「グラン・トリノ」のネタバレあらすじと結末の感想

グラン・トリノの紹介:クリント・イーストウッド監督作品。一人暮らしの頑固な老人ウォルトが、大事にしているヴィンテージ・カー「グラン・トリノ」をきっかけに、隣家に引っ越してきたアジア系の家族と少しずつ心を通じ合い、少年タオのために、自らを犠牲にして彼の未来を守ろうとする絆の物語。

予告動画

グラン・トリノの主な出演者

ウォルト・コワルスキー(クリント・イーストウッド)、タオ・ロー(ビー・バン)、スー・ロー(アーニー・ハー)

グラン・トリノのネタバレあらすじ

【起】- グラン・トリノのあらすじ1

主人公は、妻に先立たれ、一人暮らしの頑固な老人ウォルト。他人に心を許さず、自宅の芝生に一歩でも侵入されればライフルを突きつける彼に、実の息子たちも寄りつこうとしません。そんな彼の隣家にアジア系の一家が引っ越してきますが、そこに仕事もなく、学校にも行かない少年タオがいました。タオは、ウォルトが何より大事にしているヴィンテージカーを盗もうとします。

【承】- グラン・トリノのあらすじ2

愛車を盗まれそうになり怒ったウォルトですが、タオの謝罪を受け入れると、二人の間に不思議な関係が始まります。タオのことを父親のように気にかけ、職場を世話するウォルト。ウォルトに与えられた仕事で、男としての自信を持ち始めるタオ。タオを男として一人前にするという目標にウォルトは喜びを見出すようになります。父親のいないタオは、男としてのモデルがいなかったので、ウォルトが良い父親がわりになったのでした。

【転】- グラン・トリノのあらすじ3

ウォルトはタオの姉のスーとも仲良くなり、人種偏見のあったウォルトも、隣家のアジア系の一家との交流を深めていきます。タオは仕事で生き生きとしてくるのですが、彼のいとこたちが不良で、タオに根性焼きを入れたり、スーに乱暴を加えたりします。愚かな争いに巻き込まれ、家族とともに命の危険にさらされるタオ。そんなタオを救い、彼の未来を守るために、ウォルトはある決心をするのです。

【結】- グラン・トリノのあらすじ4

ウォルトは身辺の整理をすませると、タオの親類のならず者たちのところへ単身乗りこんで行きます。彼が懐に手を入れたとき、ピストルを出すと思ったならず者たちは一斉にウォルトに銃弾を浴びせ、ウォルトは命を落としてしまいます。ウォルトは全てを覚悟して、ならず者たちを警察に引き渡し、タオを救うために自分を犠牲にしたのでした。ウォルトは遺言で、グラン・トリノをタオに譲ると書き残していたのでした。

みんなの感想

  • たかみねなおさんの感想

    きわめてイーストウッドらしい作品だと思う。抜群の後味の悪さというか、世の不条理さをさらりと描いている所がイーストウッド作品らしいなと感じる。けっして心地のいい終わり方ではないけれど、そこには間違いなく正義と人を思う心が描かれていて奥深いだけでなく、人が何を理念として何を悪とし生きていくのかという哲学的なテーマも含まれているのだから、イーストウッドはやっぱり凄いなと思わざるを得ない。なんとも切ないラストなのだけれど、私たちが暮らす現実というのはかくいう物語のように明るく綺麗なものではない。選択ひとつで冷酷にもなるし、またその逆に輝きを増す。曇天の下にいるような気分にさせてくれる作品も、たまにはあってもいいだろう。

  • doug.kさんの感想

    。人種差別主義の主人公がアジア系の隣人と当初は距離を置きつつも、だんだんと親しくなっていきます。隣人一家はいたって真面目な生活を営むが、同アジア人ギャングのグループがつきまとい、真っ当な人生が見えてこない理不尽な状況を解決するために主人公がとった行動は、切なく苦しいが希望につながる、まさにイーストウッドの映画です。

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