「エルヴィス」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(1件)

ヒューマンドラマ

エルヴィスの紹介:2022年7月1日公開のアメリカ映画。エルヴィス・プレスリーの誰も知らなかった真実の物語を描くミュージック・エンタテインメント。無名の歌手から時代を背負うアイコンになるまでのエルヴィスを「シャナラ・クロニクルズ」のオースティン・バトラーが、生涯にわたり彼のマネージャーを務めたトム・パーカーを『フォレスト・ガンプ 一期一会』のトム・ハンクスが演じる。また、『華麗なるギャツビー』のバズ・ラーマンが監督を務めた。

あらすじ動画

エルヴィスの主な出演者

エルヴィス・プレスリー:オースティン・バトラー トム・パーカー大佐:トム・ハンクス プリシラ・プレスリー:オリヴィア・デヨング ジェリー・シリング:ルーク・ブレイシー B.B.キング:ケルヴィン・ハリソン・Jr ジミー・ロジャーズ・スノウ:コディ・スミット=マクフィー グラディス・プレスリー:ヘレン・トンプソン ヴァーノン・プレスリー:リチャード・ロクスバーグ スティーヴ・ビンダー:デイカー・モンゴメリー ハンク・スノウ︰デビッド・ウェナム

エルヴィスのネタバレあらすじ

【起】– エルヴィスのあらすじ1

エルヴィスのシーン1

画像引用元:YouTube / エルヴィストレーラー映像

1997年1月20日、アメリカ・ネバダ州ラスベガス。

老齢のトム・パーカー大佐は自宅の居間の棚にある箱を取ろうとして、心臓発作で倒れました。パーカーが転倒した拍子に、箱の中身が床に落ちます。そこにはエルヴィス・プレスリーからの季節の挨拶状のポストカードが入っていました。

パーカーはすぐに救急搬送され、倒れたことが全米でニュースになります。パーカーはスーパースターのエルヴィス・プレスリーのマネージャーとして、名を馳せていました。エルヴィスの売り上げの50%をピンハネしていたことがエルヴィスの死後に明らかになってからは、「詐欺師」呼ばわりされていました。そうして得た金を、パーカーはギャンブルにつぎ込んでいました。

意識不明の状態で運ばれたパーカーの脳裏には、過去のことが走馬灯のように駆け巡っていました。エルヴィスの晩年である1973年、廊下で倒れたエルヴィスを見たパーカーが放ったことばは「大事なのはその男が今夜、ステージに立つことだ(健康よりもショー優先)」ということばでした。エルヴィスはパーカーの期待に応えてその夜のステージに立ち、女性たちの黄色い声を受けていました。

エルヴィスが死んだあと、パーカーはマスコミに糾弾されます。ソニー・ウェストによる暴露本が出て「エルヴィスは大佐に殺された」とさんざんに叩かれたパーカーは、当時立腹していました。苛立ちながらベッドで目覚めると「殺しなどするものか。私はエルヴィスを作った。エルヴィスはショーマンで、大佐はスノーマンだ」と叫びます…。

【テクサーカナ 1955年】

パーカーは若い頃にはカーニバルで働いていました。ハンク・スノウのもとでカーニバルの仕事をしていたパーカーはある日、ハンクの息子ジミー・ロジャーズ・スノウが持ってきた1枚のアルバムに興味を示します。

当時パーカーは、音楽ビジネスに手を染めようと考えていました。「若者の間で流行っている」とジミーが言うそのレコードは、カントリー音楽でした。その頃カントリー音楽といえば、黒人が口ずさむものでした。しかしジミーは「白人なんだ。ヘイライドに出る」と言い、パーカーは店に見に行こうと乗り出します。

「ルイジアナ・ヘイライド」という店では、音楽を聴きに来た観客で客席はいっぱいです。演奏はラジオでも流されていました。

パーカーがエルヴィスを探すと、ステージの裏手で緊張のためコーラも飲めずに震えていました。しかしコーラスの仲間の女性から「ジェシーが見守ってるわ」と声をかけられると、エルヴィスの気持ちは少し落ち着きます。ジェシーとは誕生時に亡くなった、エルヴィスの双子の兄でした。

…シェイク、1947年。

エルヴィスが黒人音楽に親しむようになったのは、生い立ちに関係します。不渡り切手が原因でエルヴィスの父・ヴァーノンは服役した際に、母・グラディスはメンフィスにある黒人用の宿舎で暮らしていました。エルヴィスは貧しい幼少期を送ります。

黒人の友人らにまじって、エルヴィスは遊びました。友だちとともに居酒屋を覗いて酒場の音楽を聴き、伝道集会のテントに入ってゴスペルにも親しみました。

パーカーと出会う前年である1954年に、エルヴィスはサン・スタジオで1枚のレコードを録音しています。しかしそのレコードは殆ど売れなかったそうです…。

さてショーが始まりますが、ステージに出てきたエルヴィスを観客もパーカーも見守ります。脂ぎった髪の毛、女性のように化粧しているエルヴィスを見て、観客の男たちは鼻で笑いました。ピンクのスーツを着た痩せたエルヴィスを男たちはバカにし、ヤジが飛びます。

ところが歌い始めたエルヴィスは、女性たちを惹きつけました。魅惑的に歌いながらステージの上で小刻みに動くエルヴィスの脚の動きを見て、女性たちは熱狂したのです。女性たちの応援に熱が入るのとは対照的に、観客の男性陣は戸惑いエルヴィスの動きに嫌悪していました。

パーカーはある女性をつぶさに観察しました。女性はエルヴィスを見て、楽しんでよいのか戸迷いの表情を浮かべていました。エルヴィスは女性たちにとって、「禁断の果実の味」のする存在だったのです。パーカーはエルヴィスに接近し、契約を結びます。

パーカーと出会った当時エルヴィスは両親や祖父母と同居して、彼らの生活を支えていました。母・グラディスは、エルヴィスが公演でフロリダへ行くのを心配します。エルヴィスが「ピンクのキャデラックをプレゼントしたい」と言っても、母はいらないと答えました。父は「売れても一瞬で終わるだろう」と言い、エルヴィスは父のことばを引き合いに出して母を説得しました。

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