「カティンの森」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(1件)

ヒューマンドラマ

第二次世界大戦中、ポーランドで起こった「カティンの森」事件を題材にしたポーランド映画。旧ソ連近くのカティンの森付近でドイツ軍が捕虜一万五千人を黙殺するという事件が起きた。そこまでに至る経緯や状態を切々と描く。静かで淡々と描かれながら戦争映画として非常に評価が高い一作。アンジェイ・ワイダ監督作品。R-15+。122分。

あらすじ動画

カティンの森の主な出演者

マヤ・オスタシェフスカ :アンナ アルトゥル・ジミイェフスキ :アンジェイ大尉 ヴィクトリア・ゴンシェフスカ : ヴェロニカ(通称ニカ) マヤ・コモロフスカ :アンジェイの母 ヴワディスワフ・コヴァルスキ :アンジェイの父・ヤン教授 – アンジェイ・ヒラ :イェジ中尉

カティンの森のネタバレあらすじ

【起】– カティンの森のあらすじ1

カティンの森のシーン1

画像引用元:YouTube / カティンの森トレーラー映像

1939年、ドイツは不可侵条約を一方的に破棄し、同年8月にソビエト連邦(以下ソ連)と不可侵条約を交わした。秘密裏にドイツとソ連は秘密議定書があり互いの国は双方占領を決定し、そして9月1日、ドイツ軍がポーランドへ侵攻し戦争が勃発した。

これが、第二次世界大戦のはじまりとなった。

アンナという女性が、幼い娘ヴェロニカ(以下ニカ)の手を引き、戦禍から逃れるようにポーランド南部のクラクフから、出征した夫アンジェイがいるという駅へと歩いていた。

一方、ソ連もポーランドに侵攻をはじめ、東から追われて逃げてきたポーランド軍の大将夫人、カジャはクラクフへ向かっていた。

ドイツに終われる人々、ソ連に追われた人々。彼らはポーランドに流れるプク川で対峙した。逃げ場などどこにもない。互いの境遇を話したアンナとカジャだったが、カジャは一度幼い娘もいるしクラクフに一度戻った方は良いのでは?と説得したが、アンナは強く首を降った。

あっというまにポーランドは逃げ場を亡くし、軍はソ連とドイツに全面降伏した。

戦っていた大将はじめアンジェイ、仲間のイェジも捕縛され捕虜となった。

捕まったアンジェイは自らの今の状況を理解し、自分が体験したこと、見たことを全て手帳に残そうと決意し日記をつけ始めた。

駅についたアンナとニカはアンジェイの逃走を懇願したが、軍を裏切り仲間を危険に晒すことはせず、アンナの祈り虚しく輸送される列車に乗せられ駅を出発してしまう。

その頃、囚われていた捕虜たちは家族と一緒に過ごせないまま、静かで寂しいクリスマスを迎えていた。アンナはポーランド軍少佐の家に義姉たちと居候をしていた。彼女の境遇に同情した少佐が助かるために、自分との結婚を進言したがアンジェイの生きて帰ってくると信じる彼女の耳には届かなかった。

その後も家に戻れずソ連占領下で動けない状況がずっと続いた。翌年春にやっとクラクフに戻れる許可が降りたアンナたちは、年老いたアンジェイの母と共に暮らし始める。

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