「アレノ」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(1件)

ヒューマンドラマ

アレノの紹介:2015年製作の日本映画。『かぞくのくに』『夏の終り』などに携ってきたプロデューサーの越川道夫が監督に挑んだ異色のメロドラマ。不倫関係にある男と女が共謀し、女の夫を殺そうとするも事故で彼が消息不明に。その死体が発見されるのを待つ二人の姿を見つめる。『福福荘の福ちゃん』などの山田真歩、『お盆の弟』などの渋川清彦、テレビドラマ「問題のあるレストラン」などの川口覚らが出演。全編に漂う官能的なムードに加えて、文豪エミール・ゾラの名作の舞台を日本に置き換えた巧みな物語も見もの。

あらすじ動画

アレノの主な出演者

妻(山田真歩) 男(渋川清彦) 夫(川口覚) 夫の母(内田淳子) コインランドリーに来た若者(遊屋慎太郎) 鳥を見る男(諏訪太朗)

アレノのネタバレあらすじ

【起】– アレノのあらすじ1

アレノのシーン1

画像引用元:YouTube / アレノトレーラー映像

神奈川県相模原市。現在。

津久井湖を見ながら、夫と妻が並んで座っていました。『ぞうさんとくもの巣』の童謡を小さくハミングしていた夫が妻に、「なあ、放り出されるなら夏の湖と冬の湖、どっちがいい?」と質問すると、妻を引き立てながら立ち上がります。(映画タイトル)

そぼ降る雨空のもと、湖に落ちた男と妻が助け上げられていました。数人の救助者に取り囲まれた男が、もうひとりいると教えます。妻も「夫が」と息も絶え絶えに訴えました。

それを聞いた地元の青年団がさらに救助をする横で、引き揚げられた男はぶつぶつと誰にともなく告白をしていました。「僕が殺したようなものだ」と言い、男は「ボートがひっくり返るとき、あいつの腕を掴みました。あいつが泳げないことは知っていましたからね。あいつは僕の手を振り払ったんです」「あいつの口が、彼女の名を言っていたように思いました」

淡々と男が告白を続けるのを、寒さで動けない妻が横で聞いていました。

夫と妻、男の3人は、東京から相模原市に来ていました。

男と妻は救助されましたが、夫は行方知れずのままでした。相模原市藤野総合事務所(役所)から出てきた妻は、東京に帰るのをしぶりました。「家に帰ったら夫が家のなかにいそうだから、嫌だ」と言います。男は「自分の部屋に来い」と言いますが、それも妻は拒否しました。車のエンジンをかけようとした男に妻がキスをすると、誘いました。

2人はそのまま津久井湖の近くにあるラブホテル「パールホテル」に入りました。部屋からは湖が見下ろせる部屋です。部屋に入った妻はすぐさま積極的に男を求めますが、男は元気が出ません。

ラブホテルに行った妻には、夫の幻影が見えました。幻影の夫の手が妻の右手を取り、男の首にやります。それで妻は、男の左の首筋に噛み跡があることに気づきました。溺れて沈みそうな夫が夢中で男の首を噛んだようです。幻影の夫には結婚指輪が光っており、妻も結婚指輪をつけたままでした。ハミングを聞いた気がした妻が見ると、部屋の扉のところに幻影の夫が立っていました。

夫と妻、男の3人は、幼馴染の関係でした。夫は病弱で、そのために仕事を転々としていました。男は妻を愛しており、夫から奪いたいと考えていました。3人はそんな関係です。

妻がベッドで寝ていると、携帯に着信がかかります。電話は夫の母からで、夫の安否を妻に尋ねました。妻は義母に、まだ見つかっていないと答えました。

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