「クライマーズ・ハイ」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(3件)

【結】– クライマーズ・ハイのあらすじ4

クライマーズ・ハイのシーン4

画像引用元:YouTube / クライマーズ・ハイトレーラー映像

事故当初はテレビ局も新聞も昼夜関係なく、ずっと墜落事故のニュースばかり報道していたが、4名の生存者、被害者の氏名公表、墜落原因の謎など、様々な報道がある程度された時、潮が引いたかのように「まるで避ける様に」ニュースを報道しなくなっていった。

だが残された遺族には、何も残っていなかった。突然、未曾有の飛行機事故で家族を失くし、遺体もほぼ戻ってこず、姿はマスコミに容赦なく晒されながら、真夏の体育館で悲しみの対面をさせられ、心も身体も悲しみに暮れていた。

そして何故、飛行機が落ちたのか原因も分からず、苦しみに耐えていた。

新聞社に涙を堪えながら、情報を知りたいとやってくる遺族達と実際に会い、悠木は大きく心乱される。

悠木は改めて遺族側の気持ちを知り遺族の想いを伝えるべきだと、強く直談判した。

だが航空会社の「地位」のデカさと、あの事故を再び掘り返す事を嫌う上層部には、まるで相手にされない。

社長の前で悠木はもうここでできることはないと、辞表を出した。

その際にひとつの記事を声に出して読んだ。佐山が、手に入れたものだった。

それは墜落した機内で書かれた、家族へ向けた父親からの「遺書」だった(河口博次さん)

精一杯の想いを、急降下し回転する機内で書き綴った魂の一文は、佐山の提案で悠木が北関東新聞で取り扱う最後の一面記事となった。その後、彼は退職をする。

時が経ち2007年。かつて登山仲間だった安西との約束を守る様に、谷川岳へ成長した安西の息子の燐太郎と足を運んだ。

「下るために登るんさ」と、かつて安西は語っていた。

悠木は息子の痕跡を見つけると、ずっと仕事で会えていなかった息子に会いに行く事を決意しながら、山を眺めた。

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