「ウォールフラワー」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(2件)

「ウォール・フラワー」は同名の小説を原作とし、監督は小説の作者でもあるスティーブン・チョボスキー自身が務めています。80年代を舞台に10代の思春期の瑞々しさや、心の脆さを描いた青春映画です。「パーシー・ジャクソンとオリンポスの杖」のチャーリー・ローガン・ラーマン、「ハリーポッター」シリーズのエマ・ワトソン、「少年は残酷な弓を射る」のエズラ・ミラーが出演しています。16歳の高校生のチャーリーは学校では目立たない少年、しかし変わり者だが不思議な魅力を持ったパトリックとサム兄妹と出会い、そこからチャーリーの生活は一転し色づき始める…。

あらすじ動画

ウォールフラワーの主な出演者

チャーリー(ローガン・ラーマン)、サム(エマ・ワトソン)、パトリック(エズラ・ミラー)、メアリー・エリザベス(メイ・ホイットマン)、アンダーソン先生(ポール・ラッド)、キャンディス(ニーナ・ドブレフ)、チャーリーの父(ディラン・マクダーモット)、チャーリーの母(ケイト・ウォルシュ)、ヘレン叔母さん(メラニー・リンスキー)

ウォールフラワーのネタバレあらすじ

【起】– ウォールフラワーのあらすじ1

ウォールフラワーのシーン1

画像引用元:YouTube / ウォールフラワートレーラー映像

作家志望の16歳のチャーリーは、ナイーブで少し精神的に脆いところがある少年です。今期から高校生になり新しい学校生活が始まりましたが大人しく目立たないチャーリーは学校生活に馴染めず孤立していました。

大好きな国語の授業でも先生の出す質問の答えを全て知っていましたが皆の前で発言する勇気が出せず、国語担当のアンダーソン先生は、そんなチャーリーを気に掛けます。

チャーリーの家族は両親に、大学進学を機に家を離れた兄クリス、同じ高校に通う姉キャンディスの4人家族です。両親は友達はできたかとチャーリーを心配してくれますが、チャーリーは「大丈夫だよ」とだけ告げます。チャーリーはそんな高校時代を早く終わらせたいと思っていました。

そんな時チャーリーは、ある授業で先生の物まねをして新入生を和ませてくれた、不思議な雰囲気を醸し出す上級生のパトリックが気になります。

ある日、チャーリーは1人で学校のアメフトの試合を見に行くと、先日の授業で一緒になったパトリックを発見します。チャーリーは思いっ切ってパトリックの近くに座り、声を掛けてみます。パトリックは快く応えてくれ隣で一緒に見ようと誘ってくれました。

パトリックの隣に座ると、そこへパトリックの義理の妹のサムがやって来ます。チャーリーは美しいサムに釘づけになり一目惚れをしてしまいます。その後、3人でカフェに行き意気投合、特にサムとは音楽の趣味が合い楽しい時間を過ごしたチャーリーでした。

学校で卒業生歓迎パーティーが開かれ、チャーリーも参加しますが、皆がダンスを楽しむ中一人で壁にもたれて皆を見ていました。そこに、楽しそうに踊るパトリックとサムを発見します。チャーリーは勇気を出してパトリックとサムの近くへ行くと、2人はチャーリーを迎え入れ3人でダンスを楽しみます。

パトリックとサムに、あるパーティーに連れて来られます。そこは、パトリックの仲間で変わり者の生徒たちが集まって楽しんでいました。パトリックはチャーリーにアリスとメアリー女の子たちを紹介します。

そこでチャーリーはマリファナ入りのブラウニーを口にしハイになり、サムに去年の5月に親友のマイケルが自殺したことを告白します。

チャーリーはトイレに向かう途中で、間違えて部屋のドアを開けてしまうと、そこで学園の人気者でアメフト部のブラッドとパトリックがキスしているところに出くわします。彼らはゲイだったのです。パトリックはチャーリーに今見た事は黙っていてほしいと頼み、チャーリーは誰にも言わないことを約束します。

みんながいる所に戻ってきたチャーリーとパトリック。サムはパトリックに、こっそりとチャーリーの親友が自殺したことを伝えます。するとパトリックは皆の前で「チャーリーに乾杯しよう」と言い、皆でチャーリーに乾杯します。サムは「はみだし者の島へようこそ」と告げ、チャーリーは初めて自分の存在に気付いてくれ、受け入れてくれたことを喜び、やっと安心できる居場所を見つけられました。

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