「わさお」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(1件)

ヒューマンドラマ

わさおの紹介:2011年製作の日本映画。08年に青森県鯵ヶ沢を訪れた1人の女性ブロガーが掲載した写真をきっかけに、わさわさとした毛で覆われた奇妙な風貌で人気者となった秋田犬わさお。そんな彼の知られざる過去をつづる感動作。わさおを演じるのはもちろんわさお自身。また、わさおの飼い主役を演じた薬師丸ひろ子が22年ぶりに主演作品の主題歌を担当する。

あらすじ動画

わさおの主な出演者

菊谷セツ子 – 薬師丸ひろ子 わさお – きくやわさお(秋田犬) わさお(子犬時代) – シロ(秋田犬) 菊谷浩(セツ子の夫) – 平田満 達也 – 甲本雅裕 尚子 – 鈴木砂羽 田川アキラ – 伊澤柾樹 田川真希(アキラの姉) – 吉永淳 井原(保健所職員) – 嶋大輔 谷岡獣医 – 大沢樹生 田川剛(アキラの父) – 尾美としのり 老人 – 河原さぶ 老人 – 不破万作 老人 – 上田耕一 茂夫(尚子の父) – 佐野史郎 長谷川(マタギ) – 笹野高史 田川美佐子- クノ真季子 サヨ(中学生) – 前田聖来 トモヤ(中学生) – 井之脇海 中学生 – 藤本旺輝 祖父 – 伊藤幸純

わさおのネタバレあらすじ

【起】– わさおのあらすじ1

わさおのシーン1

画像引用元:YouTube / わさおトレーラー映像

青森県西部の、日本海に面した西津軽郡の鯵ヶ沢町(あじがわさまち)。2010年。

小学生の田川アキラは、両親と姉・真希の4人暮らしでした。シロと名付けた白いもこもこの毛の子犬を飼い始め、大事に育てています。

鯵ヶ沢町では年に一度、トライアスロン大会が開かれていました。その大会に出ている参加者たちを、沿道で田川家の家族が応援しています。シロが車道に出て車に轢かれそうになってしまい、それをかばった母・美佐子が事故に遭ってしまいました。母・美佐子は鯵ヶ沢町立中央病院に運ばれますが、一時重篤な状態に陥ります。

母が死ぬかもしれないと心配したアキラは、苛立ちを子犬のシロにぶつけました。「どこにでも行っちゃえ」とシロに言います。

父親・剛はアキラの心中を気遣い、シロを東京の親戚宅に連れて行きました。その伯母宅はシロが生まれたところで、元の飼い主です。ところがシロは目を盗んで脱走をし、アキラを思ってあぜ道を走り始めました。東京から一路、青森県の鯵ヶ沢町を目指します。

やがてシロは鯵ヶ沢町のある白神山地にたどり着きました。その山に着くころには、シロはライオンのように白くて大きな犬に成長していました。(映画タイトル)

2011年。

山の中で釣りをしていた尚子の父・茂夫は、大きなシロを見かけてびっくりします。茂夫はシロをライオンと見間違えて大騒ぎし、川で転びます。

シロはアキラに会いたくて戻ってきたものの、アキラに叱られたことは覚えていました。アキラのもとへ戻っていいのか悩んで家には帰らず、白神山地と海辺をうろうろします。

菊谷セツ子は鯵ヶ沢町の海沿いにある「きくや商店」を営んでいます。きくや商店には名物のいか焼きや食料品、生鮮食品が置かれています。

セツ子は夫の浩と、4匹の犬と暮らしていました。犬はもともと捨て犬ばかりで、町に迷い込んできた犬たちをセツ子は保護して育てています。

地元の若い男・達也が畑の収穫物を持ってきました。幼馴染の尚子が少しだけだと文句を言い、達也は畑が荒らされたからだと言い返しました。尚子の父・茂夫が釣りから戻ってくると、白いライオンを見たと話します。

セツ子が飼っている犬は4匹ですが、ナギサという犬は高齢で、身体を悪くしています。またモンちゃんという名の犬は、妊娠していました。ナギサ以外の3匹を連れて海辺の早朝散歩を済ませたセツ子は、ナギサの食欲がないのを見て浩に店番を頼むと、白い軽トラにナギサを乗せて谷岡獣医のところへ連れていきます。谷岡獣医はナギサを診察し、花火を呑み込んでいたと処置します。

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