映画:アメリカンヒストリーX

「アメリカンヒストリーX」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(1件)

【承】– アメリカンヒストリーXのあらすじ2

アメリカンヒストリーXのシーン2

画像引用元:YouTube / アメリカンヒストリーXトレーラー映像

(モノクロ映像)

キャメロンの右腕となったデレクは、彼に操られていることに気づかず、組織の中で頭角を現していきました。

ある夜、デレクは白人の落ちこぼれの若者たちを集めて演説を始めます。現在30億ドルもの税金が不法入国者に使われており、正直で勤勉なアメリカ人よりもよそ者がいい思いをしている、よそ者の侵略を見過ごしてはならないと熱弁します。

すっかり焚きつけられた若者たちを率いて、有色人種たちが働くマーケットを襲撃します。彼らは店員の黒人女性の顔に白いクリームを塗りつけたり、ヒスパニック系の男性に執拗な暴行を加えたりなどして、徹底的に侮辱するのでした。

マーレイはドリスと付き合っていたとき、ヴィンヤード家の食事に招待されました。

ロサンゼルス暴動の判決を巡って議論が交わされ、マーレイは社会から疎外された人々の怒りが爆発したのだと意見を述べます。

するとデレクは歴史を都合よくねじ曲げながら猛批判します。反発するダヴィーナやその話を嫌がるドリスを無視して、有色人種を猛攻撃する理論を展開してマーレイを驚かせます。

同席していたステイシーの発言に腹を立てたダヴィーナは、彼女に暴言を吐きます。デレクは怒ってダヴィーナの髪を引っ張り、謝罪を要求するのでした。

マーレイはデレクの行為を冷静に批判しますが、ユダヤ人であることを蔑視されて、家を追い出されます。ドリスは「お前を産んだことを呪いたい」とデレクに告げて、マーレイを追いかけますが、2人は破局を迎えました。

さらにダヴィーナはバットを持ってデレクに襲いかかりますが、それでもダニーは「僕は兄貴を信じる」と味方につくのでした。

ドリスから家を出て行くように言われたデレクは、明日の朝に出ると答えました。

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ダニーは体調が悪いドリスを気遣いながら、自分がデレクに知らせなければ起こらなかった、3年前の事件のことを思い出します。

(モノクロ映像)

黒人たちが盗もうとしていた車は、デレクが大切にしていたデニスの形見でした。

銃弾を受けて倒れ込むローレンスに、デレクは道路の縁石を咥えるように指示します。ダニーはデレクを止めようとしますが、彼は言われた通りにしたローレンスの頭を踏み潰して殺すのでした。

駆けつけた警官に捕獲されても、デレクは不気味な笑みを浮かべていました。

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ダニーはあのとき自分が証言していたら、デレクは終身刑になっていたはずだと考えていました。

その後、彼はネオナチの仲間に誘われるまま、キャメロンのパーティーへ向かうのでした。

一方デレクもキャメロンと話をつけるために、セスと共にパーティー会場にやってきました。

その場にいたステイシーは喜び、2人は愛を確かめ合います。デレクはDOCの活動をやめて、自分と普通の生活に戻らないかとステイシーに提案します。

ステイシーが疑問を投げかけると、デレクは自分のせいで家族がめちゃくちゃになってしまったとこぼします。それでもステイシーは納得できず、デレクは彼女に別れを告げるのでした。

それからキャメロンの元に向かって、その場にいたダニーを追い出します。

キャメロンはインターネットから仲間を集めてDOCの勢力を拡大させていることを語り、新たなリーダーにデレクを任命しました。

デレクはそれを断り、ダニーと共に脱会する旨を伝えます。さらに、これまで自分を利用していたキャメロンを非難し、ダニーに手出しをするなと食ってかかるのでした。

彼を手放すつもりはないと言ったキャメロンを叩きのめしたデレクは、ダニーを連れて逃げようとします。

キャメロンが殴られたことを知ったセスは、デレクに銃口を向けます。デレクはセスの銃を奪いますが、ステイシーやかつての仲間たちから「裏切り者」と罵られ、その場を立ち去るのでした。

デレクは後を追ってきたダニーに責められ、もう3年前の生活には戻ることはできないと伝えます。

ダニーは刑務所で何があったのかを、デレクに尋ねます。

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