「シークレット・スーパースター」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(1件)

ヒューマンドラマ

映画「シークレット・スーパースター」の感想

ライターの感想

「ダンカル きっと つよくなる」も、女性が自分の実力で栄光を勝ち取り、社会慣習によって押し付けられがちなインドの女性の生き方を拒否し、人生を切り拓いていくドラマでした。近年のインド映画には、こうした女性の地位向上、古い慣習からの脱却、といったテーマを感じる作品が多い傾向を感じます。この映画でも、昔の女性の識字率の低さ(インシアの母は字が読めない)、生まれる子供は男子が望まれる、経済的に夫に依存する妻、といった男尊女卑の設定がふんだんにちりばめられ、それらを自分の実力と行動力でもって打破していくインシアに、多くの人々がカタルシスを受けた結果、大ヒットとなった一面もあるのではないでしょうか。日本人の私が見ると表面的にしか理解できないそれらの問題ですが、インドの女性たちにはもっとリアルに、身につまされる部分があるのかも知れません。それにしても、最初の方のインシアは、もうちょっとチンタンの扱いを何とかしなさいよ…と思ったのは私だけでしょうか。チンタン…!めっちゃいい奴じゃないですか。邪険にされても仔犬みたいについていって、インシアのために何でもしてあげようとする。父みたいなDV男でなく、こんな男の子こそ結婚相手に選ぶべきで、彼のその包むような優しさに、幼いインシアがなかなか気づかないことに、私はやきもきするのでした。
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