「アマロ神父の罪」のネタバレあらすじと結末の感想

ヒューマンドラマ

アマロ神父の罪の紹介:2002年公開のメキシコ映画。若きエリート神父と、美しい少女との禁断の愛、そして教会のスキャンダルを描いている。アカデミー賞やゴールデングローブ賞の外国語映画賞にノミネートされ、メキシコアカデミー賞を受賞した作品。主演はガエル・ガルシア・ベルナル。

予告動画

アマロ神父の罪の主な出演者

アマロ神父(ガエル・ガルシア・ベルナル)、アメリア(アナ・クラウディア・タランコン)、ベニト神父(サンチョ・グラシア)、サンファネラ(アンヘリカ・アラゴン)、ナタリオ神父(ダミアン・アルカザール)、ディオニシア(ルイサ・ウエルタス)

アマロ神父の罪のネタバレあらすじ

【起】- アマロ神父の罪のあらすじ1

2002年のメキシコ。アマロ神父はバスでロス・レジェスに向かっていました。隣の席には、土地を売って息子と店を開く予定の男性が座っていました。
夜遅くに、バスは盗賊に襲われます。乗客はバッグなど盗まれてしまいます。
翌日アマロ神父は何かの足しにと、彼にお金を渡してバスを降ります。
アマロ神父は教会に到着して、近くにいたアメリアにベニト神父の所在を聞きます。
教会にいたベニト神父は、司教のお気に入りのアマロ神父と出会えて喜びます。鍛えてやると、教会の案内をします。
教会ではミサが開かれており、アメリアも出席していました。アメリアの恋人・ルベンは、近くに座っているディオニシアから、アメリアはアマロ神父が好きだよと言われます。
市長の妻・アムパリトは病院建設のためにと、アマロ神父に封筒を渡します。彼女が去った後、アマロ神父は封筒に大金が入っていることに気づきます。
ナタリオ神父がゲリラを匿っている情報を聞いて、ベニト神父は問題行動として追求します。口論となった後、ベニト神父は怒って出ていきます。大事な神父同士の会合が台無しです。
最近、アメリアが恋人に会おうとしていませんでした。あれではルベンが可哀想なことから、アメリアの母・サンファネラはアマロ神父に説得を頼みます。しかしアマロ神父は、本人が決めることだからと断ります。
ベニト神父は農場の洗礼式に行くことになり、用心棒らしき男が出迎えに来ます。アマロ神父は話しを聞こうとして、聞き方が司教みたいだと言われてしまいます。
ベニト神父がやってきたのは、麻薬組織のチャトの豪邸です。そこで赤ん坊の洗礼式を行います。
その様子をカメラマンは撮影していました。カメラマンは、トイレで男から写真を買うと言われます。
チャトに雇われていることから、それは出来ないと断ると、カメラマンは刺されて殺されます。

【承】- アマロ神父の罪のあらすじ2

ルベンの働く新聞社に、その写真が匿名で届きます。ルベンは上司から調べてみないかと言われ、引き受けることにします。
情報を聞きに行くと、ルベンはナタリオ神父がゲリラの支援をしていることを知ります。そして資料を受け取ります。
ルベンが書いた記事が発行されて、上司は売上が上がることを喜びます。記事には教会がゲリラ活動と麻薬組織と関与していることが記載されていました。
ベニト神父は悪銭でも役に立てば良いと、神父たちに事実を否定しませんでした。司教から電話がかかってきて、ベニト神父は呼ばれず、アマロ神父だけが来るように呼ばれます。
アメリアはルベンに電話して、記事を書いたことに怒り、人でなしと言って別れを告げます。
司教は、反論の記載を書けるように編集長に頼んでおきました。アマロ神父は書くように頼まれます。
市長は自分が全て寄付しておらず、教会が半額出したことにしておきます。これが知られれば、党から追い出されてしまいますが、市長はへっちゃらです。
司教は困った神父を別の教会に異動にして、アマロ神父の階級を上げることにします。
広告収入が無くなれば、新聞社はやってられなくなります。司教が一言言えば、企業は引き下がります。アマロ神父は、そう編集長を脅します。
ルベンは、デタラメだとアマロ神父の文章を見て激怒します。残念ながら、編集長はルベンをクビにせざるを得ませんでした。編集長は怒りを露わにします。
ナタリオ神父は、ゲリラは誤解で農民が守ってるだけだと言います。アマロ神父は彼に手紙を渡します。手紙にはナタリオ神父の修道院への異動が書かれていました。
応じる気のないナタリオ神父に、アマロ神父は破門させられるかもと脅します。それでもナタリオ神父は、司教の指示に従いませんでした。
ベニト神父に代わり、アマロ神父が説教をします。アマロ神父は、ベニト神父を例にして、悪魔に打ち勝つことを説きます。ディオニシアはアマロ神父を異端者とし、ベニト神父の名前を叫びます。そして歌を歌い始めます。
ディオニシアは人々を集めて、異端者と罵りながら神父のいる家に石を投げます。
アマロ神父がお店にやってきて、アメリアは会いたかったと言います。手を繋ごうとすると、アマロ神父は彼女の手から逃げます。

