「クワイエットルームにようこそ」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(1件)

ヒューマンドラマ

クワイエットルームにようこその紹介:2007年製作の日本映画。幅広く活躍する松尾スズキが、芥川賞の候補になった自身の小説を映画化。内田有紀、蒼井優、妻夫木聡ら豪華キャストを迎え、ある女性の再生までの14日間を描く人間ドラマ。

あらすじ動画

クワイエットルームにようこその主な出演者

佐倉 明日香 – 内田有紀 焼畑 鉄雄 – 宮藤官九郎 夏目ミキ – 蒼井優 江口 千秋 – りょう 山岸 香織 – 平岩紙 栗田 ノリコ – 中村優子 玉木 サエ – 高橋真唯 患者 – 箕輪はるか(ハリセンボン) 明日香の友達 – 近藤春菜(ハリセンボン) 松原 – 庵野秀明 白井 ‐ 徳井優(声;伊勢志摩) 婦長 ‐ 峯村リエ 明日香の元旦那・柄名一郎 – 塚本晋也 コモノ – 妻夫木聡 金原夫人 ‐ 筒井真理子 チリチリ ‐ 馬渕英俚可 西野 – 大竹しのぶ

クワイエットルームにようこそのネタバレあらすじ

【起】– クワイエットルームにようこそのあらすじ1

クワイエットルームにようこそのシーン1

画像引用元:YouTube / クワイエットルームにようこそトレーラー映像

佐倉明日香は28歳のフリーライターです。明日香は怒涛のスケジュールで取材をしていました。週刊フラッシュTVの原稿締め切りを抱えながら、取材をいくつもハシゴします。

帰宅後にパソコンに向かって原稿を書いていた明日香は、次の瞬間に目を開くと見知らぬ天井を見ていました。何が起きているか判らずにいる明日香は、両手両足と胴体が五点拘束され、いくつも点滴の管が繋がれていることに気づきます…。

(映画タイトル)

視線の気配に気づいた明日香は、部屋のドアの隙間から自分を凝視する若い女性を見ました。その女性・夏目ミキは明日香を見つめながら何かを呟いているらしく、口が動いています。しかしなんと言っているかは判りません。

外では「熱い熱い熱い」という悲鳴が聞こえました。「頭が」と連呼しています。

看護師の江口千秋が入ってきました。明日香が目覚めていることに気づいた江口は無表情を保ったまま、ここが緑山精神科病院の女子閉鎖病棟だと明日香に説明しました。「どうしてここへきたか判りますか」と質問します。聞かれた明日香は、少しずつ記憶を辿ります。

「昨日」酒を飲みながら睡眠薬を服用したと明日香が言うと、江口は「3日前の夜」と訂正しました。明日香は2日前の午後1時に昏睡状態で運ばれており、丸2日間目を覚まさなかったのです。

2日間も眠っていたと知った明日香は、担当編集者と話がしたいと言って電話を要求しました。しかし江口は「担当医の指示を待ってください」と取り付く島もありません。薬の血中濃度が下がり、担当医と保護者の同意が得られないと退院できないと明日香に言いました。これは強制入院なのだと言った江口は、明日香が搬入時に失禁していたことを教えました。

「プチ負けコラム『アタシの生き様』に失禁ネタで書き始めた」という妄想をしてみた明日香は、担当医の松原に会います。明日香が「うっかり睡眠薬をのみすぎた」と主張すると、松原は拘束を解いてもいいと許可しました。松原はこれから出張に出るらしく、次に会えるのは1週間後です。焦った明日香が拘束を解いてもらったあと立ち上がろうとすると、ふらついて倒れました。明日香が倒れた拍子に点滴スタンドが松原を直撃し、松原は病室の床で頭を強打して血を流して倒れます。

担当医が松原から白井に変更になりました。明日香の担当看護師は、山岸香織になります。山岸は、白井医師は「じっくり時間をかけるタイプ」と教えます。早く退院したいのに、却って時間がかかることになってしまいそうだと聞いて、明日香は焦ります。

同居人(夫)の焼畑鉄雄が見舞いに来ました。鉄雄は差し入れをたくさん持ってきたのですが、持ち込みを許可されたのはマンガだけでした。鉄雄は、閉鎖病棟の患者がユニークな人ばかりだと話しながら笑います。鉄雄はお笑い系の放送作家でした。

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