「めがね」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(1件)

ヒューマンドラマ

2007年製作の日本映画。とある南の島に、一機のプロペラ機が降り立つ。そこから降りてきたのは、2人の女性。ひとりは大きな銀色のスーツケース、もうひとりはハンドバッグひとつ。スーツケースの女性はそれを引きずりながらも、なんとか宿泊先ハマダにたどり着いた。

あらすじ動画

めがねの主な出演者

タエコ(小林聡美)、ハルナ(市川実日子)、ヨモギ(加瀬亮)、ユージ(光石研)、サクラ(もたいまさこ)、森下(薬師丸ひろ子)、犬のコージ(ケン)

めがねのネタバレあらすじ

【起】– めがねのあらすじ1

めがねのシーン1

画像引用元:YouTube / めがねトレーラー映像

 一機のプロペラ機が渡る空。それを見上げる1匹の犬を抱いた男性ユージは『来た。』と言い、同じく見上げる学校の先生らしき女性ハルナも『来た。』とつぶやきます。

彼らは一年ぶりであろう浜辺の小屋を開け、1人の女性を待っています。

プロペラ機からはバッグひとつの老年の女性サクラが南の島に降り立ち、そして浜辺の小屋へ向かいました。

時を同じくして、大きなスーツケースを持った女性タエコも降り立ち、手書きの地図を頼りに宿泊先ハマダに向かいます。浜辺をスーツケースを引きずって歩いていると、サクラが『氷ありますよ。』と声をかけますが、タエコはお断りしてハマダに向かいます。

やっとのことでたどり着くと、ユージが迎えます。彼はここのオーナーです。犬はコージだと紹介します。

よく僕の書いた地図で辿り着きましたねとタエコに伝え、ここにいる才能があると言うと、今日は大事な人が来たので今から食事をしに行くと言います。

タエコも誘いますが、彼女はあまり人と関わりたくないらしく、お断りしました。

翌朝彼女が目覚めると、枕元にサクラが微笑んで座っています。とても驚いたタエコはその後、二度寝をし、気の向くままに目覚めると近くを散策します。

浜辺にたどり着くと、サクラとユージ、地元の子どもたちが奇妙な体操をしています。タエコの姿に気付いたユージが一緒にやりましょうよと誘いますが、それも彼女はお断りします。

ハマダに戻り、サクラ、ユージの3人で一緒に朝ごはんを食べます。そしてさっきの体操は何なのかと尋ねると、ユージがメルシー体操だと答え、毎朝やるんですと伝えました。

タエコはなんだか浮かない顔をしています。

そしてこの近くにどこか観光するところはないかと2人に聞くと、サクラとユージは顔を見合わせ、そんな所はなく、みんな黄昏ていると言うのでした。

しばらく浜辺で黄昏てみますが、タエコにとって何もせずぼーっとしているのは無理でした。そして小屋に行くと、ハルナとサクラがいます。

サクラは『氷ありますよ。』と伝えますが、タエコはまたお断りしました。そして近くのスーパーでセールになっている赤い毛糸を買い、することもないので編み物を始めました。

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