「めぐり逢わせのお弁当」のネタバレあらすじと結末の感想

ヒューマンドラマ

めぐり逢わせのお弁当の紹介:2013年公開。夫への弁当が間違えて配達されたことをきっかけに、夫婦仲に悩む妻と孤独な初老の男性が、文通を通じて心を通わせていく姿を描いている。イルファン・カーンが主演を務め、カンヌ国際映画祭など多数の賞を受賞した作品。

予告動画

めぐり逢わせのお弁当の主な出演者

サージャン(イルファーン・カーン)、イラ(ニムラト・カウル)、シャイク(ナワーズッディーン・シッディーキー)、おばさん(バーラティー・アーチュレーカル)、ラジーヴ(ナクル・ヴァイド)、イラの母親(リレット・デュベイ)

めぐり逢わせのお弁当のネタバレあらすじ

【起】- めぐり逢わせのお弁当のあらすじ1

イラは慌ただしく、娘の登校の準備を急がせます。お迎えがやってきて、間に合うことが出来てほっとします。
夫・ラジーヴの弁当を作るイラは、何か忘れていることに気づきます。おばさんが匂いで気づいて、スパイスを渡してくれます。
お弁当を配達してくれる人に渡し、自転車から電車に乗って、弁当は夫の元に運ばれます。
サージャンは勤続35年で来月退職です。後任のシャイクが仕事の指示を頼むと、サージャンは昼休みだと言って、届けられた弁当を食べることにします。
弁当を確認したサージャンは、驚きながらも具を出していきます。そして弁当の容器が返送されていき、イラは全て食べていることに喜びます。
ただ、帰宅したラジーヴは、美味しかったとだけ言います。特にカリフラワーがと言われ、イラは弁当が別の人に届けられたと思います。
サージャンは退職することから、弁当サービスの解約を退職に合わせて頼みます。今日の弁当は素晴らしかったと褒めます。店員は不思議な様子でお礼を言います。
おばさんから弁当のことを聞かれ、イラは別の人に届いたみたいと言います。おばさんは配達人が間違えるはずないよと言います。

【承】- めぐり逢わせのお弁当のあらすじ2

夜遅く、サージャンは保存していた弁当の中身を取り出して、一人で本を読みます。
おばさんからのアドバイスで、イラは残さず食べてくれたことのお礼の手紙を弁当に入れます。弁当で夫に愛が伝わればと作ったもので、残さず食べてくれてありがとうと書いておきます。
おばさんは、嫁の料理でないことに気づかないラジーヴに、思い知らせてやれと言います。
手紙を読んだサージャンは、塩辛かったとだけ返事を書きます。
弁当が戻ってきて、おばさんはなんて奴だと、唐辛子をイラに勧めます。
今日の弁当を食べるラジーヴは、辛くて水を飲み、バナナ二本で口を潤します。
イラは、辛さは良かったけど、チリが効きすぎていたとの感想を手紙を読んで知ります。
イラは、夫が口を利かないことなど、手紙で相談します。サージャンはもう一人子供を作れば、夫婦を結びつけるのでは?と手紙で励まします。
イラは二人目をと提案しますが、ラジーヴは毎日カリフラワーだと、おならが出るからと話して去っていきます。
イラには隠して持ってきた物がありました。それは祖母の日記帳で、リンゴのレシピが書かれていました。今回のリンゴの料理のあった弁当も、サージャンは美味しかったとお礼の手紙を書きます。

【転】- めぐり逢わせのお弁当のあらすじ3

初めは、サージャンとシャイクは仲がよくありませんでした。しかし次第に、サージャンは彼に仕事を任せたり、帰りが一緒になって話しをしていきます。
シャイクはサージャンの弁当が美味しそうで、妻のことを聞いてみることにします。サージャンは妻は亡くなったのだと答えます。
イラは服の匂いから、夫が浮気していることに気づきます。ブータンに行きたいことと合わせて、サージャンに手紙で伝えます。
サージャンは、イラとブータンに行けたらいいなと返事を書きます。
イラは自分たちは逢うべきだと手紙に書きます。場所は「クーラーカフェ」で、好きなメニューがあるのです。サージャンはメガネを外して、喜びながらも緊張の表情を浮かべます。
すると、サージャンは急ぎでボスに呼ばれます。シャイクに仕事を任せていたのですが、書類がミスだらけだったのです。
クビを言い渡されるシャイクに、サージャンは自分が仕事をしたと彼をかばいます。35年ミスをしなかったサージャンに言い分に、ボスは信じませんでしたが、自分が話しをつけておくと言います。
シャイクは孤児で天涯孤独の身でした。彼女の父親にやっと認められて、シャイクは結婚することができます。参列する人がいないので、シャイクはサージャンに後見人として参列して欲しいと頼みます。恋人のイラも一緒にとも言います。
サージャンは妻は他界したけれど、恋人はいると言っていました。その時にイラの名前をだしていたのです。

【結】- めぐり逢わせのお弁当のあらすじ4

早期退職をやめて、サージャンはシャイクを補佐にしたいと考えます。ただ、ボスには問題が起こった件が解決したとだけ伝えます。
カフェで待ち続けたイラでしたが、サージャンは現れませんでした。
次の弁当は空っぽで、サージャンは納得していました。理由を書いた手紙をイラに送ります。
サージャンはシャワーを浴びた後に、祖父の晩年の臭いがしたことに気づいたのです。年老いている自分に気づいて、カフェでイラを見続けるだけにし、声をかけることが出来なかったと手紙で伝えます。
イラの父が亡くなり、母は空腹しか感じないことに気づいて涙を流します。
イラは配達人に、別の人に届いていることを追求します。否定する配達人に、イラは住所を教えてと頼みます。
イラがサージャンのデスクに到着すると、シャイクが座っていました。シャイクはサージャンが退職して、ナーシクに行ったことを伝えます。
サージャンはベランダから、向かいのマンションの一室の家族団らんの様子を見ます。
イラは装飾品を売ってお金にし、娘の登校を見守ります。娘が帰るまでに荷造りをして、電車に乗ることにします。
このことを書いた手紙をナーシクの郵便配達人に届けてもらうか、それとも自分で持って読み返そうか考えます。

みんなの感想

ライターの感想

この映画は、偶然間違えて弁当が配達されたことから、物語は始まっていきます。
メールではなく、手紙でのやりとりで心を通わせていく二人の姿に、落ち着いた大人の映画だと思わせてくれます。
手紙は届くまでに時間がかかりますが、その分直筆で気持ちが伝わりやすいので、サージャンの表情が次第に明るくなる理由が分かります。
堅物だったサージャンが手紙によって柔らかくなっていき、シャイクとの友情も深まっていきます。その様子に心温まります。
お弁当がキーとなっている映画なので、美味しそうなお弁当が登場します。ピリッと辛味が効いているのが見て分かり、辛いもの好きな方には、頬が落ちる映画です。

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