映画:アメリカンヒストリーX

「アメリカンヒストリーX」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(1件)

アメリカン・ヒストリーXの紹介:1998年制作のアメリカ映画。主演はエドワード・ノートンとエドワード・ファーロング。CM界の奇才トニー・ケイの初監督作品で、アメリカの社会問題である人種問題を浮き彫りにした秀作。日本公開は2000年。

あらすじ動画

アメリカンヒストリーXの主な出演者

デレク・ヴィンヤード(エドワード・ノートン)、ダニー・ヴィンヤード(エドワード・ファーロング)、ドリス・ヴィンヤード(ビヴァリー・ダンジェロ)、ダヴィナ・ヴィンヤード(ジェニファー・リーン)、デニス・ヴィンヤード(ウィリアム・ラス)、セス・ライアン(イーサン・サプリー)、ステイシー(フェアルザ・バルク)、ボブ・スウィーニー(エイヴリー・ブルックス)、マーレイ(エリオット・グールド)、ラモント(ガイ・トリー)、キャメロン・アレクサンダー(ステイシー・キーチ)、マクマホン(ポール・ル・マット)

アメリカンヒストリーXのネタバレあらすじ

【起】– アメリカンヒストリーXのあらすじ1

アメリカンヒストリーXのシーン1

画像引用元:YouTube / アメリカンヒストリーXトレーラー映像

(モノクロ映像)

舞台はカリフォルニア州のベニス・ビーチ。

デレク・ヴィンヤードは白人至上主義のネオナチ(ナチズムの信奉者)で、坊主頭に筋肉隆々の肉体、そして左胸にハーケンクロイツの刺青を入れている青年です。

ある夜デレクが自室で恋人のステイシーと愛し合っていると、高校生の弟ダニーが入ってきます。黒人が自分の車を荒らしていると報告されたデレクは、銃を手にして玄関を開けます。

犯行に及んだのは、以前街のバスケットコートの使用権を賭けていざこざを起こした黒人3人組でした。

デレクは車の窓を割っていた男を容赦なく射殺し、ローレンスという男も銃撃します。一人逃がしてしまったデレクは、撃たれて瀕死の状態となったローレンスに襲いかかります。

その後デレクは故殺罪で逮捕され、3年間の禁固刑を受けるのでした。

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3年後。歴史教師のマーレイは、ダニーがヒトラーの著書「我が闘争」についてのレポートで、ヒトラーを称賛するようなことを書いたとして、黒人の校長ボブ・スウィーニーに相談します。

スウィーニーは、ダニーが白人至上主義に傾倒していたデレクの影響を受けていると懸念します。そこで、一日一回個人的に授業をおこなうと提案し、クラス名を「アメリカン・ヒストリーX」にすると言うのです。

そして兄弟というテーマを出し、デレクが逮捕された経緯や、彼の行動がダニーや家族にどのような影響を与えたか、レポートにまとめるように指示しました。

明日までに提出しなければ退学にすると告げられたダニーは、嫌々了承するのでした。

デレクに憧れているダニーは坊主頭にしており、自室にハーケンクロイツを誇らしげに飾っていました。さらにデレクが所属していたDOC(ネオナチのグループ)の会合にも顔を出しています。

おまけに学校でも黒人の生徒を露骨に蔑視しており、トイレで白人の男子生徒をいじめていた黒人生徒に、嫌がらせとしてタバコの煙を吹きかけるのでした。

スウィーニーは3年前にデレクが犯した殺人事件について、警察署で話します。

ベニス・ビーチを仕切っているキャメロン・アレクサンダーは、デレクを利用して欲求不満の若者たちをDOCに引き入れていました。

中流家庭で育ったデレクは、家族と仲のいいごく普通の青年でした。ところが、消防士の父親のデニスが黒人の家を消火中にドラッグディーラーに射殺されたことをきっかけに、有色人種を憎むようになります。

デレクの悲しみにつけこんだのがキャメロンでした。有色人種は社会の寄生虫で、アメリカを食い物にしている、全ての犯罪は有色人種の仕業であると吹き込み、デレクは異常なまでの白人至上主義の思想に染まっていってしまったのです。

デレクはDOCの中でも英雄視されており、今か今かと出所を期待されていました。彼らが復讐を始めると街が戦場化するため、スウィーニーと警察は警戒していたのです。

しかし出所したデレクは、髪を伸ばして別人のように穏やかになっていました。

ダニー、母親のドリス、妹のダヴィーナに迎えられて、彼はアパートに帰ります。

デレクは自分がいない間に、ダニーがタバコを吸うようになっていることを心配します。さらに、仲間のセス・ライアンが厚かましく家を出入りしていることから、キャメロンがダニーに接触していることを知ります。

その後スウィーニーからの電話で、デレクはダニーのレポートの件を聞かされます。それからデレクはスウィーニーがいい教師であることをダニーに伝えて、ネオナチの教義を批判するのでした。

そんなデレクの変化にダニーは驚きを隠せませんでした。キャメロンのパーティーへ行くことも禁止されたため、仕方なく家でレポートを書きます。

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