映画:シェナンドー河

「シェナンドー河」のネタバレあらすじと結末

ヒューマンドラマ

シェナンドー河の紹介:南北戦争下のバージニアを舞台にしたジェームズ・スチュワート主演のヒューマンドラマ。シェナンドー河で平和に暮らす家族が戦争の悲劇に巻き込まれる姿を描いていく。1965年アメリカ製作。

あらすじ動画

シェナンドー河の主な出演者

チャーリー(ジェームズ・スチュワート)、サム(ダグ・マクルーア)、ジェニー(ローズマリー・フォーサイス)、アン(キャサリン・ロス)

シェナンドー河のネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

【起】- シェナンドー河のあらすじ1

物語の舞台は南北戦争下のバージニア、シェナンドー河が流れる地域。この地域で農場を営むアンダーソン家は大家族でにぎやかに暮らしていました。アンダーソン家は南部の家には珍しく、黒人奴隷を持っていませんでした。家父長のチャーリー、その六人の息子、ジェイコブ、ジョン、ジェームズ、ネイサン、ヘンリー、ボーイは農作業に励み、娘のジェニーとジェームズの妻アンは家事を取り仕切っており、アンダーソン家は家族で協力し合いながらこれまで生活してきました。そのため、チャーリーは南北戦争に無関心を貫き、息子たちが南軍に加わることを許さず、息子たちを徴発しようとする南軍兵士も追い返してきました。

そんな中、ジェニーが南軍将校のサムと結婚することとなり、すぐに二人の結婚式が執り行われました。ところが、二人が結婚の誓いを立てた直後、サムは早急に部隊と合流するよう指令を受けてしまいます。伝令の話によると、戦況は悪化しているようでした。こうして、ジェニーとサムは結婚早々離れ離れになってしまいました。

それからすぐ、アンが第一子となる女の子を出産、チャーリーの亡き妻の名にちなんでマーサと名付けられました。お祝いムードに沸くアンダーソン家でしたが、そんな中、近所に暮らす黒人奴隷の少年ガブリエルがチャーリーの農場を訪れ、驚きの事実を伝えてきました。チャーリーの末の息子のボーイが北軍に捕らえられてしまったというのです。ガブリエルの話によれば、ボーイはガブリエルと遊んでいたときに北軍の部隊と出くわし、そのうえ、川で拾った南軍の帽子をかぶっていたことが災いし、南軍兵士と見なされてしまったといいます。北軍の兵士は黒人のガブリエルには手を出さず、もう自由だとだけ告げ、ボーイ一人を連行していきました。

【承】- シェナンドー河のあらすじ2

チャーリーはジェームズとアンに家の留守を任せ、他の息子たちを連れてボーイの捜索に向かいました。チャーリーの反対を押し切り、ジェニーも男装してこの旅に同行しました。チャーリーたちは北軍の野営地に乗り込み、手違いで息子が捕虜になったことをフェアチャイルドという北軍の将校に告げ、手違いを証明する書面を発行してもらいました。

チャーリーたちはこの書面を手にすぐに捕虜搬送作業中の駅に向かいました。チャーリーは書面を見せてボーイを探させて欲しいと頼みますが、責任者の将校は頭が固く、聞く耳を持とうとしません。そこで、チャーリーたちは先回りして捕虜搬送列車の線路妨害し、列車内の捕虜を解放しました。残念ながら列車の中にボーイの姿はありませんでしたが、チャーリーたちは大勢の捕虜たちの中にサムの姿を見つけ出しました。サムはジェニーとの再会を喜び、チャーリーたちとともにボーイ探しに加わりました。

【転】- シェナンドー河のあらすじ3

同じ頃、別の捕虜収容所にいたボーイはそこで出会った仲間とともに脱走をはかり、故郷を目指していました。その旅の道中、ボーイたちは南軍と合流しますが、すぐに北軍と交戦することとなり、ボーイは肩を撃たれてしまいます。ボーイは北軍の兵士が近づいてくるのを見て絶望しますが、その兵士はボーイがよく知る人物でした。それは、ガブリエルでした。ガブリエルは自由の身となった後に北軍に参加していたのです。ガブリエルは何も言わずに微笑み、ボーイを茂みの中に隠すと、またすぐに戦場に戻って行きました。

一方、アンダーソン家の農場では惨劇が起きていました。数人の脱走兵が農場に侵入し、ジェームズとアンを殺害したのです。また、チャーリー一行も悲劇に見舞われていました。チャーリーたちが馬で走っていると、近くにいた若い南軍の兵士が馬の音に過剰に反応し、発砲してきたのです。この銃撃により、ジェイコブは帰らぬ人となりました。チャーリーはすぐに発砲してきた兵士に襲いかかり、首を締めました。しかし、この兵士がボーイと同じ16歳であることを知ると、チャーリーは兵士の首から手を離しました。「親の気持ちを理解したとき、私の心境を想像してみろ。もしいつか、息子を誰かに殺されたら私を思い出せ」…チャーリーは兵士にそう告げ、去っていきました。

【結】- シェナンドー河のあらすじ4

その後、チャーリーたちはボーイ探しを一旦打ち切り、農場に戻っていきました。チャーリーたちはその帰り道で町医者と出会い、ジェームズとアンが死んだことを知らされました。チャーリーは息子夫婦の死に心を痛め、生き残った赤ん坊のマーサを優しく抱くのでした。

チャーリーは亡き妻の墓の隣にジェイコブ、ジェームズ、アンの墓を建て、悲嘆に暮れました。その後、チャーリーたちは教会の日曜礼拝に行きました。チャーリーたちが町の人々ともに聖歌を歌い始めようとしたときのことでした。突然ボーイがよろめきながら教会に入ってきたのです。チャーリーはボーイの姿を確認すると、その表情は突然明るくなりました。チャーリーはボーイに手を貸し、席に連れてってやると、聖歌を歌い始めました。ボーイは家族との再会に感激しながら、聖歌を歌うのでした。

みんなの感想

ライターの感想

戦争で傷つく兵士たちの姿だけでなく、脱走兵による犯罪や捕虜への理不尽な扱いなどを通じて、戦争によって平和な日々が奪われる家族の姿をじっくりと描いた作品です。また、男同士の小競り合いから戦闘シーンまで幅広いアクションシーンが描かれていますが、その中でも特に見応えがあったのは、ローズマリー・フォーサイス演じるジェニーが銃を構える姿です。場面は少ないですが、大勢の男に囲まれながらもたくましく馬に乗り、銃を操る姿は他の男顔負けのかっこよさでした。

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