずっと生き続けるのだが、ある時から急に生命体の数が増えてしまい希望した生命体は死ぬことができるようになったのだと言う。

ただ生命体は『死ぬ』と言うことがどういうことかわからないため地球に見学に来たのだと言うのだ。

慧の住む小さな町では、春を告げるこども神輿の“サイセ祭り”が近づいていた。

慧のクラスでもこども神輿を作ることになり、コズエが描いた地球をイメージ画で神輿を作ることに決まった。

祭りの日が来た。

コズエもはっぴ姿にねじり鉢巻きを締めてもらいこども神輿に参加した。

数々のこども神輿が温泉街の表通りを大人たちの踊りの後に続き練り歩いた。

道の両側には地元の人や観光客がひしめく中を子供たちが担ぐ神輿が進んだ。

慧のクラスの番がやってきた。

地球をモチーフにした神輿は慧やコズエも担いで進んだ。

その後こども神輿は河原まで進むと大人たちによって酒を振りかけられ、河原の岩に叩きつけられた後、次々と“サイセ”という掛け声とともに燃やされた。

そして慧たちが作った神輿が壊されかかった時、慧は急に校長のもとに走り寄り、自分たちの神輿を壊さないでくれと嘆願した。

校長が慧を諭そうとした時、町中で火事を知らせる警鐘が鳴り響き神輿を壊しかかっていた大人たちはいっせいに火事の方へ走り去って行った。

火事の火元はあかつき館だった。幸いすぐに消し止められたため大事には至らなかったが、警察によると放火の可能性が高いと言う.

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