【転】- アマロ神父の罪のあらすじ3

仕事が見つからないルベンは、父・パコから良いネタがあるから、新聞社に乗り込めと提案します。そのネタとは、ナタリオ神父が司教に歯向かったことでした。
アメリアに逃げられ、ルベンは汚い真似をしおってと、アマロ神父に殴りかかります。捕まったルベンは3週間の勾留となり、アマロ神父は訴えないことにします。それでもルベンの怒りは収まりませんでした。
アメリアは教会で涙を流しながら祈っていました。アマロ神父はルベンのことでと思いますが、彼女は全てを背負ったアマロ神父に涙を流していたのです。
アマロ神父とアメリアはキスをします。ディオニシアは、二人がキスしている姿をこっそりと見ます。
愛は全ての力の源でしたが、アマロ神父は人の目に注意してと、アメリアに伝えます。アメリアは納得して笑みを浮かべます。
アマロ神父は、祭具係のマルティンに、空いている部屋のことを聞きます。修道女になりたいというアメリアのために場所が必要なのだと説明します。
ベニト神父にはアメリアが熱心であり、病気のマルティンの娘・ゲッセマネのところに、勉強に行くのだと話しておきます。
そしてアメリアはゲッセマネに会った後、隣の部屋にいるアマロ神父に会いに行きます。二人は抱き合って、愛し合います。それから二人は隠れて会い続け、愛を育んでいきます。
アメリアは人目を気にしないで会えたらと思います。聖職を捨てて別の土地で結婚すれば良いと言います。アマロ神父は聖職を捨てるつもりはなく、反対します。
マルティンに修道女の勉強のことを聞かれ、アマロ神父は司教に相談したと嘘をつきます。聖クララ修道院にアメリアは行くだろうと話しておきます。
マルティンは、ベニト神父にそのことを話します。会っている場所を話すと、ベニト神父は血相を変えて見に行きます。
アメリアはまだ子供であると、ベニト神父は怒ります。アマロ神父は、ベニト神父とサンファネラの愛人関係のことを持ち出します。脅すのかと、ベニト神父は怒ります。
アメリアは妊娠したことをアマロ神父に伝えます。ウソだろとだけ言うアマロ神父に、アメリアは怒ります。
ベニト神父と言い合いになって、アマロ神父は彼を突き飛ばします。サンファネラは命に関わると考え、チャトに連絡をします。ベニト神父は小型の飛行機で病院に運ばれていきます。
アマロ神父は、アルダマに行って子供を産み、養子に出すようにとアメリアに伝えます。アメリアはここで産むと譲りませんでした。暴力を振るってしまったアマロ神父は、彼女を抱きしめて謝ります。

【結】- アマロ神父の罪のあらすじ4

アマロ神父は、マルティンにここで働かせておけないと告げます。マルティンは荷物をまとめて、ゲッセマネと出ていきます。
丁度その頃、ルベンがメキシコシティから父に会いに来ていました。結婚したいと言うかもしれないことから、アメリアは子供のためにも彼に会いに行きます。
アメリアは以前求婚したことを持ちかけ、まだ愛しているなら、自分もメキシコシティに連れて行ってと頼みます。ルベンはもう終わったのだと告げます。
アマロ神父は、司教からナタリオ神父を何とかするように指示されます。
その後、アマロ神父は策を思いつきます。ディオニシアは以前、堕胎をする医者の告白をしていました。アマロ神父は、彼のことを教えてほしいと金を渡して頼みます。
アマロ神父は、聖職の停止命令の紙をナタリオ神父に渡します。事実上、破門となります。
司教に会わなければなりませんでしたが、ナタリオ神父は会わず、農民として生きていく道を選びます。そんなナタリオ神父の生き様に、アマロ神父は涙を流して尊敬すると言います。
ベニト神父は、2週間後に退院できることが決まります。中絶を考えたアメリアに、アマロ神父は無理をするなと話します。
ディオニシアから日時が知らされ、アマロ神父はアメリアを連れて病院に向かいます。アマロ神父はディオニシアに金を渡し、アメリアは病院の中に入ります。
ここでは、バスで出会った男性が警備をしていました。結局、お店は開けなかったそうです。
アメリアの出血が止まらなくなり、アマロ神父は急いで車に乗せて、サンタ・マルタの病院に向かいます。出血の酷いアメリアは意識を失い、帰らぬ人となります。
アムパリトは、夫にアメリアのことを話します。ルベンがアメリアを妊娠させて、悩んだアメリアはモグリの病院で堕ろすことにしました。
そこへアマロ神父が駆けつけて、サンタ・マルタ病院に運ぼうとしたのです。結局、車内でアメリアは亡くなりました。
妊娠させたのがルベンになっており、アマロ神父は助けようとした人物になっていました。
教会では人々がアメリアの死を悲しみます。アマロ神父は涙を流しながら話します。
人々はアマロ神父を信じていましたが、退院したベニト神父だけは、彼を睨んで教会を後にします。
人々は、亡くなったアメリアに歌を捧げます。

みんなの感想

ライターの感想

この映画では、神父の間でもゴタゴタがあることを教えてくれます。ベニト神父は禁欲にかられ、ナタリオ神父は司教に反旗を翻し、アロマ神父は若い女性と関係を持ちます。
神父と言えど、欲には勝てないことが伝わる作品でした。ただ、ナタリオ神父だけは正しい道を歩んでいる、そう感じさせてくれました。
アロマ神父はベルンに続いて、アメリアまでも若者二人を悲劇へと陥れました。周りに流され、自分を第一に考えた結果がもたらしました。エンディングの賛美歌が、見終わった後も脳裏から離れませんでした。

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