「エレキの若大将」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(1件)

ヒューマンドラマ

エレキの若大将の紹介:1965年製作の日本映画。加山雄三が主演の若大将シリーズの第6弾。併映は『怪獣大戦争』。(主演:宝田明、田崎潤、水野久美、土屋嘉男)。若大将シリーズを代表する作品のひとつで、加山の代表曲である『君といつまでも』『夜空の星』が挿入歌として歌われている。

あらすじ動画

エレキの若大将の主な出演者

田沼雄一:加山雄三 星山澄子:星由里子 石山新次郎:田中邦衛 江口:江原達怡 田沼久太郎:有島一郎 田沼りき:飯田蝶子 田沼照子:中真千子 隆:寺内タケシ 松原路子:北あけみ 赤田エイサク:ジェリー藤尾 井沢:黒沢年男 仁科:二瓶正也 安原:勝部義夫 足立:井上紀明 規子:松本めぐみ 松原路子の父:上原謙 石原和子:久慈あさみ 番組司会者:内田裕也 六さん:伊原徳 赤田の取り巻き:大前亘、佐竹弘行、小松英三郎 岩本弘司

エレキの若大将のネタバレあらすじ

【起】– エレキの若大将のあらすじ1

エレキの若大将のシーン1

画像引用元:YouTube / エレキの若大将トレーラー映像

1965年。関東地方。

京南大学のアメリカンラグビー、通称:アメラグ部(現在はアメフト部)は競技場で、ライバル校の西北大学と試合をしていました。京南大学には若大将こと田沼雄一と、青大将こと石山新次郎が選手として出場しています。彼らは西北大学と接戦を繰り広げていましたが、試合の終盤で青大将が作戦にないスタンドプレーをしたことで口惜しくも敗北を喫してしまいました。キャプテンは怒って青大将を殴ろうとしますが、若大将がそれを止めます。

青大将は罪悪感を抱き、試合のあとで部員たちに「残念会をしよう」と呼びかけておごります。

若大将の家は明治時代から続くすき焼き屋「田能久」です。母はすでに他界しており、がんこで口うるさい父・久太郎と、老いても元気で孫たちに優しい祖母・りき、妹の照子が若大将の家族です。ちなみに青大将は石山製菓の御曹司で、父親に溺愛されていました。

若大将が帰宅すると、祖母のりきが肉まんのおやつがあると言いました。若大将は戸棚から出して食べます。まつは宴会のお客さんに披露するからと言って、三味線と唄の練習をしていました。

妹の照子が友だちと映画に出かけようとしますが、父・久太郎が店が忙しいから出かけるなと反対しました。

世界的な人気を誇るビートルズや来日したザ・ベンチャーズの影響で、日本では空前のエレキギターのブームでした。若大将もご多分に漏れず、エレキギターに夢中です。部屋で弾いていると音を聞きつけた蕎麦屋「長寿庵」の店員の隆が、塀をのぼって岡持ち片手に聞きに来ました。隆はギターの演奏経験はあるのですが、エレキギターは初めてだと言います。若大将は興味津々の隆にエレキギターを渡すと、いっしょに演奏しました。そこへ音がうるさいと、父・久太郎が注意しに来ました。

先輩たちが引退し、新たなアメリカンラグビー部ではキャプテンを投票で決めることになります。青大将はキャプテンになりたくて、他の部員を「接待」して票を集めようとします。これでキャプテンになれると青大将はほくそ笑みますが、実際に投票をしたところ票を集めたのは若大将でした。仲間らは青大将におごってもらいながらも、若大将に投票していました。若大将が新キャプテンに指名されて決まります。

青大将は腹を立てて、仲間と乱闘をしようとしました。それを止めた若大将が、仲直りの宴会をしようと言ったのでようやく青大将も機嫌を直します。

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