「グッモーエビアン!」のネタバレあらすじと結末の感想

グッモーエビアン!の紹介:元パンクバンドのギタリストで未婚の母と、しっかり者で優秀な娘。それに加えてプー太郎でバンド仲間の母のパートナーという不思議な家族の姿をコミカルで温かに描く。
吉川トリコの同名原作を、『猫なんかよんでもこない。』の山本透が2012年に映画化。主題歌はONE OK ROCKが担当した。

予告動画

グッモーエビアン!の主な出演者

アキ(麻生久美子)、ヤグ(大泉洋)、ハツキ(三吉彩花)、トモちゃん(能年玲奈)、小川先生(小池栄子)、フリーマーケットの店番(土屋アンナ)

グッモーエビアン!のネタバレあらすじ

【起】- グッモーエビアン!のあらすじ1

パンクバンドでギタリストだったアキは、17歳で出産しシングルマザーとなりました。産まれた娘・ハツキは中3となり、ファンキーで自由なアキの反面教師か、成績は優秀でしっかり者。忙しく働くアキに代わって、家事は専らハツキの仕事です。
そんな2人には奇妙な家族がいます。アキのバンドでボーカルのヤグはアキが身籠った時、自分の子供ではないのにアキにプロポーズしました。その時ヤグはまだ15歳。以来名古屋市内で一緒に暮らしバンドも続けてきましたが、未だに籍は入れないままです。ハツキは小学生の頃までは、ずっと一緒にいるヤグが本当の父だと思っていました。

万年プー太郎のヤグは、自転車で事故に遭って保険金を手にすると、世界ツアーに行くと言って突然家を飛び出します。「おもしろい奴だよね」とアキは彼を止めませんでした。1年半以上も音信不通だったヤグから、1通の葉書が届きます。「グッモーエビアン!」(Good morning everyoneの意)とのメッセージに、いつもの陽気な彼の様子が伺えました。

葉書が届いておよそ半年後。ハツキは市内の路上で、空腹で倒れているヤグを見かけます。予告もなく2年ぶりの帰国でした。ヤグのうざったさにハツキはぐったりとしますが、やはりアキは嬉しそうな表情を浮かべます。自分の音楽がどこまで通用するか試したいと海外へ渡ったヤグですが、仲間の餞別で買った高価なアコギは、食料にすり替わっていました。そんなヤグをアキは「ロックだね、パンクだね」といつもの2人の合言葉で寛大に受け止めるのです。

【承】- グッモーエビアン!のあらすじ2

ヤグのお気楽さは幾つになっても変わりませんが、不思議と人には好かれました。フリーマーケットに行けば、初対面の人の宴会の中心人物になり、近所の知人からはいつも食料を恵んで貰うのです。ハツキの友人で裕福な家庭育ちのトモちゃんも、明るく自由なハツキの家族に憧れを抱いていました。一方のハツキは“普通”の家庭が一番との考え…。特に思春期に入ってからのハツキは、今まで一緒に馬鹿笑い出来ていたヤグに嫌悪感を抱くようになりました。ヤグに“ハッピーちゃん”と呼ばれることにもうんざりしていて、特に人前ではヤグを避けるようになったのです。

ヤグが来たことで家計は厳しくなり、アキは働く時間を増やして一家を支えていました。ハツキはそんな母を案じますが、ヤグを雇ってくれる職場もないだろうし、彼はこのままでいいと言うのです。そんなアキを知ってか知らでか、酔ったヤグは呑気におもちゃの指輪を差し出してプロポーズしました。結婚の意思が無いのか、アキはさりげなくヤグの行動を撥ねつけます。

【転】- グッモーエビアン!のあらすじ3

受験年となったハツキは、新担任の小川から三者面談にアキも出席するよう乞われます。自分の将来は自分で決めるのだとハツキに言い聞かせてきたアキは、これまでも面談に出席したことがありませんでした。ハツキがアキに打診しても彼女の答えは同じで、ハツキは結局1人で面談を受けます。Aランクの高校も望めるというハツキですが、未だに志望校を決めておらず、来週までに進路希望書を提出するよう指導されました。
ハツキはその日、塾で忙しいはずのトモちゃんに誘われます。ハツキがおもちゃの指輪の件を呆れてトモちゃんに報告すると、「ヤグがお父さんだった楽しそう」と返答されました。ムッとして帰ろうとするハツキに、「私も伝えたいことがある」とトモちゃんが引き留めます。楽しそうな家族を羨ましがるトモちゃんにハツキは腹を立て、1人で帰ってしまいました。

翌日。トモちゃんは学校に来ませんでした。両親が離婚し、鹿児島の学校へ転校することになったのです。彼女の話を聞かなかったハツキは泣き崩れました。
その頃街を歩いていたヤグは、空港へ向かう途中のトモちゃんに遭遇します。ハツキにお礼が伝えたかったというトモちゃんの想いを知ったヤグは、ハツキの学校へ侵入し彼女を迎えに来ました。「さよならとありがとうは、言える時に言わなきゃダメ」というヤグの言葉に背中を押されたハツキは、共に空港へ向かいます。ところがヤグの運転する自転車はまたもや事故に遭いました。
幸い軽症で済んだヤグですが、病院へ駆けつけたアキに死ぬふりをしてバンドを再開したいことを呟きます。空港には行けなかったものの、ハツキは電話でトモちゃんに気持ちを伝えました。

【結】- グッモーエビアン!のあらすじ4

ハツキは自分なりに考えて進路を就職希望にしたため、心配した小川が自宅まで訪ねてきます。ヤグの存在をやんわりと否定し、王道の進路を勧める小川をアキは「つまらん!」と一蹴しました。塾から戻ったハツキは、自分が家を出て働けばアキとヤグが結婚できると、就職を選んだ理由を話しますが、アキとケンカになってしまいます。言い過ぎたハツキはヤグに頬を叩かれ、家を飛び出しました。
アキはすぐにハツキの居場所を見つけます。そこはよく3人で来た土手でした。そこでアキは、ハツキの本当の父親がお腹の子を要らないと言ったことを打ち明け、それでも自分は何があってもハツキを捨てないと誓います。アキはさらに、ヤグが15歳で両親を事故で亡くしたこと、ヤグの笑顔を結婚という形で奪いたくないと考えていることも告白しました。ヤグが自分の名付け親であることも聞かされたハツキは、初めてアキとヤグの想いを知るのでした。

高校進学を決めたハツキは、無事に中学を卒業します。春休みに遊びに来たトモちゃんと一緒にハツキは、再結成したアキとヤグのバンドのライブに出かけました。久々のライブにも関わらず、ヤグはステージ上でアキと結婚することを発表します。そしてハツキが生まれた時に作った曲を、愛する娘に捧げました。父と母の想いに応えるように、パンクファッションに身を包んだハツキもステージで一緒に歌うのでした。

みんなの感想

ライターの感想

裕福でも愛のない夫婦よりも、金は無くとも愛情に溢れるアキとヤグの関係の方が心は豊かだろうなと感じました。アキとヤグの漫才のようなやりとりが大部分を占め、内容は薄いかな…というのが正直な印象ですが、ファンキーな麻生さんや、キラッキラな能年ちゃんの姿は見ていて胸がきゅんとしました。
歌には定評のある大泉さんですが、ヒロトを意識したような歌声が非常に素敵でした。劇中のセリフには名曲の歌詞が度々登場し、ライブシーンも本格的なので、音楽好きには気分が高揚できる作品ではないでしょうか。

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